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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

中小企業施策利用ガイドブック

2005-04-30 21:43:39 | 中小企業診断士
平成17年度版『中小企業施策利用ガイドブック』が出版されました。

150以上もある中小企業施策を頭に叩き込む労力には大変なものがありますし、見ただけで嫌気がさしてきます。

それはさておき、この中小企業施策利用ガイドブックは、市販されている中小企業施策総覧とは違い、かなりコンパクトにまとまっています。

また中小企業施策総覧や受験校のテキストとは違い、中小企業施策を大きく以下の5つにくくり、掲載しているのが特徴です。
①経営サポート
②金融サポート
③財務サポート
④商業・地域サポート
⑤相談・情報提供


中小企業施策をどういうくくりで覚えていくかについては人それぞれ好みが違うと思いますが、興味のある方はお近くの商工会、商工会議所、経済産業局などに問い合わせてみてください。在庫があればすぐに入手することができます。


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経営情報(システム開発 part1)

2005-04-30 07:28:39 | Web研修
今回から【システム開発と運用】の分野に入ります。
まずは「システムの開発」に関することについて整理します。

【システムの開発とは】
システム開発とは、ユーザーの要求をもとに、必要な機能を整理し、プログラム仕様を設計し開発することです。

【システム構築の組織体系】
(組織体系のポイント)
・効果的な部門の要員を組み入れる
・情報化推進担当責任者を選任する
・情報化推進体制を確立する

(組織体系の整備手順)
①情報システムにより強化する部署を選定
  自社内のどの部署を強化するのか分析する
      ↓
②情報化推進担当責任者を指名する
  経営戦略を理解していて、情報化の目的を設定できる人間を指名する
      ↓
③プロジェクトチームを立ち上げる
  部署の利益よりも会社全体の利益を優先する
  チームメンバーの職務は、プロジェクト専任とする
   会社全体の利益を追求するための権限を与える


【システム開発の手順】
一般的にシステム開発は以下の手順で行われます。

(基本計画)
企業の経営目標や経営戦略実現のため、全社的な視野から計画を行います。
   ↓
(システム分析・要求定義)
基本計画をもとに対象業務の調査やデータ分析、システム要求分析を行い、新システムの要求仕様を定義します。
   ↓
(外部設計)
ユーザから見たシステムの設計のことです。
   ↓
(内部設計)
システム開発側の立場やコンピュータの仕様から見たシステム設計のことです。
   ↓
(プログラム設計)
内部設計に基づいて、構造化手法などを活用し、プログラムを複数のモジュールに分割します。
そしてモジュール間のインターフェースを決定します。
   ↓
(プログラミング)
プログラム設計の結果に基づいて実際にコーディング(プログラムを書くこと)を行います。
   ↓
(テスト)
プログラムの動作が正常であるかどうかを確かめる行程です。
   ↓
(運用保守)
プログラムを運営していく上での管理・保守を行います。



次回は【システム開発の手順】の各項目についてさらに掘り下げていきます。

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経営情報(通信ネットワーク part8)

2005-04-29 08:02:10 | Web研修
今回はマルチメディアについて整理します。
特に通信ネットワークのみと関わりがあるわけではないのですがここで取り上げておきます。

【マルチメディア】
マルチメディアとはコンピュータ上で、文字、静止画、動画、音声など、様々な形態の情報を統合して扱うことの総称です。
試験対策上は以下のものを覚えて置いてください。

(静止画像のファイル形式)
①BMP
ウインドウズが標準でサポートしている画像形式で、白黒の画像からフルカラー(約1677万色)までの色数を指定できます。
ペイント機能によって編集されます。
②JPEG
静止画像データの圧縮方式のひとつで、圧縮率は約1/10から1/100と比較的高いものの、画質の劣化が少ないのが特長です。
一般的に利用されているJPEGは、画像の劣化を許容する非可逆圧縮(元に戻らない)として使用されています。
③GIF
画像データの保存形式のひとつでJPEGと並びインターネットでよく使われます。
カラーは256色まで扱えて、ファイルサイズが小さいことから、イラスト等によく使われます。
④PNG
GIFに代わる画像フォーマットで汎用的に様々な用途に応用できる画像データとして、W3C(WWWに関する標準化団体)で策定された画像フォーマットのことです。


(動画のファイル形式)
①MPEG
動画の圧縮方式の一つです。
MPEG-1(ビデオCD用)、MPEG-2(DVDビデオ、デジタル衛星放送用)、MPEG-4(インターネットでの動画配信用)などがあります。

(音声のデジタル化)
①WAV(WAVE)
ウインドウズ標準の音声ファイルの形式で、音声信号をデジタルデータに変換したものを記録するための保存形式などを規定しています。
デフォルト(初期設定)ではPCM(無圧縮)方式などの圧縮方式に対応しています。
「CODEC」と呼ばれるソフトウェアを追加することにより、様々な圧縮方式を利用することができるようになります。
②MIDI(Musical Instruments Digital Interface)
シンセサイザや音源とパソコンを接続して楽曲データをやりとりするための規格です。
③MP3(MPEG Audio Layer-3)
インターネットからダウンロードした音楽等の音声を圧縮する、音声情報圧縮形式のひとつです。
MPEG-1で利用されます。
高音質を保ったまま、データ量を約1/11(128kbps)に圧縮することができるのが特長です。

(ストリーミング)
インターネットで映像や音声などを再生するときに、データを受信しながら同時に再生を行なう方式のことです。
低速な回線でもマルチメディアデータがリアルタイムで視聴できます。
Playerの代表的なものに リアルネットワーク社のRealOne Player、マイクロソフト社の Windows Media Player、アップル社の QuickTime Playerがあります。


今回まで【コンピュータシステム】としてハードウエア、基本ソフトウエア、情報処理システム、通信ネットワークを取り上げてきました。
次回から【システム開発と運用】についてまとめていきます。

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経営情報(通信ネットワーク part7)

2005-04-28 07:06:33 | Web研修
今回はイントラネットやネットワークアーキテクチャなどについて取り上げます。

【イントラネット(Intranet) 】
イントラネットとは自分の組織内のLANに接続されているユーザだけに情報を提供するものです。
イントラとは「内部」を意味し、ファイアウォールを導入することにより外部からのアクセスを制限できます。

(グループウェア)
グループウェアとは企業内LANを活用して情報共有やコミュニケーションの効率化をはかり、グループによる協調作業を支援するソフトウェアのことです。
その機能には下記のものがあります。
①スケジューラ機能
利用者が個々に登録したスケジュールを閲覧可能とする
②電子メール機能グループ内のメンバー間および外部とのコミュニケーションを円滑化
メールソフト(OutlookExpress等)が不要になる
③文書共有機能
アイデアやノウハウなどをデータベース化して共有する
④電子会議室機能
メンバー間の打ち合わせや特定のテーマについて議論を行なう
⑤電子掲示板機能
グループ全体に広報を行なう
⑥ワークフロー管理機能
複数のメンバーで回覧される文書を電子化して流通させる

【エクストラネット(extranet)】
複数の企業間でイントラネットを相互接続したネットワークのことです
電子商取引(EC)や電子データ交換(EDI)をリアルタイムに行なうことができます。


【ネットワークアーキテクチャ】
「通信ネットワーク part5」の「LANを構成するハードウエア」のところで触れましたがOSI基本参照モデルについて整理しておきます。
(OSI基本参照モデル)
ISOが規定した国際標準のネットワークアーキテクチャのことです。
OSI基本参照モデルは、最下位層(第1層)から順に、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層という構成になっています。
それぞれの層で通信機能を実現するプロトコルを規定しています。
①物理層
回線に接続する電気的・物理的な条件を規定し、データを伝送媒体を通じて伝える役割を持ちます。
「LANを構成するハードウエア」ではリピータが属します。
②データリンク層
隣接するシステム間で確実なデータ転送を行うため伝送を制御(エラー検出など)します。
「LANを構成するハードウエア」ではブリッジが属します。
③ネットワーク層
データの中継や経路の選択、通信経路のアドレス管理を行います。
「LANを構成するハードウエア」ではルータが属します。
④トランスポート層
データ圧縮や誤り訂正などを行いあて先のノードにデータを確実に届ける役割を提供します。
⑤セッション層
通信プログラム同士がデータの送受信を行なうための仮想的な経路(コネクション)の確立や解放を行います。
⑥プレゼンテーション層
送信するデータのコード変換をし、符号化・暗号化・圧縮などを行ないデータ構造を決定します。
⑦アプリケーション層
ファイル転送、メッセージの交換、仮想端末などのサービスなど最もユーザーに近い機能を持ちます。

(TCP/IP)
インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコルです。
OSI参照モデルではIPがネットワーク層、TCPがトランスポート層にあたります。


次回はマルチメディアについて整理します。

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このブログのおかげで仕事の依頼が入りました!!

2005-04-27 20:36:54 | お仕事・私生活
それは・・・


























マツケンサンバの
腰元ダンサー
    

                    でした(;_;)
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