オフラインフィルターポンプ過負荷

故障していた鳥取県北栄町の風車が全機運転を再開しました。よかったですね。そして、損傷したケーブルを役場の庁舎で展示するそうです。だからなんなんだと思う人もいるかもしれませんが、なんでも情報公開しようという姿勢はすばらしいですね。

当町風車はここのところ３号機でオフラインフィルターポンプ過負荷というエラーが出ています。確か、１時間に２回このエラーが出ると風車が停止する設定になっていたような気がします。現在のところ停止はしていませんが、ここのところ頻度が上がっているのが気がかりです。

この問題は風車運転開始から引きずっています。以前に一度わざわざ技術者の方が長崎から来てデータを採って調査しました。その時はポンプの性能ギリギリで運転している傾向が見られるので、設計時のポンプの選択に問題があった可能性があるとの所見でした。ポンプの性能は、風車メーカーではなくポンプメーカーが決定したと聞いた記憶があります。確か、取り外したポンプを長崎に送り返し性能を検証してポンプメーカーと検討するということだったと思います。

結局その後、このエラーが出なくなったのですが、先月実施した半年点検の前に再発しました。できることがあれば半年点検に合わせてやってもらおうと思ったのですが、その時点ではエラーの頻度が低かったので様子を見るというのが風車メーカーの見解でした。

今のところ風車の運転に直接関係していないとはいえ、風車運転当初からのことなのですっきりしないのは確かです。