大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

私の運動史(連合静岡時代 その22)

2016年04月18日 | 労働者福祉
連合静岡では、県内160万勤労者がそれぞれ繋がりを感じ、そして居場所となれるような“場”づくりを検討しました。
それが2010年4月1日に発足した年会費1000円の「連合静岡メイト」です。

華々しくマスコミにも取り上げて欲しくてイベントも組みましたが、例の小沢問題でそれこそ大騒動になってしまい、連合静岡メイトのスタートは散々でした。
設立当時は立派なHPもなく、チラシや新聞広告や口コミが拡大ツールの中心でした。
10年2月26日ブログ4月1日ブログメイトHP

その後、会員同士のオフ会や独自の「ワークルール基礎講座」開催などの企画で頑張ってくれています。
12年4月24日ブログ
次のステップでは次代リーダーの手で工夫して「年会費1000円のサイバーユニオン化」できないものかと思います。
そうなればより広範囲で仲間づくりが広がるはずです。

労働委員会や労働審判を経験して思うことは、この近代的な世の中でも、まるで犬猫のように扱われる労働者がまだまだ多いという現実です。
それは労働者の無知にも原因があります。
個人的に受ける相談事と同様に、ボランタリーな受け皿としてここに存在していれば、未組織労働者の拠り所になれると思います。
奮闘を祈ります。

次回からは「教育機能」に移りますが、頭の切り替えが済むまで、少々お休みさせていただきます。

(つづく)