大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

継続する仕組みづくり

2015年08月11日 | 労働者福祉
どうやら昨年の今日も同じようなことで、私は悩んでいたらしい。
というのもブログサービスで、毎日1年前のブログ記事をメール配信してくれるからわかるんですね。
「聞くこと話すことの領域」という記事には、リーダーが変わっても人材育成がおろそかにならないような仕組みづくりを求めて、東京へ個別指導を受けにいったとあります。
そういえばオフサイト・ミーティングの先駆者である先生を頼って、東京駅構内の会議室でいろいろ教えを乞うたんでした。
あれから1年、その成果もむなしく私はまだもがいています。

協同組合思想のひとつに「教育中心」があります。
企業でも「人財育成」や「社員教育」の重要性が叫ばれます。
しかしどうしてもその苦労は後回しにされることが多いんですね。
苦労してもすぐに成果が現れないからでしょう。

でも「買える苦労は、労多くして益少なし」というけれど、教育という苦労は自ら買ってでも背負い込むと、もの凄く自分のためになることだけは分かりました。
現在、静岡県内の労働運動の歴史を調べていますが、新たな発見がいくつもあります。
また同時に、この苦労を現役バリバリのリーダーが買ってくれればいいのになぁ…と思い悩む私も正直います。
それはどんなに語り継いでも語り継げない“なにもの”かがそこにはあるからです。

しかし、まさに継続することの力を実感した嬉しいこともありました。
県労福協のスタッフが交代で書いているブログ「こちら黒金町の4階です」の閲覧数(15,096PV)が急増していたのです。
久しぶりに、ここ3週間の閲覧数を私のブログと比較してみると私のブログ(14,953PV)をはるかに超えているではありませんか。
ちょっぴり悔しいけれども、県内各地区の活動がこうして広まってくれた方が、労働者自主福祉運動にとってはより良いことです。
スタッフの皆さんにはご苦労かけていますが、ほんとうにありがとうございます。
明日から5日間は夏休みです。
英気を養ってまた来週からよろしくお願いいたします。
私も皆さんに負けないよう努力します。