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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

アニメ コンテンツ エキスポ 2012

2012-03-31 06:47:00 | お仕事・私生活

kurogenkokuです。
昨日から幕張に来ています
土日のイベントに出展するためです。

【アニメ コンテンツ エキスポ 2012】
http://www.animecontentsexpo.jp/index.html




当団体の概要はこちら

【秩父アニメツーリズム実行委員会】
http://navi.city.chichibu.lg.jp/event/small.html?1299565521


大勢のご来場お待ちしております☆


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平成24年度中小企業施策利用ガイドブック

2012-03-30 00:06:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
標記の件について中小企業庁のホームページにアップされています。

【平成24年度中小企業施策利用ガイドブック】
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/g_book/h24/index.html


診断士の1次試験を受験される方、また中小企業向けのコンサルティングに従事する方には必要不可欠の書です。
私もじっくり読んでみたいと思います。


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【302冊目】ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか

2012-03-29 07:07:00 | 読書部

kurogenkokuです。
302冊目は



ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか
杉山 春 著  小学館文庫

最初に出版社からの内容紹介を転記します
***********************
ネグレクト(neglect)育児放棄。子供に食事を満足に与えなかったり、病気やけがを放置したり、長期間入浴させないなど保護者としての責任を放棄する行為。二〇〇〇年十二月一〇日、愛知県名古屋市近郊のベッドタウンで、三歳になったばかりの女の子が段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態で亡くなった。両親はともに二一歳の夫婦だった。なぜ両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。三年半を超える取材を通じてその深層に迫った事件ルポルタージュ。
***********************

登場人物は仮名を使っていますが、実際にあった話です。読んでいて泣けてきました。


登場人物に怒りさえ覚えました。でも・・・。
殺そうとしたのではありません。たぶん子供を育てる術を知らなかったのだと思います。

複雑な家庭環境で育ち、精神的にも未熟な若夫婦。サポートできない祖父母。
行政のかかわり方。当時まだ児童虐待防止法はありませんでした。あったら救われていたかもしれません。

どこに責任を求めるべきか悩みます。
でも忘れてはならないのは、何も言えずに死んでいった真奈ちゃん(仮名)の視点に立ってモノを考えるということ。たとえ保護者が未熟だったとはいえ、許されることではありません。

私たちにとっては非現実的な話に移るでしょうが、実際、こういった問題は日に日に増えてきています。子供を持つ親、これから家庭を持つ方に広く読んでいただきたい本です。


【目次】
第1章 逆境
第2章 出生
第3章 発端
第4章 餓死
第5章 法廷
第6章 再会

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他人本位的発想

2012-03-28 06:35:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
数日前、facebookにこんなことを書きました。

*****************************************************
病気をしたのだから無理をせず、残りの人生を楽しんで生きてくださいとアドバイスしてくださった方がいました。ありがたい助言ですが自分の考えはちょっと違います。
いつ何時起こるかもしれない死というリスクに備えて、残されたものたちが困らないように考えながら生きる。
自分本位か他人本位かの違いですが、生きるという意味を真剣に考えれば考えるほど、他人本位的発想に近づいていくような気がします。
*****************************************************

日々なんとなく過ごしていると、自分以外のことって見えないものです。
ところがいざ大変な状況に追い込まれてみると、自分はいかに多くの方に支えられて生きているかわかります。と同時に自分のことを必要としている方がいかに多いかもわかります。

自分を取り囲むいろいろな方の顔が思い浮かべる。
他人の目線で自分を見つめてみる。

そうすることで自分が何を期待されているか、何をすべきかよくわかるような気がしています。


コメント (2)
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【301冊目】原発安全革命

2012-03-27 01:17:00 | 読書部

kurogenkokuです。
301冊目は



原発安全革命
古川和男 著  文春新書

原発に賛成か反対か。意見が二極化している中で、本書を読んだ率直な感想は「いずれにも属さない」ということです。言い換えれば、これほどまでに大きい事故を引き起こしてしまったいまの原発の問題点を踏まえ、それを解決するための提言を原発の視点で科学的でありながら、素人の我々にもわかりやすく説明しているのが本書ではないでしょうか。

トリウム原発。
著者の主張を簡単に要約すれば、①固体から液体へ、②ウランからトリウムへ、③大型から小型への3点です。

その背景として
・溶融塩というものに溶かした液体状のトリウム核燃料はメルトダウンを起こさない。
・トリウムはウランとは異なり、プルトニウム等の軍事利用に適した核物質を生み出さず、核拡散の恐れも少ない。
・トリウム溶融塩炉ならば核廃棄物を一緒に使って処理することができるため最終処理に大きな問題を残さない。
などの記述がありました。

一部懸念化されている液体核燃料利用は容器配管を腐食させやすいのではないかという問に対しては、溶融塩をフリーベ系(F、Li、Be)、容器配管をハステロイ-Nという特殊な合金と組み合わせることで対応可能としています。


なぜそこまで理想的な原発がこれまで導入されてこなかったのか。
私も率直に疑問を感じましたが、それも第9章に記述がありますのでご覧いただければ良いと思います。

著者は自然エネルギーの可能性について排除していません。最近のニュースでは地熱発電が取り上げられることも多くなってきました。でも現実的に考えると、それが失われた電力をすぐに補えるだけの課題解決策となるのか。最終的には政府の判断になりますが、原子力エネルギーは恒久的なものではなくあくまでもつなぎ役とする、それであって安全なものに置き換えるという著者の主張は検討してみる余地があるような気がします。


ところで著者は昨年12月に逝去されたとのこと。非常に残念な気がしてなりません。


【目次】
序 章 打開への道筋
第1章 人類とエネルギー
第2章 核エネルギーとは何か
第3章 今の「原発」のどこが間違いか
第4章 「安全な原発」となる条件
第5章 「原発」革命その一―固体から液体へ
第6章 「原発」革命その二―ウランからトリウムへ
第7章 「原発」革命その三―大型から小型へ 小型熔融塩発電炉FUJI(不二)
第8章 核燃料を「増殖する」
第9章 「革命的な原発」の再出発
第10章 核兵器完全廃絶への道


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