2018年の6月に夫が肝臓癌で亡くなりました。
肝臓癌と診断されて7ヶ月後の事でした。
私と娘2人は途方に暮れました。
なぜなら、夫には1,000万近い借金があったからです。
肝臓癌と診断された後、夫はB型肝炎だったので
その頃テレビで、集団予防接種による感染なら
給付金が貰えると言っていたので「調べて貰ったら?」
と私が勧めました。夫も借金の事があったので不安に
なったのか、すぐ、とある弁護士事務所に電話して
自分のB型肝炎が集団予防接種によるものなのかを
調べて貰う事にしました。
しかし、集団予防接種が原因だとしても給付金が
貰えるまでには2年程かかると言われました。
もちろん、夫は治る事に希望を持っていたので
医療費や借金返済のためになればと思っていた
ようです。しかし、夫は数ヶ月で亡くなりました。
夫は、ノンクリスチャンでしたが亡くなる前に
イエスさまを信じて天国に召されました。
これは私たち家族にとって、とても喜ばしく奇跡的な
事でした。でも、夫が亡くなり私たちには経済的に
最悪な状況が続く事になりました。
夫は個人事業主で水道工事の仕事をしていましたから
夫が働いている間は借金はあっても、不自由のない
生活が出来ていました。
しかし夫の死で、それが一変してしまう事になります。
教会の牧師夫人の勧めで、私は借金の事も弁護士さんに
相談に行きました。
夫の借金は3社からで、その後、A社は過払金請求の
対象で、B社は借金返済後2年の間があり再度、借金を
していたので過払金は発生せず、対象にはならない
可能性が高いと言われ、もしかしたら、こちらが
支払わなければならないかもしれないと言われました。
C社は過払金の対象には、ならなかったので、
こちらが支払う事になりますと言われました。
また、C社には私自身が交渉して毎月の支払い額を
決めて払うように言われました。
私のパートの収入では、毎月15,000円を払うのが
精一杯でした。 当時、家賃は熊本地震後に引越し
した家で、みなし住宅(熊本市が2年間家賃を払って
くれる)だったので、家賃を払わなくて良かったので
何とかC社の15,000円を払う事が出来ていました。
それでも生活はギリギリで、神さまの助けと共に
父、妹、教会の助けもあり、何とか生活して行ける
状況でした。
後半に続く・・・
カナン村上
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます