ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

「年賀はがき卒業」と「先週の尻取り川柳(169)」

2011-11-03 06:56:00 | 時事・雑感
旧暦の霜月に入り、今日は晴天の文化の日である。
年賀はがきが早くも売り出され、受付は12月15日からと日本郵便は広報している。
毎年減少している年賀状だが、
今年も前年並みの約38億2千万枚の発行を予定しているそうだ。

このブログでも書いたがメール年賀も在る事だし、
古希を迎えるに当たり年賀はがきの交換を最後にしたいと、昨年の賀状に書き添えた。
ところが数人の友人から「どうしてなんだ、冷たいぞ」
「暇は在るだろうに、まだ止めるのは早いのでは・・・」とか、
「これから高齢化するので、年賀状が恋しく成るよ」等のクレームが聞こえてきた。
そこで暇にまかせて、今日は年賀状を止めた心境を綴って見た。

若い頃から新物食いで棋士・升田名人の「新手一生」に憧れ、
仕事上でも人のやらない新企画が好きで、それらに果敢に対応してきた。
それも元来持った好奇心旺盛な性格からか、人と同じ事をするのが嫌いで、
何をするにもひと捻りする天邪鬼だった。
それが今も続いている「尻取り川柳」に繋がっているのかも知れない。
そんな変わり者の私が40年近く、同じところで失敗も無く、
有意義なサラリーマン生活が送れたのも不思議なくらいだ。

年賀状の交換を止めるか否かは人それぞれの人生観で決めればよいが、
高齢者に成ると年賀状は健康を確める儀礼的な年に一度の挨拶に過ぎず、
特に近頃は喪中の知らせが多く、自分に置き換え寂しく感じるようになった。

「止めるにはまだ10年早い」と言うかも知れないが、
何事も元気な内が肝心で、ヨボヨボに成ってからでは手遅れと言うものだ。
そこで健康な今が一番と判断したが、
年賀状作成がマンネリ化して飽きて来たのと、
簡単なメール年賀で対応出来るのが本音かもしれない。
ともかく来年より年賀状は卒業したので関係者はよろしく・・・・

さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱で15句前後を、朝ドラ「カーネーション」をバックに詠み、
毎日お遊びの「頭の体操」に励んでいます。

今週は政治関係が少なく日常生活を詠んだ句が多く、
マンネリ化して川柳と言うよりは下句を使った直感の短文に成りました。
努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、
技術者だったので理屈ぽく、諸に心境が表れ気恥ずかしい句もあります。
秀作はありませんが、創作上好きな愚作を◎印を付けて見ました。笑読ください。

●名ばかりの そんな大臣 いりません ◎

●聞くたびに 答弁違う 大臣も

●ただの人 選挙に落ちた 代議士は

●何かある 政府の言った 裏側に 

●思いつき ばかりの政治 もう止めて

●あると言う 無駄を探せば 埋蔵金

●後始末 大変ですね 放射能 ◎

●悪い人 知って知らぬと しらを切る

●続いてる 為替相場で 不況風

●許せない 嘘と真が 入り乱れ

●清らかに 純潔守り 行かず後家

●雲海に ぽっかり浮かぶ 御来光 

●役に立つ 趣味のマージャン 接待で

●生きるのよ 命の限り しぶとくね ◎

●消えるもの 人の噂も 75日