くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

この春 期待の韓国ミュージカル4編

2016-02-27 23:20:09 | 韓国エンタメ




















今年の春‘チケット戦争’を呼ぶミュージカル4編


今年の春、ミュージカル‘ピケッティング(血しぶきがあがるほど激しいチケット戦争)’が予告された。

まずロックミュージカル『ヘドウィグ』が3月1日に開幕し、29日には『マタハリ』が創作初演舞台に上がる。
4月にはディズニーミュージカル『ニューシズ』がアジア初演を控えている。5月には『ウィキッド』が大邱で先にお目見えする。

いちばん先に開幕する『ヘドウィグ』は1月8日、2月19日にチケットオープンするや‘前売戦争’が繰り広げられた。
チョ・スンウが主演する3月1日の開幕公演をはじめ 3月の出演回のほとんどが売れた状態だ。
大邱で先に幕を開ける『ウィキッド』は23日チケットオープン当日だけで6100枚が売れた。歴代の地方公演史上最高の販売記録だ。

4編の作品すべてが いま最も‘HOT’なミュージカル俳優らが共にキャスティングされたために ピケッティングに飛び込むファンの悩みがいっそう深まっている。


1.『ヘドウィグ:ニュー・メイクアップ』(3月1日~5月29日 弘益大・大学路アートセンター大劇場)

‘チョドウィグ(チョ・スンウ)’‘ポドウィグ(チョ・ジョンソク)’‘ユンドウィグ(ユン・ドヒョン)’、ここに新ヘドウィグである‘ピョンドウィグ(ピョン・ヨハン)’
‘チョンドウィグ(チョン・ムンソク)’まで、ロックミュージカル『ヘドウィグ』開幕を控えて5名の‘○ドウィグ’に対する期待が高まっている。

特に‘ヘドウィグ 全回完売’神話の主人公であるチョ・スンウの帰還が耳目を集中させている。
2004年 国内初演以後2014年の10周年公演まで チョ・スンウは5回も‘チョドウィグ’に扮した。
ここにドラマ、映画、バラエティまで活動領域を広げているチョ・ジョンソクも2011年以後 5年ぶりに‘ポドウィグ’で帰ってきた。
歴代ヘドウィグの中でロックミュージカル音楽を最も完璧に消化したという評価を受ける‘ユンドウィグ’ユン・ドヒョンも2009年以後 7年ぶりに合流した。

新たな‘○ドウィグ’の誕生も期待を集める。ピョンドウィグとチョンドウィグだ。
ピョン・ヨハンは最近ドラマ『六龍が飛ぶ』で印象深い演技と共にレベルの高いパンソリの実力を公開して“準備されたミュージカル俳優”の姿を見せることもした。
チョン・ムンソクは『蜘蛛女のキス』等に出演した大学路の実力派だ。


2.『マタハリ』(3月29日~6月12日 ブルースクエア)

3月に創作初演を控える『マタハリ』は上半期最高の期待作に挙げられるミュージカルだ。
第1次世界大戦中 二重スパイの疑惑で銃殺されたムーランルージュの踊り子マタハリの実話を基にした。
EMKミュージカルカンパニーの初の創作ミュージカルで、実に250億ウォンというブロックバスター級の制作費でも話題を集めた。
『ニューシズ』のジェフ・カルフーンが演出し、『ジキルとハイド』のフランク・ワイルドホーンが曲を書いた。

昨年8月に行われたオーディションには俳優約2500名が集まった。激しい競争を勝ち抜いてマタハリ役に決まったのはオク・ジュヒョンとキム・ソヒョン。
『エリザベート』『レベッカ』『ウィキッド』『アイーダ』等を経て国内最高のミュージカル女優となったオク・ジュヒョンと、
ブロードウェー出身の新鋭キム・ソヒョンが致命的なファム・ファタル マタハリ役を勝ち取った。

男優のラインナップも華麗だ。マタハリに執着するラドゥ大佐役にはリュ・ジョンハン、キム・ジュニョン、シン・ソンロクが、
マタハリが愛した男性アルマン役にはオム・ギジュン、ソン・チャンウィ、チョン・テグンが出演する。


3.『ニューシズ』(4月12日~7月3日 忠武アートホール大劇場)

ディズニーミュージカル アニメーションファンをときめかせる作品『ニューシズ』がアジア初演される。
『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』等で8回のアカデミー賞を受賞したアラン・メンケンが音楽を引き受けたディズニーミュージカル映画で、
1992年 映画で先に公開され、ディズニー・シアトリカル・プロダクションによってブロードウェー公演として制作されたことがある。
国内ではODカンパニー(代表シン・ジュンス)が韓国クリエイティブチームと共に‘ノン・レプリカ’ミュージカルとして披露する。

『ニューシズ』のカリスマあふれるリーダーであり自由で平等な人生を夢見るジャック・ケリー役にはオン・ジュワン、ソ・ギョンス、イ・ジェギュンがキャスティングされた。
特にニューシズはスターキャスティングより実力派の新鋭に焦点を合わせた。
劇中 男優だけ約20名を超えて出演し、歌と演技はもちろん、バレエ、タップダンス、アクロバットまでエナジーあふれる動きを見せる予定だ。


4.『ウィキッド』(5月18日~6月19日 大邱・啓明アートセンター、7月12日~8月28日 芸術の殿堂オペラ劇場)

ミュージカル『ウィキッド』はアメリカの童話『オズと魔法使い』をモチーフにした作品だ。
‘ドロシー’がオズに落ちる前 すでにその場所で出会い友情を育んだ二人の魔女 エルファバとグリンダが主人公だ。

ウィキッド役には現在ミュージカル市場に最もよく出る女優4名が決まった。
緑色の魔女‘エルファバ’にチャ・ジヨン、パク・ヘナが、‘グリンダ’役にチョン・ソナとIVYがキャスティングされた。

『ウィキッド』は毎年ミュージカルフェスティバルを開いて第2のミュージカル都市として急浮上している大邱で先に公演を開始する。
30人のオーケストラと共に、暗転なしでなんと54回もの舞台転換を消化できる大規模舞台装置、40億ウォン規模の衣装など 
グローバル公演レベルがそのまま適用される予定だ。
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