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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

“ないものはない”離島からの挑戦

2016-02-29 06:54:00 | 中小企業診断士

昨日の続きです。


どうもkurogenkokuです。


今回のシンポジウム、地方創生を地域資源の活用の視点で考えることを目的として開催されました。
kurogenkokuの話はいつもこのブログで書いているので省き、ここではあえて同じく事例発表された島根県海士町(あまちょう)の取り組みをご紹介させていただきます。


海士町をご存じない方は以下をご参照ください。

【地方から日本を変える① まちを潤す“にぎわい革命”】
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3594_all.html



クローズアップ現代をはじめいろいろなメディアで取り上げられている町です。kurogenkokuも以前からその取り組みに注目しておりました。
なんたって人口2300人の離れ小島に若者を中心に移住者が増えているのですから。


本土からフェリーで約3時間。
コンビニも何もない半農半漁の島です。

平成の大合併において「合併しない」という選択に至り、以降、「自立・挑戦・交流」を町の経営方針、住民総合サービス株式会社として事業を展開する。行財政改革によって「守り」を固める一方で、「攻め」の方策として新たな産業政策を強烈に推進。


「島まるごとブランド化」をキーワードに「サザエカレー」「いわがき」「隠岐牛」等を売り込みます。そのプロセスにおいて、CASシステムという冷凍技術を取り入れ、首都圏等から外貨を取り込みました。
またAMAワゴンという交流プロジェクトにより、まちづくりに関心のある若者を外から誘致、島内での起業にもつながっています。さらに驚いたのが、公立塾「隠岐國学習センター」を創設し、優秀な若者の育成する投資を惜しまないこと。

その結果、現在は待機児童問題まで発生したり、町営住宅の不足という問題が発生しているそうです。こんなことがあり得るのでしょうか。。。



今回発表されたのは柏谷さんという町職員です。
シンポジウムはもちろん交流会、帰りの道中といろいろ情報交換させていただきました。
町の方針を十分に理解し、熱い魂をもって改革を推進しています。柏谷さん曰く「上司はもっと熱いですよ」とのこと。

取り組みの凄さはもちろん、各プレイヤーが同じ方向に協力して突き進んでいく。小さい自治体だからこその強みを十分に発揮された好事例ではないでしょうか。


朝7時半にホテルを出発したのですが、到着は明日になってしまうそうです。大船渡市も主要の駅から遠く、訪問するには不便な地域ですが、海士町の取り組みを拝聴する限り、むしろ不便さに魅力もあったりするのではないかと、いろいろな気づきをいただいたシンポジウムでした。

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岩手県大船渡市にいます

2016-02-28 07:12:00 | 中小企業診断士
出先なので簡単に。


どうもkurogenkokuです。

昨日は大船渡市で開催された地方創生シンポジウムに参加させていただきました。


大船渡市民のほか、県内各地から200名くらいの方がいらしたでしょうか。地域資源の活用をテーマに海士町と秩父の事例をご紹介させていただきました。詳細は明日以降書きますが、パネルディスカッションでは会場からいろいろな質問を受けたりして、内容は充実。話す側も聞く側も全てが参画した素晴らしい会になりました。

静岡県磐田市から来た方が私の大学の先輩の知人とあってびっくり。世の中、狭いですね。

大船渡市長様はじめ関係者の皆様と濃密な情報交換できたのも良かったです。あわよくば商工会議所から参加された方がいたら良かったなと。




今朝、宿泊先の大船渡温泉から眺めた風景。
昨晩、雪が散らついたこともあり、雪景色と朝焼けが綺麗でした。露天風呂に浸かっている自分が何とも贅沢な気がしています。

これから6時間かけて秩父に戻ります。。。




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第20回異業種交流会

2016-02-27 07:04:00 | 中小企業診断士

このブログも11年以上、毎日記事を書き続けています(1日だけお休みしましたが)が、継続ってのは大切なことだと思います。



どうもkurogenkokuです。


標記の件につきまして、秩父商工会議所では会員に対する情報提供・情報交流を目的とした異業種交流会を開催しています。昨日が記念すべき20回目。年3回(過去に一度雪で延期になりましたが)実施しているので、今回で丸7年続けていることになります。
毎回楽しみにしている方がいて、今回も100人以上の参加がありました。休まず続けているからリピーターが多い。

事務局のI君もいろんな面で苦労していますが、本当によくやっています。
→講師の選定に苦慮してkurogenkokuに泣きが入ることも多いのですが(笑)


20回目は「地方創生」をテーマに秩父市長・横瀬町長を講師に招聘し、それぞれの考え方を語っていただきました。
秩父市は「バランス」、横瀬町は「個性」を生かした取り組みが多かったかな・・・。


限られた資源をいかに有効活用し、永続的な発展に結びつけるか。
今も大切ですけど長期的な視点で戦略を打ち立てることこそ、特にうちのように消滅可能性都市にあげられている自治体には必要なんだななんて考えながら聴講させていただきました。



「地方創生」といえば、今日は岩手県大船渡市で開催される地方創生シンポジウムにお招きいただいております。
テーマは「地域資源の活用」です。
http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1453964752448/index.html

「眠れる地域資源はこう活かせ」という若干ふかし気味なタイトルですが、ただ地域資源を使えば成功するわけではなく、それを取り巻く様々な要素をどう活用すればうまくいくのか。事例を交えながらお話しさせていただく予定です。


p.s
13時から開催ということで急いで大船渡市に向かっているところです・・・。

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「ひと手間かけて育てる金融」の推進

2016-02-26 06:08:00 | 中小企業診断士

このブログ、金融機関の方々も読んでいると聞いて・・・。


どうもkurogenkokuです。


昨年6月に自由民主党政務調査会が政府に対して出した『地域経済の好循環実現のための提言~「ローカル・アベノミクス」の浸透と中小企業・小規模事業者の自律的成長に向けて ~』 という提言があります。
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/127927_01.pdf


このうちkurogenkokuは【中小企業政策実行検討小委員会】に対して事例発表させていただきました。それは本題と逸れますので上記URLを参照いただくとして、もうひとつ【中小企業金融のあり方検討小委員会】の提言も含まれています。
その中に『「ひと手間かけて育てる金融」の推進』というものがあります。着目すべきは以下の部分です。

**************************
地域金融機関は、地域経済のため、利用者のため、そして自らのためにも、地域経済の核となって目利き力を発揮し、知的資産と言われるような企業価値も含めて企業の事業性を評価し、ビジネスマッチング、販路開拓支援、海外展開支援、人材支援・紹介など、地元企業を「ひと手間かけて育てる」ことが大切である。また、行政側には、地域金融機関が「ひと手間かけて育てる金融」が行いやすい環境、インセンティブを整えることが求められている。
**************************


これに関連した内容として、2月17日のクローズアップ現代が参考になります。

『黒字企業が消えていく ~自主廃業3万社の衝撃~』
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3771.html


後半に兵庫県の信用金庫が『知的資産経営報告書』を活用して、事業承継に係わった事例が報告されていますが、もしよろしかったらご覧ください。


実際、kurogenkokuも地域金融機関と情報を密にしながら再生や革新を中心とした支援に奔走しています。昨日もそうでした。秩父に限ってみれば、「ひと手間かけて育てる金融」は進んでいるんじゃないかと自負しています。

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期待に応えてあげたいのですが・・・。

2016-02-25 05:28:00 | 中小企業診断士

3月は「自分がいなくても大丈夫そうな出張」と「飲み会(オフィシャルなものを除く)」をオールキャンセルしました。そのくらいの追い込まれ感です。。。


どうもkurogenkokuです。


新規の経営相談が増えて、いろいろな経営者とつながりがもてるのはうれしいんですけど、増えすぎるのも困ったもので、正直途方に暮れています。
他の経営指導員で対応できる仕事はできる限り任せているのですが(気持ちよく引き受けてくれるのでほんと助かる・・・)、ものづくり補助金のような難易度が高く、結果がすべてな支援についてはやはり中小企業診断士である自分が対応しないとならないですし、相談者もそれを期待しています。
でもさすがにこれ以上は体力的にも時間的にも厳しいので他の認定支援機関を紹介したり、他の専門家を活用したりしてもらうこともそろそろ検討しなければです。


ところでうちのムスメ。ヨメの情報によると幼稚園から帰宅してから随分と機嫌が悪かったそうな。
「原因は?」と尋ねると、給食でカニクリームコロッケをお替わりしようとしたところ、最後の一個をギリギリのところで男の子に奪われたからとのこと(笑)
チビクロに当たり散らすわ、すぐ泣くわ大変だったらしい。

こんな子供たちと遊んであげたいわけで、子供たちが寝てしまう前に帰ってきて、子供が寝てから仕事するみたいなシフトに切り替えようかと真剣に思っています。


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