大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

教育あれこれ

2014年02月03日 | 労働者福祉
労働者自主福祉運動の充実に役立てようとつくられた「Workers Library」の普及のために、連合静岡の協力でつくられたプレゼン資料が「Workers Library」にアップされました。
せっかくいいものをつくっても、その存在が知られなければ意味がありません。
情報過多の時代ですから、なおさら“知らせる活動”に工夫が必要です。
伝えるために大事なこと、それはまず自分自身がしっかりと理解することです。
自分がわかっていなければ、相手に伝わるはずはないからです。

「Workers Library」は県労福協と連合静岡が労働者自主福祉運動の分野で協同してつくった教育用Webサイトですが、労福協では新たに消費者団体などと協同して「消費者教育」分野にトライしています。
これは民主党政権下で最後に成立させた「消費者教育推進法」に基づくものであり、今後県下各地域でも展開がなされていくものと思います。

しかし消費者教育ってなんだろう?
素人の私はそもそもそこから判りません。
だからまずは私自身が勉強しないと始まりません。
そこで第一ステップとして「金融教育」から始めています。
教材は日銀から無償でいただいた「金融教育プログラム」。
これは学校における金融教育を効果的に進めるためのプログラムです。
小学校・中学校・高等学校それぞれの段階における指導計画がつくられていました。
小学校といえども侮れません。
中学校になるとちょっと難しくなります。

たとえば中学3年生では「企業をつくってみよう」というテーマがあります。
ワークシートの中に「企業づくり計画書」があり、そこには企業づくりの目的や動機欄などがあります。
また「求人広告用紙」もあって、学生たちはグループごとに競い合って投資家向けや社員募集のための説明会を開くようになっています。
学習を進めていくにつれて、企業の役割や社会的責任についても考えさせられる仕組みです。
金融の仕組みを教えるだけではないところに真の金融教育を感じました。
労働組合で春闘研修のひとつに加えてみるのも面白いと思いました。


Webサイトもありますので、これもまたチェックしておきましょう。