くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

ある日、病は突然に!(11)~左眼のその後

2016-05-23 23:27:26 | 健康のためなら死んでもいい!?

左眼の網膜静脈閉塞症の症状が落ち着き、
この二年間は2~3ヶ月おきの定期的な検診を続けていました。

ところが1年くらい前から、右眼を閉じると、
左眼の視野の鼻側がぼんやりと薄暗く感じるようになり、
視野検査をしたところ、視野に欠損がある(見えていない)ことがわかりました。
眼底出血のあった場所とは異なっているため、
網膜静脈閉塞症の後遺症によるものとは考えられず、
緑内障の可能性が高いと言われ、またまたショックを受けてしまいました。

3ヶ月おきの視野検査をこれまで3回続けましたが、
いまのところ視野欠損の範囲は拡大しておらず、
経過観察ということで点眼薬は 使っていません。

そうしているうち、今から2週間前に、
左眼の中に縦長のリング状の黒い浮遊物が現われ、
視線の動きに合わせて上下左右に動き回るようになりました。
飛蚊症というやつです。

これまでは、こうした浮遊物が見えても、
しばらくするといつの間にか消失していたのに、今回は消える気配がありません。
ネットで調べてみると、心配のない生理的なものと、
網膜剥離など治療が必要な病気に起因するものがあり、
どちらであるかは眼科で検査してみないとわからないといいます。

網膜静脈閉塞症や緑内障と関係があるのか心配になり、
次の定期検診までまだ1か月あったのですが、検査を受けてきました。

結論は加齢によるもので、網膜に原因はないとのことでした。
さらに、硝子体に年齢による濁りが少し出始めているとも。
どうりで街灯を見ると、明かりにカサがかかったように見えたわけです。
病気ではないので心配はないが、もう元の状態に戻ることはないと言います。

飛蚊症は病気によるものではないということで安心したものの、
「老化です」と言われれば、それはそれでショックなものです。
定年までには、まだまだ働き続けなければならないし、
親と同じくらいの年齢まで生きられるとすれば、
少なくともあと30年はもってくれなければ困るのです。

ルティンのサプリメントを摂り、
体細胞の酸化防止のリコピンを取るため、
毎日トマトを食べていているのですが、
やっぱりそう簡単に老化は防げないようです。