上野の国立科学博物館で開催されている「恐竜博2011」に行ってきました。
(画像クリックで拡大します)
「恐竜博2011」は平成23年10月2日(日)まで開催です。
国立科学博物館(通称「カハク」だそうです)の建物は、重要文化財です。
上野駅構内の「ecute チケットショップ」で当日券を購入したので、
カハクのチケット売場では並ばずにすんだものの、入場口までの待ち時間は30分。
やはり、閉幕まで残り三週間となった休日だけあって混んでいます。
しかし、入場規制をしているだけあって、
会場内に入ってしまえば、大混雑というわけではありません。
カマラサウルスの実物骨格 こういうアングルが意外と空いてて狙い目
恐竜博(展)へは、子どもが小さかった頃はよく行ったのですが、
大きくなってからは足が遠のき、今回は約10年ぶりになります。
その間にも恐竜研究は飛躍的に進み、
今回の展示は、最近5年間の研究結果をもとに展示されています。
展示の目玉は、最新研究を反映させて復元された、
トリケラトプスとティラノサウルスの全身骨格(世界初公開)です。
トリケラトプスは、爬虫類のようなガニマタではなく直立スタイルで、
ティラノサウルスは、獲物を狙う待ち伏せスタイルで復元され、
ティラノがトリケラを襲撃する設定で展示されています。
このほか、ティラノサウルスの小さな前足の用途や、
2010年に世界で初めて恐竜の色が判明した実物化石など、
かなり専門的な展示が盛りだくさんです。
「さすが国立科学博物館。 幕張メッセの恐竜博とは一味違う」 といった感があります。
派手さはないので、小さな子どもには、少し物足りないかもしれません。
20~30年前までは、恐竜は冷温動物で知能も低く、
鈍重な生きものだと信じられていました。
ゴジラみたいに尻尾を引きずって歩いていたとか、
巨大クビナガリュウは体が重いため水中で生活していたとか、
そんなことが真剣に信じられていたころの想像図や定説との比較もあり、
その研究の進歩の早さには驚きます。
私が子どもだった頃の定説は、いまでは笑い話です。
昔はこれが恐竜でした。
今もわが家に残る、大恐竜展(1979年 国立科学博物館)のパンフレットです。
なんと「ソ連科学アカデミーコレクション」!!
最後は、お土産に「恐竜まんじゅう」を購入。
外装のリアルなイラストに中身を想像して箱を空けると・・・
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