大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

夢違観音

2014年07月13日 | 日記

白鳳時代に造られたこの観音菩薩立像の別名は「夢違(ゆめちがい)観音」。
「夢違観音」の由来は、悪い夢を見た時にこの観音像を拝むと良い夢と違えてくれるというものです。

写真では分からないかもしれませんが、この観音さんの右目と左目は微妙に違うんです。
横顔を見るとよく分かりますが、右目は優しく、左目は少し厳しい目をしていました。
とても良い顔をしていますからぜひ面会なさるといいですよ。
静岡市美術館に7月27日までいらっしゃいます。
その昔にも、この観音様は法隆寺から各地へ出張されたそうです。
寺院建立のお布施集めに回りながら、各地で信徒の悪夢を救われたんでしょうか?
そう思うとなにか立ち去りがたい気持ちになりました。

美術館を後にして新たに誘われた自己啓発グループの会合に参加しました。
組織開発の新しい仕組みや、組織のメンテナンス機能やら、未知の領域の話題にワクワクしながらの参加でした。
10名足らずのメンバーでしたが、参加者の強い思いを感じ取りました。
「犬も歩けば棒に当たる」というけれど、とにかく歩きまわることは必要ですね。
ある方がこのグループに参加している意義をこう話してくれました。

『自分の人生の質を高めたいんです。
学びたい人はたくさんいますが、お金を出してまで学ぼうとする人は少ない。
楽しいことにお金を使うのもいいけれど、ただそれだけではもったいないと私は思うんですよ』