大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

消費者教育の体系的教材が完成

2014年07月28日 | 労働者福祉
「消費者問題ネットワークしずおか(ネットしずおか)」の第9期通常総会がありました。
総会終了後に行われた、「ネットしずおか」による文部科学省の委託事業についての成果報告があり、興味深く拝聴しました。

テーマは「大学生向け体系的教材“消費者市民への道”」の作成についてです。
「ネットしずおか」では、2012年9月より「学校における消費者教育を支援していくための勉強会」を実施してきました。
その勉強会の中でも、いずれは教材開発もやっていきたいと考えていたそうです。
そこで文科省事業に応募して体系的な教材にチャレンジするわけですが、中心メンバーは静岡大学教員と「ネットしずおか」に所属する会員組織です。
みなさんの努力で委託事業に採用され、いよいよこの10月から静岡大学で半期15回の体系的授業が始まります。

「生活の管理と契約」については、静岡県労働金庫・県労福協・県司法書士会が中心となって教材開発を行い、講師も務めます。
「商品等の安全」については静大教員と生活協同組合ユーコープが中心となります。
教材開発のプロセスや苦労話もたくさん聞かせていただきましたが、ワーク中心の教育講座が楽しみです。
消費者問題はいつも私たちの身近にあります。
私自身ももっと勉強しないといけませんので、県司法書士会主催の「消費者問題シリーズ研修会」に応募しました。
いずれ勉強成果はなんらかの形で還元していきますが、この「ネットしずおか」の教材も“Workers Library”などで活用できれば素晴らしいですね。

消費者問題ネットワークしずおか」のHPもご覧下さい。