興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

鱈の親子漬け

2014-09-09 | 美酒・美味探訪

真ん中の皿は新潟の「鱈(たら)の親子漬け」です。

鱈のすき身とたらの子を、生姜、キクラゲなどを入れて甘酢で漬け込んだものです。

新潟県以外では見かけないので、知らない人が多いのではないでしょうか。

先日、表参道に行った折、新潟のアンテナショップ「新潟館ネスパス」で見つけ、なつかしくなって買い求めました。

 

 

                

鱈の親子漬けは、わたしの小さいころ、郷里の新潟でよく食べたものです。(むかし昔ですが)

昔は、決して化粧箱などに入っている‘高級’食品ではありませんでした。
どこの食料品店にも日常のご飯のおかずとして店頭にあり、‘量り売り’(古いなあ)で売っていたように記憶しています。

それに、色はたしか薄い赤みを帯びていました。美味しそうに見えるように食紅を入れていたのでしょう。

甘酸っぱい味がとても旨く、大好きなおかずでした。


新潟館ネスパスでこれを見つけたわたしは、なつかしさに加え、「酒のつまみに合いそうだな」という思いも脳裏をよぎりました。

思った通り、鱈の親子漬け、日本酒にピッタリでした。(ワサビを少し添えるとよいようです)


ところで、いちばん上の写真の酒は、石川県白山市、吉田酒造店の「手取川」純米酒大辛口。コクがあってキレのある旨いお酒でした。



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