余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

ぼくの死体をよろしくたのむ

2022-11-30 23:10:33 | マイブック(か)
「ぼくの死体をよろしくたのむ」
      川上弘美 著

短編集。
いろいろな世界。
世界のなかのわたし。
私の世界とあなたの世界と、
それを行き来する。
あのひとの筋肉が好きなわたし、同じものを買ってしまうわたし、
小さな人を見たわたし、天罰の仕事をするわたし、
恋愛できない僕、お茶を飲む私。


雪が降っちゃった。
あー。
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ぱらぱらと

2022-11-29 02:15:21 | レターの膜(短歌)
ぱらぱらと
風邪でめくれた
ページから
夏の夜の夢
花の妖精
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再開し

2022-11-28 22:42:23 | レターの膜(短歌)
再開し
好きなかたちの
あなたとの
体にある
片鱗の時間
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雀の手帳

2022-11-28 22:22:00 | マイブック(か)
「雀の手帳」
      幸田文 著

幸田文の文章。
日々の、日常の移ろう季節の、
言葉の使いかたや、言葉からの
あれやこれやを綴った文章。
鳥の花の葉の烏の雀の、
世界を切り取り言葉にする。
私事としながら、世界の膜とつながる。


今年も冬が来る。
冬は嫌い。
なぜって寒いから。
とてもとても。
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バイバイの

2022-11-27 22:39:38 | レターの膜(短歌)
バイバイの
後ですとんと
恋におちる
恋をおもわず
忍ばせる胸
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