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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風車が建つことによる景観問題。

2005-02-19 00:18:02 | 風車日記
今日は、長野県諏訪地方の市町村の役所の商工関係の職員の皆さんが(ちょっと「の」が多いですね)、風車に来ました。
長野県は大型風車の空白地帯だったように思いますが、現在風車建設計画が進行中だそうです。
しかし、一部で景観に対する懸念から反対が起きているようです。

景観の問題は完全に風車を見る人の主観ですから本当に難しいと思います。私も風車が建って、一番心配していたのは、景観についてネガティブな反応があるのではないかということでした。幸い今のところ私の耳に入ってくるのは、風車のある風景がいいという声ばかりですが、このような好意的な意見がすべてだとは限りません。もしかすると快く思っていない人もいるかもしれません。

しかし、この問題も是非とも乗り越えねばなりません。なぜなら、地球温暖化はまったなしの状況だからです。人類存亡の危機です。

地元ケーブルテレビの取材(京都議定書)

2005-02-17 22:27:11 | 風車日記
今日は、昨日京都議定書が発行された関係で地元ケーブルテレビの取材を受けた。
風力発電の担当ということでのご指名だったが、中身は二酸化炭素削減への取り組みと
町民への呼びかけというようなものだった。

風力発電は新エネルギーという括りでなのか、当時担当部署で適当なところがなかったからなのか
企画調整課で実施している。

一方、環境政策は住民課(生活環境係)で実施していて、二酸化炭素削減の行動計画もそこで策定した。策定したといってもコンサルへの丸投げで、それ以外に環境政策といえるような仕事をしていないというのが、本当のところだ。

当町でも、本気で環境問題に取り組むのであれば、環境政策係のような部署が必要だと思う。そこで環境問題全般について総合的に考え、取り組む必要があるように感じている。

京都議定書と公共工事

2005-02-16 20:49:53 | 風車日記
私の住む静岡県では現在空港を建設している。公共工事では普通のことだが、県は採算ベースにのるだけの利用客が見込めるとの試算を示している。片や市民団体は県の試算は過大であるとして、真っ向から対立している。

私見だが、静岡県東部に住む人は羽田空港を利用するだろうし、県西部の人は開港したばかりの中部空港を使うだろう。仮に開港後県の試算が誤りだったことがわかったとしても、知事も県議会も県の職員も誰一人として責任を問われることは無い。それが、公共工事だ。

その一方で、静岡県には新エネルギーに関する独自の補助制度など皆無だ。来年度、県内市町村が新エネルギーを導入したり、県民が太陽光発電システムを設置するにあたり、補助金を出すために、県の担当課が予算要求をしたらしいが、あっさり切られたそうだ。

静岡空港だけでなく、関空、整備新幹線などの無駄な公共工事に予算が付く一方、国の来年度の新エネルギー関連予算は今年度比で2割減となりそうだ。

本日、京都議定書は発効したが、日本における目標達成はお先真っ暗だ。

浜中裕徳(元環境省審議官)さんとゼミ生が風車に来ました。

2005-02-15 20:32:43 | 風車日記
今日は、慶應大学の浜中教授とゼミ生9名が風車の見学に来ました。
電話で学生さんから風車見学の申し込みがあり、そのときは浜中研究室といわれてもピンときませんでしたが、後から、浜中教授が元地球環境審議官で京都議定書の取りまとめに尽力した浜中裕徳氏だと気がついた。

私が、以前読んだ「地球環境危機を前に市民は何をすべきか」(原題、Red Sky at Morning)の翻訳の監修をしていたのが記憶にあり思い出した。ちなみにこの本とレスター・ブラウンのエコ・エコノミーを読んで地球温暖化問題に一層興味を持ちました。お勧めです。

新エネルギー情報の森

2005-02-14 21:19:18 | 風車日記
3月のオープンを目途に、静岡県のエネルギー対策室が新エネルギーに関する情報提供サイトを準備している。自治体や企業などが、新エネルギーに関する情報を交換できる場を目指しているようだ。
おそらく全国初の取り組みではないだろうか。

二酸化炭素の削減目標の達成は現段階ではかなり難しいと思われる。しかし、国や地方自治体が本気で取り組めば実現可能だ。

例えば、日本中の住宅の屋根に太陽光発電システムを設置したり、風車を急激に増やしたりすることも国が強力な補助制度を導入しさえすれば比較的容易なはずだ。

しかし、国の来年度の新エネルギー関連予算は今年度比で2割程度減少するもようだ。RPS法もまったく中途半端で、むしろ、新エネルギーの導入の阻害要因となりかねない。

政治家や国の役人には地球温暖化に対する認識がまったく足りない。整備新幹線や関空に使う金があったらもっと真剣に取り組め。


今日も風車が止まった

2005-02-13 22:06:37 | 風車日記
今日も、夜中の2時過ぎに風車が止まり職場の宿直者から連絡が来た。
風が弱いのをいいことに、朝までそのままにしておいた。
朝8時ごろ職場の遠隔監視装置を見たが、原因がはっきりわからない。また、遠隔監視装置から
復旧できず、その足で風車へ行ってきた。手動で復帰し、その後一日問題なく運転しているが、
保護装置が働いた原因がわからず、気持ちが悪い。

ちなみに、自宅から風車が良く見えるので、風車が一機だけ止まっていたりすると、私より先に子供が気づき、「お父さん風車が止まってるよ、直しにいかなくていいの」などと言われる。

実際故障で止まることもあるが、それ以外にも風車が風を追いかけ限度いっぱいまで向きを変え、それ以上風を追えずに反対向きに向きを変え直す時などにも風車が止まる。しかし、子供にはまだ、理解できないので、止まっているとすべて故障だと思うらしい。

今日は温泉掃除

2005-02-11 19:50:42 | 風車日記
今日は温泉の源泉の周りを掃除した。久しぶりだったので湯の花が深いところでは30センチほどたまっていて、かなり大変だった。

我が家は屋敷の中に源泉があるので当然のことながら毎日温泉に入っている。温泉は100度あるので湯船にためる時は、水を入れるが、この水も源泉の脇に掘った井戸水なので使い放題だ。お湯をざぶざぶ溢れさせながら風呂に入るのは本当に気持ちがいい。特に冬の間は、温泉だと湯冷めしないのがありがたい。

風車は今日も風が無く回っていない。天気図を見ても少なくとも2、3日は風が吹きそうも無い。困ったなー。

観光バスが風車に

2005-02-09 21:56:26 | 風車日記
今日は観光バスが風車へ来た。風車への道は工事用道路を改良したものなので、残念ながら大型バスは入れない。残念ながらと書いたが、大型バスが何台も連なって、山の上の風車にやってくるもの正直どうかと思うので、マイクロバス程度しか入れないのは本当はいいことかもしれない。

今日来たバスの運転手さんによれば、これから風車に来る機会が多くなるとのことだった。最近はやりの格安バスツアーは入場料金が数百円か無料の場所をはしごする。風車に来る途中には無料で試飲のできるみかんワインの工場などもあるため、今後格安ツアーのコースに組み込まれる可能性もあると思う。

単なる観光で来た人たちが風車を見てバス一台につき一人でもいいので、環境問題に興味をもってもらえたらうれしい。

風車視察続き

2005-02-08 19:59:56 | 風車日記
2月は寒いので風車の視察もあまり無いと思っていたが、昨日は青梅市の自治会が、今日は東松山市の婦人会が明日はどんな団体かわかりませんが幹寿会という会が視察に来ます。また、来週は大学のゼミが春休みでしょうか見学に来ます。

視察に対応して、最初の数分で相手が、単なる観光なのか、環境問題に興味があるのか、風車についての興味があるのかなどを見極めて話す内容を変えています。やはり、相手が真剣だとこちらも説明に力がこもります。

ちなみに今月の風車は今のところ毎日11,000kwhほどの発電で推移しており、今ひとつです。

幼稚園が風車見学

2005-02-07 19:43:20 | 風車日記
今日は地元の幼稚園が保護者同伴で風車の見学に訪れた。
そこで子供たちに、「みんな風車がまわっているけど、何をしているかわかりますか?」と問いかけたところ大きな声で「電気を作ってる」と答えた子供がいたので、見てみると私の息子でした。あまりに声が大きいので恥ずかしかったけれど、なんだかうれしかった。

その後、子供と保護者が順番に風車の中に入り、全員の見学が終わったところで、風車を止めて見せました。風きり音をあげて止まる風車を見てみんな驚いていました。
幼稚園児なので難しいことがわからないのは当然ですが、感受性の強い子供のうちに、風車の大きさや回転音など実感して驚くのは悪いことではないと思います。