蔵っ子日記

これは中堅(?)蔵人の日々を綴った素朴な日記です。
だんだん「蔵っ子」と言えない歳になってきたか?でもよろしくね。

視察研修旅行で山口まで。

2009年06月29日 19時32分14秒 | event
6月も終りに近づきました。早いものです。

先週末、梅雨の中休みにばっちり当ったすばらしい天気の中、バスにて山口県は岩国市まで行ってまいりました。目的は、清酒協議会(酒造組合の青年部版)のメンバーによる「酒蔵見学」「現地研修」であります。

プライベートでいくつか蔵見学をさせてもらったことはありますが、団体でお邪魔するのは初めて。しかも他県となると…、かなりわくわくして行って参りました。

1社目は、山口県の「旭酒造」(あさひしゅぞう)さん 銘柄は「獺祭(だっさい)」
うちは「旭日」。読みは一緒のお蔵さんですが、うちなんかよりももっともっと大きいし、とても素晴らしい考え方、取り組み方をされていました。きちんとした冷房設備で今でも酒を仕込んでいました。いま頃もろみが見れるなんてなんてこと!
なにかと圧倒されながら、次の日は別のお蔵元へ。

2社目は、「酒井酒造」さん 銘柄は「五橋(ごきょう)」
杜氏さんが留守で、社長様自ら説明して下さったのですが、こちらも大きいだけでなく、酒造りにかける情熱、考え方など、とても納得できるお話でした。見学の後、バスの中で酒井酒造さんのテレビの取材番組を見たのですが、これまた深く感心してしまいました。

どちらの会社も名前は知っていましたが、やはり、評判になるということは、それなりの努力、考えをもってらっしゃるということ。改めて自分達の酒造り、会社を見直すいい機会となりました。さて、帰った後、ここからがポイントですね。

いろいろ見させてもらいましたが、写真も、撮らせてもらいましたが、さすがにここでは出しません。
代わりに、「初めての錦帯橋で笑顔の私」(どうでもえーわ~ってか)