週刊誌やテレビのワイドショーを賑わしていた大物のスキャンダルが、
今週からは大手の朝日、読売新聞までもが詳細に報道し始めた。
週刊誌情報に疎い我々も、時が時だけに興味と驚嘆の眼で眺めている。
その一人は若くして日本選手権や、WBCのチャンピオンになった原辰徳監督の、
女性と1億円疑惑問題の記事である。
人間だから隙はあるとはいえクリーンな印象を与えていた原監督が、
青少年に希望を与えるプロ野球の監督だけにお粗末だ。
大物監督だけに球団の処分も見て見ぬ振りになるだろう。
もう一人は消費増税で野田総理と対立して世間を賑わしている、
小沢一郎元民主党代表の妻が暴露したスキャンダルである。
読売新聞によると東日本大震災後に小沢氏は、
「放射能が怖くて秘書と一緒に逃げ出しました」と妻が手紙で支援者に告発し、
小沢氏に対する不満を吐露していた。
「一番苦しい時に見捨てて逃げ出した小沢を見て、
岩手や日本の為になる人間ではないと分かり離婚いたしました」としている。
これが事実なら豪腕小沢氏の印象と異なる小心者で、
政治家としての資質に、元奥さんから疑問符が投げ掛けられた事に成る。
社会保障・税一体改革関連法案が26日には採決される予定だが、
「法律自体」は野党の自民公明の支援も得て可決されることは間違いない。
しかし政権基盤に影響する衆議院の過半数は240議席を維持するためには、
民主党の造反組、小沢派を54議席以下に抑える込む必要があり、
現在はその攻防に凌ぎを削っている。
今の時点ではきわどい勝負とマスコミは読んでいたが、
この小沢スキャンダルが表面化したので造反組の獲得に大きく影響を与えそうだ。
それを見越して暴露したのかもしれないが、政治の世界ではよくある事だ。
さて先週の「しりとり川柳」ですが毎朝の貴重な1時間を使い、
朝ドラ「梅ちゃん先生」をバックに約20句詠み、お遊びの「頭の体操」に励んでいる。
今週は日常生活を詠んだ句が多く成りましたが、
マンネリ化して粗雑になり、川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。
努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、
技術者だったので理屈ぽく、諸に心情が表れた気恥ずかしい句もあります。
その日に詠んだ好きな愚作に○印を付けてみた。笑読ください。
●民主党 決断ついたか 脱小沢
●無駄多い 禅問答の 国会は
●今回も 一年前後の 総理の椅子
●知らぬ間に 消費増税 猿芝居
●呑んでいる 野党の要求 ことごとく
●邪魔に成り 挙句の果てに 捨てられた
●抜けていき お頭はだんだん 薄くなり
●告訴して G軍監督 丸裸 ○
●吐いていた 若いときから 毒舌を
●帰ってよ 訪問販売 お断り
●思ったが 理想と現実 遠かった
●子供には 幸せ願う 親心
●捨てられず 塵も積もって ゴミ屋敷
●うなぎです 貴方そっくり ヌルヌルと ○
●左右され 人生行路 女房に
●一応の 務め果たした 親として
●練習を しても治らぬ へそ曲がり
●女です 泣きもしますが 切れもする
●食品が 左右しますよ 成人病
●見せられぬ うちの女房の スッピンは
●そればかり 遠慮しますよ 袖の下
●見届けた 新婚家庭の 仲の良さ
●へそ曲がり 右か左か 見てみたい ○
●子守唄 添え寝の婆も 眠むってる
●回復し 初のヒットは ホームラン
●ご出勤 ハグして送る 新婚さん
●しなくても しても同じの 厚化粧 ○
●ニコニコ顔 万札貰った お小遣い
●「思い出の写真から」(45) 飛騨・高山 (昭和55年)
○高山陣屋
○高山屋台会館
○飛騨民族会館