大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

正解のない問いを共に生きる

2014年02月04日 | 労働者福祉
隣のおばあさんが昼間救急車で運ばれたことを夕食時に聞きました。
「世話になったね。腰骨を折って入院だってよ…困っちゃうよ」
夜遅く病院から戻ってきた隣のおじいさんからの報告です。
私の住む町内班には11世帯33人の住民がいます。
33人中65歳以上が17人、11世帯中4世帯が老夫婦二人世帯で1世帯が老人単独世帯、子どもの数はわずか3人です。
田舎だからと馬鹿にしないでくださいね。
遅かれ早かれ近未来には日本全国こうなります。


今日、ろうきんトップセミナーで広石講師の「なぜ、今“知る活動”なのか?」の講演をお聞きしました。

『これまでは“正解”を前提にできた時代だったが、現在そしてこれからは何が“正解”かわからない時代になってきた。
コミュニティーも、経済社会も、働く人をめぐる課題も大きく変化している。
労働組合も労働金庫もその変化に対応しているのだろうか?
労働組合や労働金庫は、働く人にとって、どんな価値があるのか?
それを組合員・顧客との対話からつかみとって欲しい。
大切なのは「働く人を支える」ことだ。
労金・パートナー・顧客が協働して価値を創る、働く人たちを支える基盤を共創して欲しい』


講演を聞きながら考えました。
老人ばかりになってしまった我が町内。
どうすればいいのかの“正解”もありませんから、まずは毎日我が家の誰かが隣へ声をかけることから始めよう…。
私の次の班長さんは老人単独世帯で大変だから、とりあえず集金仕事や募金活動だけは手伝おうか…。
なぜならば…町内の高齢化が進んで、60代の若手(?)が支えなければ成り立たない時代になったから…。
でもこの若手60代の20年後を支える子どもはおりませんから、今のうちから20年後の私を支える基盤をつくらなければなりませんね。
公私とも難題山積です。