くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

みんな嘘つき

2011-07-19 22:39:58 | つれづれなるまま
昨夜のテレビ朝日の「たけしのTVタックル」のせいではないでしょうが、
最近、会社の節電に対する社員の反論が激しくなってきました。

「節電は原発を推進するための、経済産業省と東電の情報操作である」
「東電が発表する電力供給力は操作されており、本当はもっと余裕がある」
「電気製品に影響がない程度に電力の質(周波数の安定など)を落とせば、
 日本の電力供給力は現在でも充分である」 などなど。

こぞって週刊誌やテレビなどのマスコミが騒ぎ立てるため、
これを聞きかじった社員が、会社の節電対策に噛みつきます。

結局、何が正しいのか、誰にもわかりません。
政府や東電の言うことをまるっきり信用しているわけではありませんが、
それ以上にマスコミの報道が100%正しいとも思ってもいません。

たぶんどちらの言葉の中にも嘘があり、どちらの言葉の中にも真実があると思います。
これが上手な嘘のつき方、つまりホンモノの嘘つきというやつなのでしょう。