角館の西のはずれ
落合地区にいってきました
なぜかときどき
ここに来たくなるのです
左から玉川
右から桧内川
ここ落合で合流して雄物川に注ぎ
やがて日本海へとたどり着きます
また はるか昔のことを
思いました
戊辰戦争の時にこの川の対岸まで
幕府軍が押し寄せてきました
私は戊辰戦争の話をするとき
そして聞くとき
胸がキュッ!とします
たぶん秋田の人はみんな同じだと思う
秋田藩は戊辰の役の時
東北列藩同盟から脱退し
新政府軍に着きました
東北各藩を敵に回したのです
歴史を勉強している身としては
その時代の藩主や重要家臣の
苦渋の果ての決断だったと思える
しかしながら今もって東北の方々には
「秋田は裏切りもの」と思われている節がある
今を生きる私達であってもそのことで
胸が苦しくなるのです