ヨメと子供たちが鈴虫を買ってきた。鳴き声が子守唄のようでよく眠れました。
どうもkurogenkokuです。
8月末になると毎年公開される「金融行政方針」ですが、中小企業白書とあわせ、必ず目を通すようにしています。経営支援に金融機能は切り離すことができず、所管する金融庁がどんな方針で金融機関の「育成」にあたっているか、注視する必要があると思っているからです。
■2021事務年度金融行政方針 ~コロナを乗り越え、活力ある経済社会を実現する金融システムの構築へ~
https://www.fsa.go.jp/news/r3/20210831/20210831.html
例年と異なり、①ビジュアル的に見やすくなったこと、②コラムに統計情報が数多く盛り込まれ、理解しやすくなったこと、などが印象的です。
中身を見ますと、昨日のエントリー「令和4年度経済産業政策の重点、概算要求・税制改正要望」の中で、事業再構築だけでなく「承継・再生」というキーワードが目につくことを紹介しましたが、2021事務年度金融行政方針においても「経営改善・事業再生・事業転換支援等」などポストコロナに向けた企業支援は最重要テーマと言えそうです。
**************************
2.地域経済再生のための取組み
(1)経営改善・事業再生・事業転換支援等の推進と態勢構築
(2)経営改善・事業再生・事業転換支援等に向けた環境整備
(3)地域経済活性化に向けた働きかけ
(4)地域企業・経済の持続的な成長に資する法制度等の検討
**************************
あとは、みずほ銀行がやらかしまくっているトラブルの対応もポイントですね。デジタル庁も発足したことですし、「デジタル・イノベーションの推進」はキーワードです。
**************************
1.デジタル・イノベーションの推進
(1)送金手段や証券商品のデジタル化に対応した金融制度の検討
(2)決済インフラの高度化・効率化や新たな金融サービスの育成
(3)金融分野における業務・手続きの電子化
(4)金融機関における IT ガバナンスの向上
**************************
最新の画像もっと見る
最近の「中小企業診断士」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事