くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

歴史は繰り返すのか?

2013-10-30 22:57:53 | 政治経済のことも考えよう
「日本憎けりゃ靴まで…」の報道の見出しがありました。
韓国プロ野球の始球式に登場した朴大統領が、
アシックスのシューズを履いていたことから、
「日帝のブランドの靴を履くことは適切ではない」
と国民から批判された一件です。

韓国民の常軌を逸した反日はいまに始まったことではないし、
日本中があきれ返っているでしょうが、笑ってばかりもいられません。

特に近頃の韓国における反日運動の構造と風潮は、
かつて対米開戦に至った昔の日本にそっくりだと感じます。

当時、日本が対米開戦を決めたのは、
直接は軍部であり、その意向を強く受けた時の内閣でした。
しかしその一方で、日本国民が対米開戦を支持するような世論に導いたのが、
対外強硬論をあおったマスメディアであったことは史実となっています。

いま韓国では、マスメディアが国民の反日感情をあおり、
時には、韓国政府が過激なマスメディアの反日報道に引きずられ、
また時には、その政権維持のため国民の反日感情を利用しています。
韓国民は反日マスメディアが誘導する報道に洗脳され、
自国の経済力と軍事力を過信し、親日を唱える者を激しく叩き、
国民共通の敵を作って憎むことが愛国心だと信じ込んでいます。

もちろん、本当に戦争を起こすなど「狂気の沙汰」です。
けれども、日本メーカーのシューズを履いていただけの首相が批判され、
日本統治時代を懐かしんだ韓国の老人が酔漢に撲殺されるような国です。
もうすでに「狂気」が渦巻いているといっても過言ではないでしょう。

乱れた国内をまとめるためには、
外敵を作るのが最も手っ取り早いのは、歴史が証明しています。
そして中国、韓国、北朝鮮が共通して欲しているのが共通の外敵です。
第二次世界大戦の日独伊三国同盟のように手を結ぼうものなら、
本当に戦争でも起こしかねない鼻息です。

歴史は、人類が過去の経験から学んだ教科書です。
そして本来、歴史は同じ過ちを繰り返さないために学ぶものです。

しかし、化学や物理の知識が人々の幸福のために、
常に正しく利用されてきたとは限らないように、
歴史から学び、得られる知識もまた同じです。
学んだことをどのように活かすかは、
学ぶ人の人格や品性次第なのです。

最近の韓国内の反日の空気は、
かつて日本が犯した過ちと同じような道を狙っている。
そんな思いさえしてきます。

好むと好まざるとにかかわらず

2013-10-28 22:59:39 | つれづれなるまま
自分の息子が犯した罪に対し、
親の責任を問われてバッシングされた「みのもんた」。

「彼が何十億円の豪邸に住んでいようが、
 毎晩のように銀座で飲み歩いていようが、
 自分で稼いだカネで何をしようと本人の勝手である」

そう言って彼をかばう人もいます。
いかにも懐の深い、理解のある見識のように言いますが、
果たして本当にそうなのでしょうか。

彼はどうして何十、何百億円というお金を稼げたのでしょうか。
それは確かに彼の才能やキャラクターのたまものであったけれども、
彼が威勢よく話すスタジオのテレビカメラの向こう側に、
彼を支持する多くの人たちがいたからに他なりません。

そのことを忘れることなく謙虚に受け止め、
そうやって稼いだ莫大な資産の100分の1ほどでも、
たとえば寄付とか、社会貢献に役立てていれば、
彼への評価や見方も変わり、今回の結果もまた、
違ったものになっていたのではないでしょうか。

確かに息子の起こした事件や親の責任と、
彼の年収や豪邸、夜の遊興は直接の関係はありません。
しかし一見、関係がないように見えるものでも、
すべて影響し合ってつながっているのが人生というものです。
それが「人の生きざま」と言われるものです。



歯周病の恐怖

2013-10-27 23:09:57 | 健康のためなら死んでもいい!?
「最近、やせた?」 と言われます。
体重はまったく変わっていないのですが、
「頬のあたりが前よりすっきりした」と言われるのです。

思い当たるのは、
数か月かかった歯科治療が終わったこと。

半年ほど前に歯茎が腫れ、
痛みに耐えかねて歯科医院に駆け込んだところ、
恐れていた歯周病との診断。

レントゲンを撮ると、周囲の歯槽骨に比べて、
病巣のある歯槽骨は、明らかに後退していました。
歯茎に麻酔をかけ、切開してうみを出し、
腫れが治まったら時間をかけて歯石を除去し、
ようやく歯茎も引き締まって、治ったのがつい最近でした。

すると、どうでしょう!頬がこけているのです。

つまり、今まで顔が太っていたのではなくて、
歯茎が炎症を起こし、頬全体が腫れていただけだったのです。
それも痛みも何も感じずに。

歯科医が言うには、
「普通はもっと早くに痛みとか、自覚症状が出るのだけれど、
 歯が丈夫な人はなかなか自覚症状が出ないので進行してしまう」
のだそうです。

恐るべし歯周病!
あなどってはいけません。


記者会見とクレーム対応

2013-10-25 23:18:33 | つれづれなるまま
有名ホテルレストランで発覚した、
メニュー表示と異なる食材が使われていた問題。

記者会見で社長は、記者から、
「『偽装』か『誤表示』か?」と認識を問われ、
「誤表示です」との認識を示しました。

「あ~あ、言っちゃったよ」という感じです。
どんどん泥沼にはまっていくホテル側。

「お客様に『偽装』だと言われても、
 否定できない状況だったと認識しております」

いずれそんなコメントがホテル側から出され、
「完落ち」する日も近いのではないかと思います。

経営者が知らなかったから“誤”なのではありません。
従業員が事実を認識していれば、それは“偽装”であり隠蔽”なのです。
消費者にとっては経営者も従業員も同じ「会社」でしかありません。

それを自覚していないような説明をするから、
市民の味方を標榜し自認するマスコミは、
ホテル側の説明が責任逃れをしているようで、
「偽装」だと認めさせたくてしょうがないのでしょう。

反社会的勢力への融資問題で会見したメガバンクと同じ轍です。

クレーム対応も謝罪会見も、どちらも基本は同じ。
総務担当者としては先行きが興味深い事件です。


虚偽表示謝罪の不快感

2013-10-23 22:43:48 | つれづれなるまま
有名ホテルのレストランで発覚した、
メニュー表示と異なる食材が使われていた問題。
調理担当者だけでなく、配膳担当者も不適切表示を知っていたといいます。

この報道を見ていたら、
以前にあるファミレスでアルバイトをしていた知人が、
「お客さんはみんな、厨房で調理していると思っているけど、
 本当は調理済みの冷凍品をレンジでチンしているだけなんだよね」
というようなことを言っていたのを思い出しました。

もちろんファミレスでは、
メニューで「非冷凍」をうたい文句にしているわけではありませんから、
虚偽の表示ではありませんし、違法でもありません。
しかし、この言葉に裏に客を見下しているような、
何かもやもやとした不快なものを感じました。

その言葉の裏に感じたものは、
「そのくらい、どこでもやっている」
という、お店側の開き直りだったのかもしれません。
「あなた(客)は知らないだろうけど、自分は本当のことを知っている」
という従業員の優越感だったのかもしれません。
今回の問題が発覚したレストランの調理担当者や配膳担当者も、
「みんな味の違いなんでわからないのに、高いカネ払って食べてるよ」
などと心の中で笑っていてもなんの不思議もないでしょう。

今回の問題には、虚偽表示をしたという法違反や、
嘘をついたという信義や誠意の欠如の問題だけでなく、
人の心にまで踏み込んで感情をかき回すような不快感がついてまわります。

いまのところホテル側は、
「調理担当者と配膳担当者の間に情報不足があった」とか、
「お客様の反応を気にするあまり、筆が滑ったのではないか」などと釈明しています。
「利益を出すためにやったのではない」 と言いたいのでしょう。

しかし、あえてはっきりとそう言って謝罪しないことが返って、
「カネ儲けのためにやりました」 という本音を際立たせているように思えます。
せっかく告発やマスコミにすっぱ抜かれる前に自主公表しても、
謝罪会見としては、すべてが裏目に出ているような気がします。
おいおいこれからわかることでしょうが。