くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

ヒョシンくん 『ファントム』ミュージカル対決はいかに?

2015-05-01 22:05:58 | パク・ヒョシン














『英雄』チョン・ソンファ vs『ファントム』パク・ヒョシン、観客たちは興奮する


『英雄』のチョン・ソンファと『ファントム』のパク・ヒョシンが観客たちを興奮させている。
14日開幕した大型創作ミュージカル『英雄』が先に人気を博している。『英雄』はチョン・ソンファを前面に出して変わらぬ人気を謳歌している。
2012年『英雄』でアン・ジュングン(安重根)役を引き受け俳優として新たに生まれたチョン・ソンファが再び栄光を再現している。
28日開幕予定のライセンスミュージカル『ファントム』はパク・ヒョシンを前面に出して観客を待っている。
ミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』で興行俳優としての面目を見せたパク・ヒョシンはミュージカル界に幾人もいない‘完売俳優’だ。


■数多くのアン・ジュングン作品の中で最もアン・ジュングン義士らしい面目を見せたチョン・ソンファ

ミュージカル『英雄』が3年ぶりに帰ってきた

『英雄』は大韓帝国義兵軍参謀中将アン・ジュングンが1909年2月 断指同盟を結んで伊藤博文の暗殺を計画し実行する過程と 
1910年3月 死刑が執行された時期を基に作られた公演だ。
『英雄』は2009年初演当時 完成度の高いドラマと音楽で第16回韓国ミュージカル大賞で最優秀作品賞、演出賞、男優主演賞、脚本賞、
舞台美術賞、音楽賞など6部門を受賞して作品性を認められた。

今回の公演では以前の公演で見られなかったオーケストラ演奏を加えて現場性を高めた。オーケストラ演奏は『英雄』音楽の特徴である雄壮さを倍増させた。
アン・ジュングンが義挙を行う決心をする1幕後半部のナンバー“英雄”“その日を約束して”等が奏でる旋律は圧巻だ。
理解し難かったという評価のあった伊藤博文とアン・ジュングンのデュエットは無くなった。

アン・ジュングンと11名の青年たちが指を天に捧げて祖国独立に向けた志を固める断指同盟の場面では深い感動を伝える。
日本軍と和田に追われる狙撃シーンではヤマカシを活用して躍動的な舞台を作った。
鉄骨構造物を上り下りして展開される立体的な振付は観客の感嘆の声を上げた。
汽車のセットは圧巻だ。最初に映像で走る汽車は すぐに舞台からセットに変わった。目の前で広がった姿に観客はとまどうばかりだ。

チョン・ソンファのアン・ジュングンの演技と歌が印象的な作品だ。今回の公演を準備して並々ならぬ精魂を込めたチョン・ソンファの情熱が
そのまま溶けこんでいる舞台だ。
練習に入る前 南山・アン・ジュングン記念館に参拝したというチョン・ソンファは感動的な舞台を作った。
チョン・ソンファはアン・ジュングンのキャラクターを作るのにも積極的にアイデアを出した。
アン・ジュングンが日本の刑事に追われる場面ではリンリンが先にキスするよう変えて作られた。

アン・ジュングン役にはチョン・ソンファと共にカン・テウル、ミン・ヨンギが引き受けた。
明成皇后殺害事件で生き残った最後の女官であり芸者に偽装して独立軍を助けたソルヒ役にはリサ、オ・ジニョン、イム・ジョンヒが演技する。


■『エリザベート』『モーツァルト!』に続き『ファントム』でミュージカル界に出た歌手パク・ヒョシン

ミュージカル『ファントム』が‘完売俳優’パク・ヒョシンを前面に出して韓国初演に乗り出す

『ファントム』はトニー賞受賞に輝く劇作家アーサー・コピットと作曲家モーリー・イェストンの作品で 
世界的な小説家ガストン・ルルーの推理小説『オペラ座の怪人』(1910)を原作としている。

『ファントム』はガストン・ルルーの原作小説を最も忠実に生かした作品で これまで幾多の作品で明かされなかった
ファントムの秘密めいた過去を深く扱ったのが特徴だ。
彼の幼年期時代と両親の悲劇的な愛に再び光をあてて興味深いキャラクターと場面を追加して 蓋然性のあるしっかりしたストーリーを完成した。
ファントムの隠れ家のあるオペラハウスのバックステージ地下世界まで多様に描き出した舞台空間の限界を超越した。
叙情的で優雅なオーケストラ音楽に 韓国プロダクションだけのためにモーリー・イェストンが作曲した新しい曲を追加して 
エレクトロニック音楽の要素を加えた編曲を通じて ファントムのキャラクターを目立たせている。
プリマバレリーナが魅せる蠱惑的な伝統バレエ、パリのオペラ劇場をそのまま移したような華麗な舞台は観客に熱い情緒的な響きを抱かせる予定だ。

去る2月 1次チケットオープンでパク・ヒョシンは全回全席を5分で完売させるチケットパワーを誇った。
いわゆる‘完売俳優’としての面目を遺憾なく見せた。
昨年ミュージカル『モーツァルト!』で印象的な姿を見せたパク・ヒョシンは『ファントム』に変身し 再び観客を感動の海に飲み込む。
歌手パク・ヒョシンは昨年3月発売した“野生花”と11月に発売した“HAPPY TOGETHER”は今も着実に愛されている。
‘パク・ヒョシン15周年ライブツアー HAPPY TOGETHER’完売で歌手として興行パワーを立証した。
パク・ヒョシンは歌手として、ミュージカル俳優として 立場を強固にしている。

ファントム役にはパク・ヒョシンと共にミュージカル俳優リュ・ジョンハン、クロスオーバーテナー カイが引き受けた。
ファントムに愛される歌姫クリスティーン・ダーエ役には ソプラノ イム・ソンヘ、ミュージカル俳優イム・ヘヨン、ソプラノ キム・スニョンが演技する。
バレリーナ ベラドバ役にバレリーナ キム・ジュウォン、ファン・ヘミン、チェ・ヘウォンが、
カリエル役にバレリーノ ユン・ジョンイル、アレックスが合流した。





『英雄』に出ているミン・ヨンギ氏。過去にヒョシンくんとも共演している。


『エリザベート』ではエリザベートの夫 皇帝フランツ・ヨーゼフ役。


『モーツァルト!』では対立するコロレド大司教役。
ちなみにダブルキャストのキム・スヨンはヒョシンくんのコンサート‘HAPPY TOGETHER’でストーリーテラーとして登場。
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