倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈行事報告〉

2009-11-25 | インポート

11/24 Tue.  [ クラちゃんの起床時刻 5:30 AM

 

 

 

いつものとおり早起きクラちゃん、朝イチバンの日課であるブログ更新をしようとPCに向かうと、何やらいつもと違う画面が。

 

 

 

読み進めてみると、どうやらブログのログインシステムが変更されたようなのです。

画面上は「手順に従って操作すれば、今まで以上に使いやすくなります」とされているのですが、どう操作しても「使いやすく」の画面まで到達することができません(@@

 

 

結局第三者のヘルプを仰ぐことになったのですが、その間、閲覧者の皆さんにはゴ迷惑をかけることとなってしまいました。

 

臨時休業の失礼を謹んでお詫び申し上げますと共に、掲載し損ねた活動のご報告をさせていただきます。

 

 

 

 

◇ 11/23(月)

・長野市ソフトテニス協会の「納会大会」の

                〝お楽しみ時間〟に伺いました。

 

 

この日は、私が会長を務める「長野市テニス協会」の「納会大会」が行われました。

 

 

 

 

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早いもので季節は11月、テニスや野球などの屋外競技は、そろそろシーズンを一旦しめくくる時期を迎えます。

 

 

この納会大会、競技者を中心に構成されているテニス協会の会員ですが、この日ばかりは勝ち負けにこだわらず、親睦を主としての「団体戦」を行います。

 

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私が伺ったのは、ちょうどお昼どきでした。

いつものとおりに本部席に伺うと、アレ、誰もいません。

で、施設の裏に回ると、試合のない参加選手の方が、なぜか窓に向かって立っています。

 

 

 

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何をされているのかと覗くと、ギモンは即座に判明しました。

 

 

窓の向こうはパントリー(湯沸かし室)で、協会役員の曲淵さんと  さんが「トン汁」を調理し、それを窓越しから選手の皆さんにデリバリーしていたのでした(^^

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ナルホドこれならいちいち施設の中に迂回(うかい)せずにその場で、ゲームの合間に召し上がることができ、この〝ワンストップサービス〟は、スムーズな試合進行に大きく貢献しているのでした。

 

 

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改めて〝厨房〟を伺うと、三畳にも満たない狭いスペースで「テニス協会のオ母サン」のお二人は、イイ汗をかき、お腹を空かせたて並んだ皆さんに、かいがいしくオ給仕を務めていたのでした。

 

 

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私も皆さんと一緒にご相伴にあずかったのですが、秋空の下でいただく〝湯気の上る〟トン汁はとってもオイシク、何より、皆さんで一緒にいただいたのは、名実ともに〝温かいひととき〟でした。

 

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長野市テニス協会は、市内の競技レベルの向上と、テニス愛好者の底辺拡大をめざし、役員サンを中心に脈々と活動を展開されています。

 

 

そして、その根底には、皆さん自身「テニスが大好き」で、自分たちがテニスを愛好することで、市民に最も手軽なスポーツであるテニスを広く伝播しておられます。

 

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今後も、テニスの楽しさを一人でも多くの市民の方々が感じ取っていただき、将来に亘ってテニスが受け継がれることを期待して止まないところです。

 

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・立正佼正会長野教会の村山教会長の送別会にお招きいただき、

                        寂しさを共有しました…。

 

 

夜は、親交を深めさせていただいている「立正佼正会長野教会」の村山教会長サンが、急きょ転任することとなり、教会の壮年部が企画した送別会にお招きいただき、村山教会長がどれほど皆さんに慕われていたかを再認識すると同時に、私も一人の個人として親しくしていただいた経過を踏まえ、突然の別れの悲しみを共有し、別れを惜しみました。

 

 

 

普遍宗教たる仏教を伝導する立正佼正会は、自教を絶対とする、他の「原理主義的宗教」と異なり、私のような〝一般人〟も、寛容の精神で受け入れてくだいます。

 

私も、初出馬以来「まず他者の幸せ」を第一義とする佼正会の教えについて、議員の立場で学ぶことが多くあり、ことあるごとに足を運び、教会長サンのご法話などを通じ、学びの機会をいただいております。

 

 

これまで三代に亘る教会長サンと親交をもたせていただいておりましたが、とりわけ一昨年赴任された村山教会長サンとは波長が合い、親交が高じて、この7月からは地元のスナックで、教会長サンの誕生日の17日に「一七会」として例会を行うまでの間柄になりました。

 

 

ところが、聞けば、全国区である教会職員、とりわけ教会長職は、ある日突然「〇月〇日から〇〇教会の教会長を命ず」という辞令が発動され、否応なしに転任を余儀なくされるとのことです。

 

この度は、盛岡教会の教会長兼ねて北日本ブロックのブロック長という辞令で、いわば「ご栄転」なので、本来は祝うべきところなのですが、それを超えた「突然の別れの悲しみ」が一同の胸中を覆ってしまったところです。

 

 

 

村山教会長サンは、自身の極貧の幼少時代を経て「大衆の心を理解してくださる教会長」として、僅か2年の間でしたが、それは皆さんに慕われる存在となっていました。

 

「他者を思う気持ちが自分の人生を変え、やがて社会全体を善導する。」ということをモットー に、法話の場では、身振り手振りで、ときにユーモアを交えて熱く語る姿は聞く者の心を掴み、その評判を聞いて、今まで教会に足を運ばなかった方も、ご法話のある日ばかりは通うようになったという逸話があるほどです。

また、日頃から、社会における男性の役割についても「男は社会になくてはならない存在であれ」と壮年部を熱心に指導され、何というかチームのキャプテン的存在として、オトコショ(男衆)からも慕われているのでした。

 

その、オトコショから成る壮年部が主催の送別会、オトコ臭い中に男の友情の機運が満ち、私も話しの輪の中で、これまでの交流を懐古し、共に涙を流しました。

 

それでも最後は「今や長野と盛岡は、新幹線でひとっ飛び。いくらか離れて活動するようになりましたが、思いは同じ、これからはお互いに切磋琢磨し、どこかで会えた時、村山教会長サンから「成長したな」と言われるように頑張りましょう。」とエールを交わし、参加者全員でカメラに収まりました。

 

 

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この夜集まった皆さんも、共通認識をもってそれぞれの社会生活を過ごし、教会長サンは、全てを包含した立場で、みんなの「良き理解者」として大きな存在感を示しておられます。

 

 

物理的な別れを通じて、一抹の悲しさにとらわれたものでしたが、共通の思いを抱いていれば、いつ、どこにいても、一体感をもって精進できるものです。

 

村山教会長サンとの突然の別れを通じて「距離を超えた共通認識」の大切さを再認識したところです。

 

 


〈「フォント」を通じた価値観分析〉

2009-11-23 | インポート

11/22 Sun.  [ クラちゃんの起床時刻 5:35 AM ]

 

◇ 「趣味における〝こだわり〟」を特集するTV番組を観て

                         〝価値観〟について思いをいたしました。

 

夜中に目が覚めて、ふとTVをつけると、某NHKで「熱中時間」なる番組が放映されていました。

 

寝ぼけて観ていたのでヨク覚えていませんが ^^; どうやら「鉄道関係のツールに熱中する大人」を紹介しているようでした。

そこで紹介されていたのは「鉄道車両に関するフォント(文字書体)に関するこだわり」を持つ方でした。

 

何でも、列車の車体にある「長野」とか「東京」などの、行き先を表示する「車体看板」のフォント(書体)は「国鉄文字」という独特の書体で、その彼は、その「鉄道文字」に〝熱中〟している、とのことでした。

そして、くだんの彼は、昨今の車両の近代化で、この「国鉄文字」の使用車両が減ってきたことへ〝危機感〟を募らせ、それならばいっそ、とばかり、自分が収集した表示文字をベースに、自分で「国鉄文字」をデータ化し、ご自身のPCのフォントに組み入れてしまったそうです(@@)

 

で、今では、年賀状のフォントも、この「国鉄文字」を使用し、悦に入っているとのことでした。

 

言われてみればこの「国鉄文字」ゴシック体でもなく丸ゴシック体でもなく、強いて言えば Windows Vista に採用された「メイリオ」という書体に似ている感じがしますが…いずれにしても、同じ鉄道マニアでも、車両とかでなく「文字」にこだわりが向くのというのは、趣味を通じた「価値観」の多様性の成せる技、とでも申しましょうか(^^)

 

「趣味」に特筆されますが〝価値観〟というのは人それぞれ、その人がイイと思えば、回りから「そんなモン…」などと言う〝冷やかし〟は大きなお世話でしょう。

 

ある人にとっての「無用の長物」も、人によっては「垂涎(すいぜん)のお宝」に映りますし、(例えばこの「国鉄文字」のように)一般人は、列車名が読めれば書体などどうでもイイと思っていても、くだんの氏にとっては、生涯を賭(と)した(^^)究極のこだわりとなるものです。

 

また、スタジオ内の他の「こだわりを持つ人たち(確か、この「フォント」の次に登場した方は「車両の〝台座〟へのこだわり」と紹介されていました ^^)」も、国鉄文字について熱く語る彼の解説に「うん、うん」とうなずき、同じ〝熱中人間〟として理解を示していました。

こだわる対象は違えど「こだわり」についての価値観は一致しているのでした。

 

ものごとへの価値観は〝分かる人にしか分からない〟面があり、逆にいえば、共通した価値観をもった者同士は、それはそれは強い〝絆(きずな)〟で結ばれるものだと思います。

 

長い人生を過ごすうちには、さまざまな人との出会いがあり、仕事や趣味などを通じて、いろんな物事に触れる機会があると思います。

 

そんな中、いかに価値観を共有できる存在と出会えるか、またいかに共感できる事柄について協働できるか、が、社会で生きるうえでの満足度を推し量る基準、充実した人生を送る術(すべ)になるのかもしれないな、と思い、これは、とすべき大きなテーマについては、価値観を共有できる存在と協働で、お互いを高め合いながら歩んでいきたい、と思いをいたした次第です。 

 

Jr

         [参考]国鉄文字 

 

 

 

★ 注意情報!・・・「レモンの搾(しぼ)り汁」には充分ゴ注意ください!・・・ ^^; ★

 

この間、出された料理(サラダ)に、三日月型に切ったレモンが添えられており、風味付けにとギュッと搾(しぼ)ったところ、レモン汁の一滴がイレギュラーし、あろうことかクラちゃんの左眼球に飛び込んできたのです (@@)

 

事故直後 「目から火が出る」 とゆーか 「目に火が入った」 とゆーか、とにかく「ギャ~!」状態      (@ X)・・・イヤ浸(し)みるの何の、ナントカクールとかう目薬の百万倍の効き目で、人目もはばからず、「しみる、しみる!」を連呼してしまいました ^^;

レモン酸パワー恐るべし、デシタ。

 

が、しかしそこは体内反応の妙、クラちゃんの左目は、直ちにレモン果汁を排除すべく多量の涙を分泌させ、クラちゃんは左目だけが極度のウルウル状態になったものの、ことなきを得たのでした。

 

視聴者(^^)の皆さん、添えられたレモンを搾る際には、空いた手でシッカリとガードし、くれぐれも目に飛び込まないようにご注意ください ^^; 

 

 

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〈「障害者認定取得手続き」を通じて「できる限りのこと」を〉

2009-11-22 | インポート

11/21 Sat.  [ クラちゃんの起床時刻 5:05 AM ]

 

◇ 一本の電話に、安堵(あんど)を共有しました。

 

朝、私のケータイが鳴り、出てみると、市内に住むAさんです。

電話の声は明るく「あ、クラノさん、おかげさまで障害認定5級、取得できました!」とのことです。

 

それを聞いて、私も心から安堵し「ヨカッタですね!でもこれからです、頑張りましょう!」と声をかけさせていただきました。

 

というのも、実はAさん、昨年就労中にトラックの荷台から転落し、その際、左膝に複雑な力が加わってしまい、加療の甲斐なく膝を支える筋肉が回復せず、障がいが残ってしまったのでした。

結果、就労の継続が困難になり退社、職業安定所で保険手続きを進めていましたが、今後のことを考えると、障害者認定を取得するべきであるということから申請を出したものの、判定の狭間にあって、本来取得したい「5級」に及ばず「7級」にとどまってしまったのでした。

 

このままでは後の生活に大きな支障が出る、ということで人を介して私のところへ相談に来られ、二人三脚で試行錯誤していたのでした。

 

マ、ひと昔前のギイン稼業であれば、窓口にねじ込み「何とかしろ!」というところだったかもしれませんが、今は時代が違います。

まず二人で障害福祉課を訪れ、顛末を話したうえで再申請の相談をすると、窓口の職員は、それは丁寧に対応してくださいました。

そのうち奥から課長も来られ「どうしました?」とのこと。

 

障害者認定は、複数の医師から成る「判定委員会」において、申請のための診断書に基づき判定がされ、その結果、障がいの程度に基づき等級が定められます。

その判定に納得がいかない場合は「不服申し立て」を行い、再審査を求めるのです。

 

単なる〝お役所仕事〟であれば、ここで「ハイ、不服申し立て書。不服があればここに必要事項記入して持ってきて。」でチョン、というところでしょうが、障害福祉課の職員は「不服申し立ては最終手段なので、そこで蹴られたらオシマイです。なのでその前に、診断された内容を吟味し、自分の症状にそぐわないと思われる点があったら、その点について主治医にもう一度相談し、改めて診断していただいた方がイイと思いますよ。」と親身になってアドバイスしてくださいました。

 

そこで診断書を持ち帰り、二人で素人なりに吟味してみると、Aさんの障がいの一番の要因になっている「膝の動揺」による生活への支障の点の記載が、やや弱いことに気づきました。

Aさんは、左膝の左右の筋肉の障がいにより、膝が左右に「カクッ」と〝折れて〟しまい、歩行困難、ましてや作業など難しい状況にあるのでした。

 

その点を確認し、Aさんは後日改めて主治医を訪ね、再診断していただき、再診断書を携え障害福祉課に足を運ぶと「分かりました。できるだけやってみましょう。」との返事をいただき、私たちは改めて判定を待ったところです。

 

で、届いたのが、さきの朗報でした。

後で窓口に御礼の電話を入れると、職員の方も我がことのように喜んでくださり、改めて誠意が通じ合ったところです。

聞けば「行政のプロ」として、再申請は〝後がない〟ことを自覚する中で、慎重に慎重を期して事務作業をこなしてくださったとのこと、ホントに頭の下がる思いでした。

 

法や条例、規定に基づく判定や決定は、それを曲げてまで通すことは不可能ですが、情報や知識の少ない市民が出した申請に対して〝きまり〟の範囲の中で最善の結果を導き出すためにアドバイスすることは「公僕」たる行政担当の責務だと思います。

しかし、えてしてその手の〝サービス〟は、事務の手を煩(わずら)わすことから、職員とすれば、お決まり通りの手続きの対応をするのがイチバン楽かもしれません。

 

しかし、申請する市民の側に立ってみれば(とりわけ今回のような福祉関係の手続きなどは)藁(わら)をもすがる思いで相談に訪れるもの、職員のノウハウで救済されるとすれば、こんなありがたいことはありません。

 

Aさんにおかれては、障がいを負ってしまったことは不幸なことですが、今回の障害福祉課の親身な対応を励みに、改めて人生のステップを登られることを期待して止まないところです。

 

何かと甲乙つけられる行政職員ですが、今回の親身な対応、職員の立場でできる限りのことを行ってくれた〝実践例〟を目にし、一筋の光明を見た思いがしました。

ありがとうございました。

 

 

☆ オマケ・・・「スーパーに停まってたスーパーなスーパーカブ ^^」

 

先日の「生活に根ざしたフードドライブ」が、マツヤ赤沼店で行われましたが、昼食のために店先を移動中、駐輪場に1台のバイク「スーパーカブ」が。

 

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日本男子なら誰もが知る(^^)このバイクは、耐久性において世界ナンバーワンのエコノミーモデルです(亡くなった親父もいっとき乗ってました)

 

で、特筆すべきは、その「スーパーな雪国仕様」です。

おそらく、飯山など多雪地域から買い物に来たのでしょう、ここのところの冷え込みの「雪の便り」を早めに察知し、オーナーのオッチャン(たぶん)は、スーパーカブにスーパーなスパイクタイヤを装着していたのでした。

  

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今や四輪界では使用が禁止されているスパイクタイヤですが。二輪については安全性が優先され、今でもOKのようです。

 

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ところで皆さん「バイクのスパイクタイヤ」って、見たことあります?

おそらくこのバイクが、オッチャン(たぶん)の唯一の「足」なのでしょう。

 

 

面識のないオッチャン(たぶん)ですが、雪道でスッテンコロリンしないよう、無事故でこの冬を乗り切られることを祈念した次第です。

 

 

 


〈晩秋のイベント「マレット大会」・慶事「叙勲のお祝い」〉

2009-11-21 | インポート

11/20 Fri.  [ クラちゃんの起床時刻 3:25 AM ]

 

◇ 「2009年 秋のマレットゴルフ大会」を開催、多くの愛好者のご参加をいただきました。

 

晩秋の好日、犀川河川敷にある手造りマレットゴルフ場「アカシアの杜」で、今年の秋の大会を開催、多くの愛好者の皆さんにご参加をいただきました。

 

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「アカシアの杜」は(たびたび触れさせていただいていますが)地域の愛好者の熱意の集積により行政を動かし、官民共同で造成されたコースで、造成間もなく大水害に見舞われるも、住民パワーで見事復旧させた歴史をもつコースです。

 

今や、熱心な愛好者の皆さんの手により、それはそれはシッカリと管理されており、健康増進と地域親交の寄り処として定着しています。

 

私も、その〝汗と涙の造成ドラマ〟に当初から関わらせていただいており、したがって、クラノ後援会のマレットゴルフ大会は、ここ「アカシアの杜」で行うことが定石(じょうせき)となっています。

 

大会については、年2回行われることが恒例になっているのですが、今年は選挙の当たり年で、9月以降、後援会行事ができない状況になってしまいました。

 

そうこうしているうちに時間ばかりが経過し、霜月の候となってしまいましたが、皆さん楽しみにしている年中行事ですので、寒波の襲来がないことを願いつつ〝強行開催〟させていただいたところです。

 

ところがあいにく、ここ数日は寒冷前線やら低気圧やらが相次いで列島を訪れたことから、天気巡りによってはブルブルガタガタの気候になることも懸念されましたが、そこは皆さんのご人徳(^^)河川敷特有の寒気はありましたが、ここ数日の荒天をもってすれば、まずまずのマレット日和となってくれました。

 

、そうは言っても朝は寒(かん)じたことから、気配りのクラちゃんは、参加賞に「貼るカイロ」を忍ばせ、少しでも温かくプレイを楽しんでいただくことを祈念したところです。

 

ところで、ここのところ忙殺され足が遠のいていた「アカシアの杜」開催準備にと早めに到着してビックリ!

 

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何と立派な「看板」が設置されているではありませんか。

 

伺えば、焚きつけにと持ち込まれた廃材の「見栄え」がイイので、居合わせたメンバーの興が乗り、筆を持つ人、レリーフを彫る人〝屋根〟を付ける人と、それぞれの「一芸」を合わせ、この作品を相成った、とのこと(@ @)

何というか「連帯の象徴」のようでした。

 

開会式で南澤後援会長から、諸般の事情で開催が今頃になってしまったことをお詫びする挨拶をいただき、大会が開会されました。

 

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このコースは、18ホールの2コースのため、1番から順番にスタートしたのでは時間がかかり過ぎることから、130人を超える参加者は、18ある全ホールに組ごとに張りつく形で待機し、そのコースを第1ホールとして一斉にヨーイ・ドン、歯車が回るが如くラウンドします。

 

したがって、どのコースにもプレイヤーとギャラリーが混在することになり、待ってる間は他の組のプレイを見守っては声援が送られていました。

 

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またこの日は、同級生の冨沢くんのお母サンが、生まれてこの方ン十年で初めてのご参加をいただき「絵手紙のようにウマくはいかないけど、楽しい!」と言ってくださいました。

お仲間の百瀬サン、南澤後援会長と笑顔のラウンドです。

 

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やがて和気あいあいのうちに皆さんホールアウトされ、オナーによるアテストが行われ、時間勝負の集計作業が行われました。 

 

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実は、この集計方法については、クラちゃん考案の「たんざく方式」が実力をいかんなく発揮しているのです v(^^)v

 

すなわち、予め個人のスコアを記入する「たんざく」を用意しておき、アテストの際その「たんざく」にスコアと生年月日を記入していただきます。 

 

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で、それをスコアごとに仕切られた「ポスト封筒」に入れ、後はスコアの順位ごとに、その「たんざく」をボードに直接貼り出す、というもの(同スコアの場合は年長者が上位)で、集計の時間短縮と正確さが〝評判〟になっているのでした。

 

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役員総がかりでのスコア集計が終了、直ちに表彰式に移りました。

 

マレットゴルフ自体が気軽なスポーツということで、賞品についても「もらって困らない」しょう油や味噌や家庭用品などの生活必需品を選ばせていただき、無論クラちゃんコンペは「外れクジなし」です。 

 

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賞品の大小はあれど、せっかく参加していただいた皆さんに〝当たり外れの悲哀〟を味わせることのないよう、全ての皆さんに、何かしら「お土産」をつけさせていただきました。

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クラノ後援会のモットーは「上に薄く、下に厚く ^^」ま、上位者にも敬意は表しますが、それ以上に、下位の方の「飛び賞」に目玉賞品をあて「スコアはイマイチだったけど、賞品で当たった!」と〝別の喜び〟を味わっていただけるよう、趣向をこらしたところです。

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いずれにしても、空から冷たいモノが降ってくるでもなく、無事秋の大会を開催することができました。

 

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(先日の秋田市の視察ではありませんが)スポーツは人類独特の文化であり、健康増進と共に、地域の連帯を生み出す格好の「ツール」でもあります。

 

とりわけ、手軽に楽しめるマレットゴルフは、理想的な地域スポーツのひとつであることから、これからも、競技(というと大げさですが ^^)の普及と環境整備に向け、皆さんと楽しく力を合わせながら、取り組んでまいりたいと、愛好者の皆さんの笑顔に囲まれながら思った次第です。

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◇ 昭和児童センター館長の 島田孝司さんが、晴れの叙勲を受章、

                     厚生員の皆さんと祝意を贈りました。

 

夜は、地域にある割烹「志麻」さんで、心のこもったお祝いの席にお呼びいただきました。

 

というのも、今年の秋の叙勲で、教員OBの島田孝司さんが「瑞宝双光章」の受章の栄に浴され、その島田さんが、現在「昭和児童センター」の館長を務めておられることから、島田館長を慕う厚生員の皆さんの発案で、この日の「お祝いの席」となったものです。

 

「昭和児童センター」は、かれこれ4年ほど前、狭隘(きょうあい)であった昭和児童館の移転に迫られた際、昭和小のプレハブを取り壊さず活用したもので、私が一連の取り組みに深く係わったことから、現在も親しくさせていただいており、この日の祝宴にお招きいただいたものです。

 

施設の管理・運営においては、ややもすると管理者と職員には〝温度差〟が生じてしまうものですが、この昭和児童センターにおいては、島田館長の温厚なお人柄と熱心な厚生員さんたちの心が融和しており、ホントに和気あいあいの中で、この度の叙勲を祝っておられました。 

 

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島田館長からは、受章の驚きと喜び、また皇居での授章式の際、天皇陛下と「目が合って」しまったことなどの土産話しを聞かせていただき、改めて叙勲の重さと、皆さんで祝っていただくことへの謝意が述べられたところです。

 

私も挨拶で述べさせていただきましたが、選挙においての「立候補」は、誰の推薦を受けなくても、出たい者は〝自由に〟立候補できますが、こと叙勲となると、いくら本人が欲しくても「推薦人」がいないことには受章の対象にならないのです。

 

したがって、島田さんのように人望のある方しか〝権利〟はなく、その点ではギイン職より重いのでは(^^)とも思うところです。

 

今回のお祝いの会を発案をし、全員の厚生員さんが一同に会して館長サンの叙勲を祝ったことは、これからの館運営の結束をより一層高め、ひいては放課後児童の最適な居場所づくりの一助を成すことにつながると思います。

 

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どうせ同じ地域社会、同じ職場で時間を過ごすなら、良好な人間関係でいた方が、イイに決まってますもんネ(^^)

 

 

 

 

 

 


〈行政視察報告「秋田市」〉

2009-11-19 | インポート

11/18 Wed.  [ クラちゃんの起床時刻 3:15 AM ]

 

 

◇ 行政視察報告「秋田市の学力向上」の陰に、教育委員会の真摯な取り組みがありました。

  

先日、会派で秋田市の行政視察を行いましたので、その結果についてご報告させていただきます。

  

・秋田市視察(福島市教育委員会 学校教育課)

【自治体データ】 面積:約905k㎡ 人口:約33万3千人

           財政規模(一般会計支出 )約1,130億円

 

・秋田市の「全国学力調査」一位獲得の〝秘訣〟について

 

文部科学省が小5生と中2生を対象に行っている「学力調査」において、秋田市は全国トップを維持しています。

このことから、その取り組み状況が全国的に注目されることとなりました。

 

視察の冒頭、秋田市教育委員会の担当職員は「私どもは、学力調査で一位を獲ろうとして努力したのではなく、平素の取り組みが、結果として一位になった、との認識でいます。」と切り出され、そのうえで、秋田市教育委員会の取り組みを披瀝してくれました。

 

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0秋田市の「全国学力調査」の捉え方と対応

・秋田市は、本調査を、あくまで子どもたちの学習状況を把握するための資料の一つと捉え、調査結果については、他校や他自治体との競争ではなく、子どもたち一人ひとりに応じた学習指導改善のために役立てたいと考えています。

 

・その「学習指導改善」のために『学習指導の改善の方策』という教員向けのマニュアルを作成、全ての小問について、「問題のねらい」 「設問における調査結果」 「授業改善の方策」 「指導のポイント」などについて、教育現場でスグに確認でき、その場で改善ができるよう、全教員が共通のツールで取り組めるようにしています。

このことで、学力調査実施後、各校の全教員が速やかに指導改善に取り組めるようになりました。 

 

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その一方で、学ぶ意欲や思考力、判断力、表現力などを含めた総合的な学力など、本学力調査では測りきれない面についても同時に検討を重ね「確かな学力」を育てる方策を探る、としています。

 

さらに、学力調査の結果について、全ての教科について秋田市独自の分析を行い、それを日常の授業に反映させるための『授業改善のポイント』なる、やはり教員向けのマニュアルを作成し、授業改善のポイントの提言、学科ごとの考察、また「ペーパーテストでは測れない学力の状況」の項目を設け、分析・考察を行っています。

 

さらに、秋田市教育で特筆すべきは「生活環境や学習環境に関する調査」を行っていることです。

すなわち、

・朝食の習慣

・学校に持っていくものを、前もって確かめる習慣

・家で学校の復習をする習慣

・家で苦手な教科の勉強をする習慣

                                  について、全国の状況と比較しています。 

 

その調査の結果、全ての項目について全国平均を上回っており、特に「家で復習をする習慣」が小学生80%超、中学生65%超と、全国平均を25~30%上回っており、このことから、秋田市の児童生徒が授業の復習や苦手教科の学習など、家庭での自主的な学習に取り組んでいることが伺えます。

その一方で、秋田市の児童生徒の「通塾率(塾通いの率)」は小学生25%、中学生50%と、全国平均を15~25%「下回っている」のも特徴です。

このことは「塾に通わず、家で勉強する」そのうえで学力調査の好成績を挙げていることを裏付けています。 

 

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この「家庭での取り組み」について「なぜ?」という質問をぶつけてみましたが、秋田市教育委員会の答えは「具体的な理由は分からない」とのことでした。

「強いて言えば、真面目で無骨な秋田気質ということでしょうか ^^」とのことでした。 

 

さらに、この「真面目な取り組み」は教育現場にも反映されていました。

学力調査に基づくマニュアルを全教員に配布した結果、それぞれの先生方に「工夫して授業を行う」という意識が浸透し、教員間でイイ意味での切磋琢磨が生じ、学級ごとの「学ばせる姿勢」が向上し、さらには、授業と両輪になる「学級づくり」の積極的に行われているとのことです。

 

「それに伴う教員の負担感はないのか?」の問いにも「先生方も意欲的に取り組んでいます。」との返事でした。

 

教育委員会の説明を伺い、まさに「理想的な形」で学校と家庭での生活習慣・学習習慣が構築されていることに感心・感嘆すると同時に、私は、説明する秋田市教育委員会の皆さんの表情・・・それはすなわち、私たちに説明する際の、教育に賭ける熱意に満ちた表情を感じ取り、ある問いを投げかけてみました。

 

「学校と家庭の環境向上のためには、間に入る教育委員会には相当の努力があるのではないでしょうか?」

それに対し、同席した指導主事の方が笑って応じてくださいました。

 

「私たちは「現場密着型」の指導主事をめざしています。」とのことでした。

 

私たちは、そこに、秋田市教育の真髄(しんずい)を見た思いがしたところです。

 

すなわち、県に身分を置く教職員⇔市が所管する学校⇔家庭、この三者三様の立場の意識をひとつにまとめ、子どもたちの健全育成のために一致して取り組むためには、市の教育委員会の〝働きぶり〟で成果は大きく異なってしまいます。

 

他者の立場を尊重し過ぎる余り〝お任せ主義〟に陥り、教員⇔学校⇔家庭の情報交換がなおざりになってしまえば、真の向上は難しいところですが、秋田市教育委員会の、とりわけ指導主事は、現場、すなわち学校に積極的に足を運び、先生方との一体感を醸成、そのうえで全教員に「共通マニュアル」を配布することで、一様に教育環境の向上が図れる、まさに「現場第一主義」により生み出された「チームワークの成果」ということが言えると思います。

 

先日の福島市教委ではありませんが、学校指導の主体である先生方と連携するには、しっかりとした信頼関係が肝要であり、その点において、秋田市教委の指導主事の活動は、有機的に機能していると、職員の「目」を見て実感したものでした。

 

 

0「秋田市教育ビジョン」について

 

・秋田市は「第11次秋田市総合計画」の策定を期に、教育を取り巻く課題を整理し、秋田市教育のめざすべき方向を明確化することで、学校などの教育現場の活動を一層充実させることをねらいとして「秋田市教育ビジョン」を策定し、その内容について研修しました。

 

「秋田市教育ビジョン」は「今、人づくりのために秋田市教育がめざすものは何か」を基本的な考え方に位置づけています。

その実現のためには、自立の力と共生の心の育成、健やかな心と体づくり、豊かな心の醸成が必要であるとし、そのうえで、H20~24までの5年間を計画期間とし「学校教育」「社会教育」「スポーツ振興」「文化振興」の4分野に亘り取り組まれています。

 

そして各々の分野を「基本的な考え方」「基本方針」「重点施策」の展開により構成し、市民に対して取り組みを促しているのです。

 

[学校教育部門]

・子どもたちは、家庭や学校、地域でさまざまな教育を受けて育ち、社会(市)は、子どもたちが自らの人生を力強く歩み、よりよく生きる力を身につけるために充実した学びの場を創造し、一人ひとりの可能性の実現に向けて導いていく責務がある。

・子どもたちが自らの人生をたくましく切り開くため、的確な判断力と行動力を身につけられるよう「自立」を培う努力

・豊かな人間性を育むために、互いに認め合い・支え合い・高め合うための「共生の心」を培う努力

・幼児期においては、幼児一人ひとりの望ましい発育を促すため、幼保小の連携を図る。

・小中期においては、小中9年間を連続して捉え、各発達段階に応じた適切な指導・支援の充実を図る。

・いつの時代にも変わらない「普遍性」を基本に据え、いじめ・不登校対策や特別支援の取り組みを充実させ、子どもたちに郷土を愛する心を育むための「地域性」を活かした教育の実践を図る。

 

[社会教育部門]

・市民一人ひとりが、学習したいという意志に基づいて、いつでもどこでも学べる環境を整え、その成果を自らや地域のために活かすことのできる社会を創りあげる。

・今後は、より充実した人生を送りたいという欲求の高まりや、情報化社会の進展が生み出す価値観の多様化などにより、市民の学習意欲はより高まり、その要望も多様化することから、秋田市第3次教育中期計画の「だれもが学んで活かせる協働あきた」の実現をめざし、「学びの支援体制の充実」「学びの機会の選択の支援」「学びの機会の支援」「学びの成果を活かす機会の充実」を4本の柱に据え、行政と市民相互の協働で、社会教育活動を推進。(公民館整備・図書館整備・勤青センター整備・女性センター整備) 

 

[スポーツ振興部門]

・スポーツは人類の文化であり、健康増進や生活習慣病の予防、ストレス解消・市民の相互連携など、心身両面でさまざまな効用がある。

またスポーツとのかかわり方については、自ら行うだけでなく、観戦やボランティア参加など、生活の質の向上やゆとりを生み出す、さまざまな形態があることから、それら市民の多様化するニーズに応えるための支援を行う。

・そのために、市民のスポーツへの主体的な取り組みを促進しながら、そのニーズに的確に応え、いつでも、どこでもスポーツに親しめる、生涯スポーツ社会の構築をめざし、スポーツ活動の多様化に対応できる体制づくりや環境づくりのための施設の計画的な整備と効率的な運営、スポーツを通じた健康な心と体づっくり・地域の連帯感の醸成に努める。

 

[文化振興部門]

・文化は、市民生活の全てに関わっており、市民が充実した人生を送るため、文化に対する期待感は高まってきている。また近年は、文化資産を活用したまちづくりや地域経済活性化を促す効果なども認識されている。

・今後は、市民が郷土の歴史や文化価値を再認識し、生涯を通じて学び、成長し、充実した人生を送れる環境整備に努め、国内外に広くアピールできる地域文化の創造を図り、文化芸術が人々を引きつける、文化力「文化の持つ、人々を元気を与えるとともに地域社会を活性化させる力)」を高める。

 

 

秋田市の視察を通じて、秋田市教育委員会の真摯な取り組みと、それを説明する理事者の「目」を直に見て、地域の教育における教育委員会の果たす役割の大きさを再認識させていただく貴重な機会をいただきました。

教育という、まさに多様化のるつぼともいえる部門を円滑に運営するためには、それぞれの立場を理解し、そのうえで円滑な交互関係を補完するための教育委員会が有機的に機能することは非常に重要であり、秋田市の場合は、職員の真摯な取り組みにより見事に実践され、実際の成果に結びついている、ということでした。

 

秋田市教育委員会の雰囲気が、どこまで長野市教育委員会に伝えられるかは未知数ですが、実際に現地に足を運び、現役職員から〝生の声〟を聞いた者として、少しでもこの取り組み姿勢が伝播されるよう、議会を通じて訴えていきたい、と思いをいたしたところです。