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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

『WEB研修』について

2006-01-25 07:02:06 | Web研修
約1年2ヶ月かかりましたがこれまで以下の科目についてまとめてきました。
①経営法務
②経営情報システム
③運営管理
④企業経営理論


残るは
○経済学・経済政策
○財務会計
○中小企業経営・中小企業政策

*「新規事業開発」については新試験制度からはずれたので除く



ここでお詫びがあります・・・。

経済学以下のエントリーについては『2次試験終了後(10月)』に再開させていただきたいということです。


理由は・・・

『2次試験に集中したい』

それだけです。



毎日かかさず記事をお読みになっていた方がいらっしゃるとしたら本当に申し訳ありません。
そのかわりといってはおかしいですが
○経済学・経済政策
○財務会計
○中小企業経営・中小企業政策
について「ワンポイントアドバイス」を書いていきます。

コメント (3)
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応用マーケティング part5

2006-01-20 06:59:38 | Web研修
今回も応用マーケティングについて整理します。

【ダイレクトマーケティング】
ダイレクトマーケティングとは、流通業者を経由することなく、直接的に消費者に広告・販売をするマーケティング活動のことです。
コトラーはダイレクトマーケティング類型として以下の4つをあげています。

①ダイレクトメール・カタログ
カタログなどの案内を直接消費者に送り、販売します。

②テレマーケティング
いわゆる電話によるアプローチのことです。

③テレビマーケティング
テレビを活用して商品の紹介を行い、販売に結び付けます。

④インターネットショッピング
インターネットを使って販売を行います。



【小売に関するのマーケティング理論】

(小売の輪の理論)

小売業の革新は以下のようなサイクル(輪)で行われるとした理論です。
①新しい小売業はローコスト経営による低価格戦略で市場に参入し、地位を確立する。
②やがて品揃えやサービスの向上などで差別化を図り、高コスト、高マージンを得る業態へ移行する。
③その高級化に対し、次の革新的業者は、低マージン、低価格で市場に参入し競争が繰り返される。

(アコーディオン理論)
小売業においては、総合的に幅広い品揃えをする小売業態と、品揃えの幅を絞った専門的な小売業態とが、交互に出現してくる考え方です。

(真空地帯理論)
市場の変化および小売業の発展にともない、既存の小売業態ではカバ-できない真空地帯が生まれ、新規参入の余地が生まれるという考え方です。



以上でマーケティング分野は終了です。
ここまで企業経営理論を「経営戦略論」「組織論」「マーケティング論」の3つに分けてまとめてきました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/267.html

非常に膨大ですが、いずれも基本的な内容です。
診断士を受験される方は、さらに過去問を熟読したりや試験委員の書籍などで補充をしてくださいね。



次回から「経済学・経済政策」について整理します。

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応用マーケティング part4

2006-01-18 06:26:49 | Web研修
今回も応用マーケティングについて整理します。
前回に引き続き【サービスマーケティング】についてとりあげます

【サービスマーケティング】
(サービスマーケティングの3要素)


①エクスターナルマーケティング
企業と顧客の関係、すなわち企業から顧客に対して行われるマーケティング活動のことです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが「物理的な製品」におけるマーケティングミックス(4P)がエクスターナルマーケティングに該当するといえます。


②インターナルマーケティング
企業と従業員(コンタクトパーソネル)の関係、すなわち企業から従業員(コンタクトパーソネル)に対して行われるマーケティング活動のことです。
顧客の要求水準を上回るサービスを提供するためには、顧客と直接コミュニケーションする従業員(コンタクトパーソネル)が重要な役割を果たすことになります。
従業員(コンタクトパーソネル)の提供するサービスにはバラツキがあるため、いかにサービス品質の標準化ができるかが課題になります。
具体的方策としては、従業員に対する教育訓練やサービスのマニュアル化、自己啓発のための動機づけ策、トップがリーダーシップを発揮することなどが考えられます。


③インタラクティブマーケティング
従業員(コンタクトパーソネル)と顧客の関係、すなわち顧客と実際に接触する従業員の間のマーケティング活動のことです。
ここでは接客要員である従業員(コンタクトパーソネル)の態度や接客能力の発揮が、顧客満足を実現する上でで極めて重要になります。
従業員の能力とモチベーションは、上述のインターナルマーケティングによってもたらされるわけです。



次回も応用マーケティングについて整理します。

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応用マーケティング part3

2006-01-16 07:01:28 | Web研修
今回も応用マーケティングについて整理します。
前回に引き続き【サービスマーケティング】についてとりあげます


【サービスマーケティング】
(サービスの特性への対応策)

前回、「サービスの特性」についてとりあげましたが、代表的な対応策の例としては以下の点が考えられます。

①サービスの需給調整
(1)ピーク時の需給調整
・待合施設の設置を行う
・営業時間を延長する
・予約システムの導入を行う
・価格の割増を検討する
・作業の軽減化を図る

(2)非ピーク時の需給調整
・複合サービスの開発により特別需要を開拓する
・出張サービスの導入を行う
・価格の割引を検討する
・パートタイマーの活用で人件費を変動費化する

②サービスの均質化
・従業員(コンタクトパーソネル)の能力開発を行う
・サービスのマニュアル化を図る
・機械化の導入検討を行う
・従業員の意欲向上を図る

③サービスのデータベース化
・サービスを記録、保存する方法を検討する


(サービスエンカウンター)
サービス業において、サービスを提供する人材をコンタクトパーソネル(CP)といいます。
顧客の要求水準はそれぞれ異なり、そのためコンタクトパーソネル(CP)に負うところが大きくなります。
異なる顧客の要求水準を満たすためには「サービスの提供者と顧客との直接的なかかわり方」が重要になるわけです。
この顧客との接点のことを「サービスエンカウンター」といいます。


次回も応用マーケティングについて整理します。

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応用マーケティング part2

2006-01-15 10:20:49 | Web研修
今回も応用マーケティングについて整理します。
ここでは【サービスマーケティング】についてとりあげますが、ボリュームが大きいので何度かに分けて整理します。


【サービスマーケティング】
無形財であるービスを提供するサービス業の展開するマーケティングを「サービスマーケティング」といいます。
サービスマーケティングでは「サービスの特性」に留意することが必要です。

(サービスの特性)
サービスには以下のような特性があります。

①無形性
サービスは形が無く、目に見えないものであり、手に取ることができないなどという特徴を持っています。

②不可分性
サービスの提供者と消費者が同じ場にいなければならないという特性です。
生産と消費が同時に行われなければならないということから「生産と消費の同時性」とも呼ばれます。

③変動性
サービスの品質は提供する人や時などによって変動するため常に均一というわけにはいかないという特性があります。

④非貯蔵性
サービスは、有形財とは異なり在庫として保存することはできません。
上記の不可分性にやや似た視点であるといえます。

⑤不可逆性
一度提供されたサービスは元に戻ることができないという特性です。

⑥需要の時期的集中性
季節や時間帯によって需要の変動が大きいという特性です。

⑦労働集約性
サービスの提供には人手がかかり「労働集約的」になるという特性です。



次回も応用マーケティングについて整理します。

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