My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

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この目標は高いのか?低いのか?

2009-03-10 21:34:39 | 独り言
以下、ブルームバーグの記事です。

『経済産業省は、2020年までに電力業界に太陽光や原子力などの非化石燃料を使用した電源の比率を全発 電量の50%以上にすることを義務付ける。エネルギーの安定供給確保 や温室効果ガスの排出を削減することが目的。

 経済産業省の資源エネルギー庁総合政策課の伊藤仁課長が9日、 会見で明らかにした。電力や石油などエネルギー供給事業者に非化石 エネルギーの利用を促進させるための法案を、あすの閣議で決定し、 今国会に提出する方針。1-2年後の施行を目指す

 05年末時点では非化石電源の比率は約40%(原子力32%、水力 8%)だった。割高な太陽光発電の普及を加速するため、家庭や企業 などが太陽光で発電した余剰電力の買い取りも電力会社に求める。』 以上、引用終わり。

電気事業便覧によれば一般電気事業者に限ると05年度の発電量のうち化石電源の比率は56.4%です。これを2020年までに50%以下にするという目標は一体、高いのか低いのかよくわかりません。原発の利用率を上げることによりかなりの部分がクリアできるような気もします。経産省が作った目標ですから、おそらく実現可能な数値なのでしょう。ということは、目標としては小さすぎるのか?

数値的な根拠を示せませんが、温暖化や原油枯渇のことを考えるとやはり日本中が太陽光パネルと風車で埋め尽くされるという所までやらないとダメな気がします。

今後の数少ない成長産業で売るものが少ない我が国にとっては、クリーンテックは貴重な産業になり得ると思います。