大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

ヤブタ班緊急会議

2014年02月09日 | 日記
隣のおばあさんが転んで日赤病院に入院中。
我が屋のじいさんばあさんにせがまれて早速お見舞いに…私が運転手で女房がガイド役です。
なにせ年寄りですから、行き慣れていない病院だと迷子になってしまいます。
それは昨日のことでした。

今朝のこと、近所のお年寄りKさんが、いつお見舞いに行くのか?お見舞金はどのくらい包むのか?の相談で家に来ました。
私の前の班長だった隣のおじいさんの発案で「年寄りだらけになってきたのでお見舞い基準なるものをつくろう」と、お年寄りが集まって相談したそうです。
ところが1年以上前のことですから、うちのじいさんはそんなことはすっかり忘れていた模様。
今回が初ケースですが調整役がおりません。
発案者は入院当事者ですから、お鉢は班長である私に回ってきました。

託されても困る訳ですが、とりあえず緊急会議の招集。
薄日の寒い朝ですからみなさん家にいましたので、我が家へ集まってもらいました。
1年前の内容を確認しますが、みなさんそれぞれ言うことがバラバラです。

よくよく聞いてみると焦点は三つです。
ひとつ目は「年寄りだらけだからお見舞いは病院ではなく自宅へ伺う」ことにしましょうか?
ふたつ目は「バラバラに行くと相手も年寄りで大変だからそろって伺う」ことにしましょうか?
みっつ目は「お返しするのも年寄りには大変だからお見舞い金は低額にして返礼無しにする」ことにしましょうか?

朝の9時から始まって話は方々に飛んで回り、ようやく終わったのはお昼前でした。
これが高齢化社会の現実。

笑っちゃうほどいい人たちですが、あと十年経ったらどうなっちゃうんでしょう?
なにしろ道路を逆走した話やら、救急車を呼ぶのに慌ててテレビのリモコンを使っていた話を聞かされるんですから…。