大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

小江戸散策

2014年07月26日 | 日記
熊谷からの帰り道、ちょっと寄り道をして川越市へ。
NHK朝の連ドラ「つばさ」の舞台になった町です。
蔵造りの町並みや、喜多院が有名です。
初めて行くところはいつもワクワクしますね。
喜多院の五百羅漢にもなかなか楽しませていただきました。
538体の石像一つ一つが個性的です。

(まあ一杯)

(ふん…)

(ところでものは相談だけど)

(ずいぶんお疲れの様子ですね)

(ワイワイガヤガヤ、それにしてもあづい)


一番のお楽しみはやはりこれでしょ。

あついぞ熊谷!

2014年07月25日 | 労働者福祉
埼玉県熊谷で開催された「労福協東部ブロック代表者&幹事会合同会議」。
討議テーマは「50年の活動を踏まえた今後の労福協運動のあり方」ですが、興味深い資料をいただきました。
1976年に同じ東部ブロックで決定された「労働者福祉運動のあり方」です。
これを読んでみると今現在の現状と課題とほぼ同じであることに驚きます。
数字だけ変えれば今でも立派に通用します。
38年前の資料ですよ!どうしたことでしょうか?

あつい熊谷で熱い議論が夜まで続きました。
いや~ほんとうに暑かった‼︎




組織のマネジメント

2014年07月24日 | 労働者福祉
組織風土の改革は経営者でなくてもできますし、むしろ働く側からの積極的なアプローチが必要です。
マネジメントとはなにか、経営理論では「4つの資源」を有効に活用し経営効率を最大化させることだとしています。

どの資源も欠かせませんが、どの時代でも人は最も重要な経営資源でした。
そしてまた最も複雑な要素とも言えますから、理論を学んだり人真似をしただけではうまくいきません。
だからかもしれませんが現在主流の経営理論では、その最も重要な人的資源への配慮を欠いてきました。
その反省から人間の持つ心理面や行動面を重視した人間関係論を基とした経営理論が生まれつつあります。
その中心にあるのが「ヒトのマネジメント」です。

鶏肉期限切れ問題で大騒ぎの中国では、日本の経営者「稲盛和夫」の経営講座が大人気だといいます。
拝金主義に犯されつつある中国は、日本の先人たちに学ぼうとしています。
私たちも手遅れにならないよう、働く立場だからこその「ヒトのマネジメント」を学んでいきましょう。

組織風土の改革

2014年07月23日 | 労働者福祉
時間があると「連合評価委員会」と「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会へ」の2冊を読み込んでいます。
最近あることに気づきました。
この2冊が目指すところを実現させるためには、どうしても進めなくてはならない改革があるということです。
その改革とは「組織風土の改革」です。
職場・組織の活性化が果たせないことには、2冊が示す社会運動への道のりは果てしなく遠のいてしまいます。

一昔前まで健康という概念は心身の健康を指していました。
しかし心身の健康を保つためには、組織が健康でなくてはなりません。
不健康な組織がいかに多いことか、まずはその現実から直視しなくてはなりません。

従業員の心身が健康に保たれていても、モチベーションが低い組織では目的を達成できません。
従業員が心身ともに健康で、モチベーションの高い組織をつくらなければなりません。
そこでどうすればそんな組織風土ができるのか真剣に研究し、それぞれの職場で展開できるような運動の仕組みを考えていきたいと思います。
建て前だけの「組織風土の改革」は至るところで聞いたことがありますが、それではまったく意味をなしません。
一組合員から始まって、ありとあらゆる経験をさせていただいたおかげで、建て前と本音がよく見えるようにもなりました。
そのご恩返しの意味でも、私にとってはどこか必然的な取り組みのような気がします。

今日はその第一ステップで専門家に意見を伺いました。
「語り部1000人PJ」はこの10月からいよいよ動き出します。
それと並行して研究を進める「組織風土の改革PJ」を、私のご恩返しのご奉公にできるよう頑張りたいと思います。

国民生活基礎調査から見えるもの

2014年07月22日 | 労働者福祉
厚生労働省から「平成25年国民生活基礎調査」の概要が発表されました。
あらためて高齢化時代の到来を認識させられます。
(それは私たち家族が今その苦しみの真っ只中にいるからでもありますが…)

きっと日本の社会はこの問題に真正面からぶつかっていくことになるでしょう。
昔と大きく違うのは世帯構造です。
昭和61年には「三世代世帯」が44.8%で最も多く、「単独世帯」は13.1%(65歳以上単独世帯は10.1%)でした。
現在はそれが逆転し、「単独世帯」が25.6%(65歳以上17.7%)で、「三世代世帯」は13.2%です。
子夫婦と同居も46.7%から13.9%に大きく減少しています。
大家族には大家族の悩みや苦しみがあったでしょうが、少なくとも孤独とは無縁だったと思います。

老老介護も問題になりつつあります。
老人の介護問題についてある人がこう話してくれました。
「年寄りには3パターンあります。
痴呆症の老人、老人性うつ病の老人、ピンピンころり型の老人の3パターンです」
それぞれの比率がどれほどかはわかりませんが、問題を抱えるお年寄りは想像以上に多いような気がします。
そしていつかは寄り添ってきたパートナーとの別れがあります。
下の表は高齢者の実態ですが、これを見るだけで高齢単独世帯が加速度的に増えていくであろうことがわかります。

逃げようがない現実がここにあります。
さて私たちはなにをどのように準備していけばよいのでしょうか?
「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会」の実現に向けて、私たちに描けるものはないでしょうか?