ここにUPした小さなチョウはソテツを食害するクロマダラソテツシジミです。
日本では1992年に沖縄で初めて発生が確認され、その9年後の2001年に与那国島で再び発生。
そして、それから5年後の2006年の12月に石垣島で発生し、冬季の寒さで消滅するかと思ったら・・・・
翌年の2007年に入ると消滅するどころか島々を伝うように北上し、最終的には兵庫や大阪でも発生したという曰くつきのチョウ。
そんなクロマダラソテツシジミが娘が発芽させた11年物のソテツの周りで飛んでました。
おまけに複数の個体が・・・・
と、言う事は我が家のソテツが狙らわれてる!
しかーし、狙っているのは国内に自生するソテツばかりで、同じ庭にあるZamia科のソテツには全く興味が無いらしく近寄りもしない。
あっ!
そりゃそうと・・・・
中国を原産とする同属のデバオエンシス(Cycas debaoensis)にも興味を示さない。
まぁ、そんなことは話は別にして・・・・
あの2006年の暮れから2007年にかけての冬に自然消滅してくれたら珍チョウのままで終わっていたのに、今ではCherryの庭で普通に飛んでいる。