Tequilana

2006-10-02 18:31:04 | イラスト


 
       直径1mほど、重さ40kgほどの、

       龍舌蘭の球根を蒸して発酵させ、

       蒸留したメスカルというお酒。

       そのなかで、テキーラ町でできたものだけが、

       テキーラといふ。

       



       




       ここ何年かの事なのだが、
       年に1回、高校の時の悪友が、
       仕事の関係の慰安旅行に別府に来る。
       今年は、昨日の日曜に来た。
       前もって連絡があり、
       JAZZバーにて待ち合わせをした。
       日曜の夜という事で、店は静かだった。

     
       カウンターに座ると、すぐにマスターに、     
       「何か、かけましょうか?」
       と、尋ねられ、 迷わず
       「ジュリー・ロンドンを♪」
       とお願いする。


       最近、ジュリーのリクエストがなかったのか、
       マスターは意外な顔をした。
       出してきたのは、真っ赤なLPレコード。
       初めて見た。
       ジュリーは50年代の歌手だから、
       見せてもらったジャケットも年代物だ。


       だが、先にお酒をお願いしたかったのが、
       本音である。


       すぐに友人もやってきて、
       バーボン(IWハーパー)を呑む。
       かなり呑んだ。
       客は来ない。


       好きな曲をがんがん♪

       バーボンをじゃんじゃん♪


       この店のママはちょっと年上の
       すごくステキな人なのである。
       他に客も居なく4人で、
       JAZZの話で盛り上り、
       お酒の話で盛り上る。

      
       テキーラの話になると、
       頼んでも無いのに出てくる。 
       マスターのおごり。 peace
       塩をつけて、グビッといく。
     
       いや~~おいしい!
       病み付きになりそう!

     
       結局、2人で、4時間以上、貸し切った。