くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

国会議員て、そんなに偉いの?

2011-07-04 23:07:30 | 政治経済のことも考えよう
まだこんな政治家がいたのかと驚かされます。

復興担当相として被災地に入り、
知事との会談での発言が批判されている松本龍議員のことです。
たぶん、報道を見た国民の大多数が、不快感を感じたのではないでしょうか。

人は人の上に立ったとき、その人の本当の品性が表れるものです。
発言の内容がどんなに正論であっても、ものには言いようというものがあります。

「彼に悪気はない。あれが彼なりの激励の仕方」
松本担当相と親しい議員は、そう言って彼をかばったようですが、
多くの人が不快を感じるようなあの言動は、まさに「品性下劣」そのものです。

「九州の人間なので、言葉が乱暴だったかもしれない」
松本担当相は、そう言って弁明したようですが、
私の知り合いには、あのような人を不快にさせる九州人はいません。
あのような言いわけは、九州出身者が迷惑というものです。

「粗にして野だが、卑ではない松本龍・・・」??
卑しくない人が、そういうことを自分で発言するでしょうか。

「被災した人たちを傷つけたとしたら謝罪する」??
「~したとしたら謝る」などという謝罪の仕方がありますか!
まるでオレは悪くないと言わんばかりです。

記者会見でも「言い方」ばかりを弁明し、
「発言の内容」についてはまったく反省していません。
国会議員は国民のために働くもの。
東北の復興は東北の人々のためだけでなく、
日本の国民全体のためでもあるのです。
「智恵を出さねば助けない」などとは、
非被災地の国民に対する職務怠慢ですらあります。

また復興担当相として被災地に入った以上、お客さんではありません。
そのあたりも、何を勘違いしているのかと思わざるをえません。

多くの報道陣に囲まれ、
全国に報道されるのがわかっていても、平然と「ナニ様」発言をした松本議員。
我が妻は「恥を知ってもらいたい」と言いますが、
恥を知っていたら政治家になどなれないのかも知れません。