
桜島の噴火撮影は夜は忙しくても昼間は全くの暇。
おまけに島内にいると車の窓も開けられない。
えっ!?
開けるとどうなるかって?
そりゃ、こんな灰が車内に間違いなく積もります。(

)

だから…
出来るだけ灰が無い場所へ逃げようと佐多岬まで行ってきたんですよね。
序に、先ネタのルリナガボソタマムシとかを拾いながら…
でも、ここまで来たら、やっぱり海でしょ!
で、漁港へと下りてみると、ベラやキュウセンに混じってチョウチョウオの仲間やソラスズメダイの姿が見られます。
そして、水面には相も変わらず数多くのハリセンボンも…

ならば防波堤の壁面にイシダイのチビがいないなぁ?
なーんて見てたら、おっ!ウミウシの姿が…
そして、そのウミウシに混じって巨大なアメフラシの姿も。
ん…
このアメフラシってアマクサアメフラシ?、それとも普通のアメフラシ?
とっ捕まえれば同定は簡単なんだけど網の柄が短くて届かない。
そこで、水際近くで陣取っていたウミウシを捕獲してみると、それはクロシタナシウミウシ科のミヤコウミウシ(
Dendrodoris denisoni)でした。
それも10cmを超えるという立派なサイズです。
※撮影が終わったら、元いた海へと返してあげましたよ。

序に海にカメラを突っ込んで撮影したのが、これ。(

)
透明度も良く奥の方まで綺麗に写りました。