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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

本試験再現解答その2

2006-11-02 07:12:12 | 本試験再現答案

【事例Ⅲ】
(第1問)
①積極的な顧客分散により、生産性や収益性の向上を図ったため。
②全自動ラインの亜鉛メッキの単一加工で生産性を向上させたため。

(第2問)
影響として、①プラス面:量産効果でコストダウンが図れ、また表面処理技術継承の機会となる。さらに生産統制が容易になる。②マイナス面:環境変化に対し経営が不安定になるリスクがある。また生産面の稼働率低下や、低価格要請による収益性低下の懸念がある。

(第3問)
C社は、三価クロメート処理の技術開発による環境志向型企業としての事業基盤確立、両工場間の適正な生産割り振りによる小口対応や生産平準化体制の構築を強化すべきである。理由は、自動車業界の環境対応ニーズや、小口納品や低価格要請に対応するため。

(第4問)
助言内容は、①技術開発スタッフを専任体制にし、また被膜強度、発色安定、コスト面に優れた外部企業との連携を強化し早期に事業展開を図る。②特許化を図り、他社への参入障壁や権利侵害への対応策を講じることで、C社の独自技術として競争優位を確立する。

(第5問)
生産計画や納期情報、受注書や受注残情報、搬送時間や搬送コスト情報、各工場の生産進捗情報をDB化して一元管理する。受注確定と同時に工場へ適正な生産割り振りを行い、また特急品は地方工場で生産を行うことで、生産平準化や小口輸送を対応可能とする。


【事例Ⅳ】
(第1問)
①(a)売上高対人件費比率
 (b)12.02%
 (c)問題点は、人件費負担の増加による収益性の低下である。原因は、時間別売上に応じた適正な人員配置がなされていないことにある。 

②(a)商品回転率
 (b)17.23回
 (c)問題点は、資本効率が低下し商品廃棄損も生じている点である。原因は、各店舗の顧客ニーズに合わせた品揃えができていないことにある。

③(a)当座比率
 (b)61.90%
 (c)問題点は、短期支払能力の低下している点である。原因は、売上低下で現金預金が減少し、さらに仕入債務が増加したことにある。

(第2問)
(設問1)
(a)-6百万円
(b) 4百万円
(c) 1百万円

(設問2)
税引後利益がゼロで商品在庫も増加し営業CFがマイナスした。それを備品売却による投資CFや財務CFで賄えずCF状況は悪化。

(第3問)
(設問1)
①(a)26.67% (b)-1.57%
②(a)33.65% (b)11.11%
③(a)34.18% (b)22.78%

(設問2)
各店舗の限界利益から個別固定費を差し引き貢献利益額を算出し、共通固定費回収に対する貢献度に着目して結論を出すべきである。

(第4問)
住宅街店舗1店舗とロードサイド店舗2店舗を増加させることが、毎年得られるキャッシュフローが18百万円となり最適である。

(第5問)
(設問1)
発注データ、納品データ、在庫データをPOSシステムで管理し、仕入業務の精度向上や不要な商品在庫の削減に活用する。

(設問2)
商品別売上情報をもとに、売れ筋、死に筋商品の分析を行い、品揃えの適正化を図ることにより効果的な商品の入れ替えに活用する。

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本試験再現解答その1

2006-11-02 07:00:17 | 本試験再現答案

メモのみの公開だったので、文章化してみました。
かなり再現率は高いです。事例Ⅰの足きりが心配です。


【事例Ⅰ】
(第1問)
(a)
強みは、①親会社の事業拡大に伴い、業績が伸張し、経営の安定化が図られること、②親会社からの出資により、事業資金の確保が容易に行えること、③経営ノウハウが豊富な役員の派遣を受けられること、である。
(b)
弱みは、①親会社の業績の影響を受けること、②戦略的意思決定において、親会社の権限が強まること、③取扱製品の独自性が図りにくいこと、④給与水準が親会社より低くなるため、社員のモラールが低下すること、である。

(第2問)
(設問1)
A社は、人材や知識などの経営資源の移転を促進し、効率的かつ環境適応的に海外営業拠点の拡大を行う。そのうえで、取引先のニーズを反映した取扱製品の拡充のために、海外営業拠点を発展的に活用するべきである。
(設問2)
A社は、取引先メーカーの積極的な開拓を行い、業績伸張が見込めるファインケミカル品や環境化学品分野の強化を図る。さらに、顧客のニーズを収集し、原材料委託製造のコーディネート事業の展開を図るべきである。

(第3問)
(設問1)
A社の組織図は、社長や経営企画部に意思決定権限が集中し、製品別や地域別の事業部が混在している。そのため顧客のニーズに則した取扱製品の拡充や、新事業展開に機動性を欠き、さらに利益責任も不明確になっている。
(設問2)
国内向けと海外向けの地域別事業部制組織に再編することを提案する。各事業部長に権限委譲し、顧客ニーズ変化への対応力向上や新事業の機動的な展開を図る。また利益責任を明確にし、売上や利益目標の達成を目指す。

(第4問)
デメリットは、①A社に占める新卒採用者のウエイトや若手社員への依存度が低下し、経験やノウハウの伝承が困難、②安定的志向に陥りがちになり、新規事業展開や取引先の開拓などの変革意欲が低下することである。


【事例Ⅱ】
(第1問)
①3面の屋内コートを保有し、最寄り駅まで近く立地面で有利な点。
②少人数クラスで、顧客の技術やニーズに合わせた指導を行える点。
③独自イベントを実施し、受講生との間に一体感を醸成している点。
④託児所などの施設の保有により会員が集中してレッスンできる点。

(第2問)
解決方法として、空き時間におけるレンタルコートの提供や、事業所間の乗り換え受講制度を導入し、需要の変動を吸収している。

(第3問)
(a)
①受験難関校に通っているアルバイト大学生の保有である。
②下校途中に利用が可能な自習室とミーティングルームである。
③最寄り駅まで徒歩5分と近く、立地面で優れた事業所である。
(b)
①受講生の親同士の日常会話の中から創り出される口コミである。
②B社独自のイベントが創り出す、顧客との良好な関係性である。
③挑戦意欲の高い者に対し、積極的なサポートを行う企業文化である。

(第4問)
①受験難関校に通う学生による少人数でのきめ細かい学習指導を行う。
②テニススクールとの統一カリキュラム編成により利便性を提供する。
③ミーティングルームで進学問題に悩む親へのサポートを強化する。

(第5問)
新規事業としてパソコン教室の展開が考えられる。なぜなら、①各事業所のリラックスルームにパソコンが設置されている、②インターネット環境も整備されている、③IT活用能力の高い学生を活用できる、からである。

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再現解答メモ part4

2006-10-26 07:12:49 | 本試験再現答案

【事例Ⅳ】
http://www.nipponmanpower.co.jp/add/data_files/20061023004.pdf

第1問
・売上高対人件費比率 12.02%
問題点
人件費負担の増加
原因
時間別売上に応じた適正な人員配置がなされていない

・商品回転率 17.23回
問題点
資本効率低下+商品廃棄損
原因
各店舗の顧客ニーズに合わせた品揃えが展開できていない

・当座比率 61.90%
問題点
短期支払い能力の低下
原因
売上低下で現金預金減少
仕入債務が増加

第2問
(設問1)
(a)-6百万円
(b) 4百万円
(c) 1百万円

(設問2)
・税引後利益がゼロ+商品在庫増→営業CFがマイナス
・備品の売却による投資CFや財務CFの増分で賄えない
     ↓
  CF状況は悪化

第3問
(設問1)
(a)①26.67% ②33.65% ③34.18%
(b)①-1.57% ②11.11% ③22.78%

(設問2)
・各店舗ごとの貢献利益額
・共通固定費回収に対する貢献度に着目

第4問
・住宅街店舗1店舗+ロードサイト店舗2店舗
・毎年得られるキャッシュフローが18百万円で最大

第5問
(設問1)
・発注データ、納品データ、在庫データをPOSシステムで管理
    ↓
 仕入業務の精度向上、不要な商品在庫の削減

(設問2)
・商品別売上情報→売れ筋、死に筋商品の分析
    ↓
  品揃えの適正化→効果的な商品入れ替え


2次合格発表まであと43日

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再現解答メモ part3

2006-10-25 06:12:50 | 本試験再現答案

【事例Ⅲ】
http://www.nipponmanpower.co.jp/add/data_files/20061023003.pdf

第1問
・積極的な顧客分散→生産性や収益性の向上
・全自動ライン中心+亜鉛メッキの単一加工で生産性向上

第2問
プラス面の影響
・量産効果でコストダウン、表面処理技術の継承
・生産統制が容易
マイナス面の影響
・環境変化に対し経営が不安定になるリスク
・生産面の稼働率低下、低価格要請→収益性が低下

第3問
強化すべき点
・三価クロメート処理技術の開発→環境志向型企業として事業基盤確立
・両工場間の適正な生産割り振り→小口対応や生産平準化体制の構築
理由
・自動車業界の環境対応ニーズ
・小口納品や低価格要請に対応

第4問
・技術開発スタッフを専任体制
・被膜強度、発色安定、コスト面に優れた外部企業との連携
     ↓
  早期の事業展開
・特許化対応→他社に対する参入障壁、権利侵害への対応
     ↓
  C社の独自技術として競争優位を確立

第5問
・生産計画や納期情報
・受注書や受注残情報
・搬送時間や搬送コストの情報
・各工場の生産進捗情報
     ↓
 データベース化して一元管理
     ↓
 受注確定と同時に工場へ適正な生産割り振り
 特急品は地方工場で生産
     ↓
 生産平準化や小口輸送対応可能な情報システム



2次合格発表まであと44日

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再現解答メモ part2

2006-10-24 06:40:16 | 本試験再現答案

【事例Ⅱ】
http://www.nipponmanpower.co.jp/add/data_files/20061023002.pdf

第1問
・3面のインドアコートの保有
・少人数クラスの展開→顧客の技術やニーズに合わせたきめ細かい指導
・独自イベントの実施→受講生との間に一体感を醸成
・託児所や自習室など→会員が集中してレッスンに打ち込める環境

第2問
・空き時間におけるレンタルコートの提供
・事業所間の乗り換え受講制度
       ↓
  需要の変動性を吸収

第3問
(a)有形資源
・受験難関校に通うアルバイト大学生
・下校途中に利用できる自習室+ミーティングルーム
・最寄り駅より徒歩5分の環境に立地する事業所
(b)無形資源
・受講生の親同士が創出する口コミ
・独自イベントが創り出す顧客との良好な関係性
・挑戦意欲の高い者へのサポートを重視する企業文化

第4問
・少人数クラスと受験難関校に通う学生→きめ細かな学習指導
・テニススクールとの統一カリキュラム編成→利便性の提供
・ミーティングルームを活用→進学問題に悩みを抱える親へのサポート

第5問
パソコン教室
   ↓
・リラックスルームにパソコン設置
・インターネット環境整備
・IT活用能力の高い学生による指導




2次試験合格発表まであと45日

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