マストの話をし、ますと・・・

2006-10-29 18:38:14 | くるま


      
            3艘でも、ヨッ~ト!



       



    バブルの絶頂期の頃、
    アメリカズカップをみてました。
    日本からも参加してました。
    NIPPONチャレンヂ号でしたかね?
    なかなか良いレースもありましたが、
    予選負けでした。
    クルーは日本人で、公募しましたね。
    ヨットが好きで、会社辞めて参加した人も居ました。
    スキッパーは、名前忘れました。
    有名な方でした。
    艇長は難波さんでした。
    しかし、数年前、水難事故に遭われました。
    あれほどの海の男でもか~?
    と、驚いてしまいました。


    アメリカズカップも4年に1度。
    最近ではBMWチームが参戦してます。
    

    アメリカチームがずーっとカップを守っていましたが、
    オーストラリアが破ったんでしたよね。
    ニッポンチームが参戦しなくなった時だと思いますが、
    大変なニュースでした。
    

    紅茶王、リプトン卿の事がもちだされますね。
    結局、勝てなかったのですよね?
    記憶があいまいです。
    決して酒のせいではありません。
    ちょっとヨットの話題から離れているんですよ。
    

    ヨットって憧れますよね。


    とにかく、高価な乗り物の1つですね。
    ワンオフ、ハンドメイドだからでしょうが、
    それだけのことはあるでしょう。
    しかし、ハーバーとか、メンテとか大変でしょうね。
    そんなことを思うものには持てませんね。


    アメリカズカップのニッポン艇で忘れないこと、
    リードしてて、マストがおれたんですよね。
    カーボン製だと思うのですが、
    それを見て、他チームが驚いたそうです。
    どう言うことかといいますと、
    折れないマストを造ることは簡単なことなのだそうで、
    いかに無駄を無くすことが肝心なことなのだそうです。
    初参加なのに、折れるギリギリの所まで設計していた、
    そのことに、意気込みを認めてもらったそうです。


    F1に置き換えてみると・・・

   
    壊れないエンジンを造る事は、簡単なんですね。
    でもそれでは、レーシングスピードで勝負になりません。
    ゴールして壊れるのが理想だそうで、
    エンジニアは、そこまで、追究して、
    しのぎを削っているんですね。
    

    来シーズン、ブローするシーンがあったら、

    落胆したり、嘲笑したりするのではなく、

    おっ、勝負しているんだ!

    と、感じてもらったら、エンジニアは救われます。