イル君 ２００７年の雑誌より その２

だいぶ前に買ってあった　ＪＵＮＩＯＲ　２００７年４月号。表紙のイル君を見るなり即買い。ブックオフで４００円。











思いっきり上手く行く男　チョン・イル


思いっきり人気急上昇中タレント　チョン・イル。
ＭＢＣシットコム『思いっきりハイキック』で　反抗児的気質がかなりのタフガイとして
？？？人気を集め中だ。　　　　注：분해＝「残念、くやしい」なので、うまく訳しきれず・・・
最近ミュージックビデオを通じて知られた純情な男のイメージまで加え　大衆の関心は２倍集中した状況。
一日が長いと新人たちがあふれるこの頃　シットコム１編でスターダムにいきなり上がった‘幸運な男’チョン・イルが気になる。
　

シットコムの大家と呼ばれるキム・ビョンウクＰＤが　また１度の奇跡を成し遂げた。
ＭＢＣシットコム『思いっきりハイキック』で　まったくの新人チョン・イルを投入し　わずか５ヶ月でお茶の間のスターの座に上らせたことだ。
「笑顔がとてもかわいくてキャスティングした」とのキムＰＤの言葉に皆が首をかしげたが　予感はそのまま的中した。
このごろ視聴者の間で　チョン・イルが‘第２のキム・ジェウォン’と呼ばれていること。
外見が似ているだけでなく　いずれ劣らぬ‘微笑みの天使’という理由で付けられた修飾語だ。

彼にぴったり合う修飾語がもう一つあるなら　まさに‘幸運児’。
初のＴＶデビュー作にもかかわらず　いきなり主役級でキャスティングされ　誰もが経験する無名時代をそのまま飛び越えた。
『思いっきりハイキック』より前に撮影に臨んだ映画『静かな世の中』が去る１２月に封切られ　興行で無惨に失敗したが　
彼の比重はいたって小さく、小さな役割でもスクリーンにデビューしたことが経歴になり　現在シナリオ交渉も１順位だ。

最近ではトップスター　ピとイ・ヒョリが専属モデルで活動していたビタミン飲料‘ビタ５００’の新しい顔に抜擢され　
ＣＦスターの座までも越えている状況。まさに‘思いっきり’堅実な人生だ。

とてもたやすく　多くのことを成し遂げたのではないかという考えが浮かぶほど運が良く見えるチョン・イル。
彼はこの夢のような状況をどのように受け止めているのか。答えはシンプルに「ＹＥＳ！」だ。

「信じがたいほど仕事が順調に進んで　無事に済んでみると　内心不安な起亜するのが事実です。
そして途方もない試練が私にも　いつでも近づくことができるという可能性を常に考えます。
そして現実になった時　どんなに大変でも　絶対崩れずに耐え抜くと　自ら毎日確認したりします。」

『思いっきりハイキック』番組ホームページに　演技力に対する指摘がただの一度も上がったことがないほど　
劇中のキャラクターを無難に消化しているチョン・イル。
彼の急な人気に誰も反感を持たない最大の理由だ。
ケンカに負けることがなく　バイクマニアで反抗児気質までも多いタフガイ・キャラクターを　陳腐でなく自分だけの色で表現して　
視聴者たちの好感を買ったこと。
自身は意外と人見知りが激しくて口数が少ない方なので　劇中の姿とは全く違うと話すが　彼について知るなら　
劇中のユノと似ている姿をかなりの部分で発見することができる。
とりあえず理想型のシットコム俳優にふさわしく　なかなかとんでもない。「清純可憐なタイプはＮｏ！　高飛車で猟奇的な女性はＹｅｓ！」
いつどこででも自分の考えをよどみなく話すことができ、無条件に上手くやるよりは　自分を意のままにする女性が　夢に描く理想型だ。

内省的な性格だが　これは親しくない人といるときの話。いったん親しくなると　寡黙などころか口数が多くて笑いの多い愉快溌剌なタイプ。
ケンカを一度もしてみなかった理由は　もともと大らかでおとなしい性格だからだ。
水泳とコンピューターゲームを楽しみ　ロックやファンキーなど　強い指向の音楽を楽しんで聴く、文字通り新世代型タフガイ。
恐ろしくて危険なことを嫌い　実際にはバイクを楽しまないことが　実際の姿とかなり異なるだけだ。
「始めと終わりが全く同じ俳優」という声を聞きたいのが彼の最大の望み。初心を忘れず　
初めから自身に愛と関心を寄せてくれたファンたちに　いつも一途になろうと努力している。

スケジュールが多くなると同時に　普段楽しんだミニホームページもまったく覗いてみられずにいるが　
ファンカフェだけは時々入って　ファンの言葉に耳を傾ける。
頻繁ではないが　クリスマス、修能試験など　特別な日にはお祝いと応援メッセージも忘れず残している。

「今の地位にいつも感謝する心を忘れないこと、
そして絶対に油断せず　私自身を強く鍛えさせること。この二つの事柄が　私が自らに毎日念を押している内容です」

デビュー４ヶ月だけでファンカフェ会員１０万人を確保し、最近では彼より年上のお姉様方だけが加入できる
新しいファンクラブ「イルプラス　ヌナズ」まで率いることになったチョン・イル。
２１才の人生で‘最高の青春スター’というタイトルを握った彼が　今後あらわす無限の可能性に　途方もない期待をかけても良いようだ。




爆発的カリスマ、反抗児 ＶＳ 純情派


‘ブラウン管の反抗児’チョン・イルが　女性たちの間で最高の「理想型スター」として浮上した。
すでに数多くの少女ファンを確保している彼が今　お姉様方の心まで惹きつけていること。
これは新人歌手ＳＡＴのタイトル曲『これが私です』ミュージックビデオの力が大きい。先月２３日に初公開され　
イシューになっているこのミュージックビデオで　
チョン・イルは　一人の女性のために死もいとわない純情派男性主人公役を担い　初めてのメロー演技をした。成果は期待以上。
ブラウン管でバイクを乗り回し　父母を心配させる幼稚な高校生のイメージを一度で抜け出し
うわべは強いが内面はもろい　暖かな‘フンナム’役で　完璧に変身した。

このミュージックビデオは　去る１９９９年に起きた　仁川ビヤホール火災惨事を背景に劇化して　一層話題になった。
１０月３０日午後７時頃　仁川の　とある４階建の建物で火事が出て　実に５２人が命を失い　７１人が大きな怪我を負った事件。
当時青少年と２０代の若い人たちが最も多く犠牲になり　人々の胸をさらに痛めた事件だ。
この当時　現場にいた　ある人の証言をもとに作られた悲しいラブストーリーが　まさにＳＡＴのミュージックビデオ。

その内容はこうだ。大学入試も受け　卒業後　共に大学キャンパスを散歩する幸せな夢を見ている高校生カップル。
好奇心旺盛な彼女の　酒を飲みに行こうという提案を拒否できず　共にビヤホールに入って火災事故に遭ってしまうというもの。

彼女を生かすため　着ていたジャンパーを脱いで水で濡らした後　絞って濡らすことを繰り返した男性主人公は　
火を自分の体で食い止め　結局彼女の命だけを救った。
ミュージックビデオを見た人々を涙ぐませた男性主人公がまさにチョン・イル。
女性主人公は新人タレント　ユリが引き受けて　共に熱演を繰り広げた。

ミュージックビデオ撮影現場にいた制作陣の証言によると　チョン・イルの苦労が話せないレベルだったが・・・
大型火災シーンが多くて非常に危険だった状況で　周囲の制止にも関わらず　すべてのシーンを直接消化することはもちろん
苦労した現場スタッフたちまですべてまとめて　皆を感動させたという温かい話を伝え聞くことができた。

歌手ＳＡＴの所属会社事務室のスタッフらにチョン・イルについて尋ねると　笑みを作った。
「男性主人公に彼を選んだ理由ですか？　成熟した愛を表現できる高校生役を最も良く消化する人が
誰かいるか悩んでいた中　初に浮かんだ人物でした。
芸能界で最も注目される有望株でもあるでしょう。事実人気がとても高く　忙しくて断られたらどうしようと心配しましたが　
すぐにＯＫしましたよ。気だてがとても美しい俳優のようです」

「誠実な人はどこでも通用する？」　明らかな話のようだが　ビンゴ！　
仕事に対する責任感と　周囲を気遣う心が　彼の人気の秘訣に対する答えとすることができるようだ。



チョン・イルはどんな男？　　Ｍ／Ｖのパートナー‘ユリ’が耳打ちした～


チョン・イルと初対面した感じはどうだった？
→　実際　顔見知りの間柄です。小学校の時　同じ演技学院に通いました。
ミュージックビデオ撮影現場で初めて会って挨拶しましたが　（イル）兄さんが「前に会ったことあるけど覚えてますか？」と訊いたんです。
その時わかりました。記憶力が本当にすごい方です。


カップルの呼吸（演技の相性）は良く合う？
→　私が４才も若いので　そのまま気楽なお兄さんみたいな感じの感情を持ちましたが　特別大変な点はなかったです。
手を握って親しげに歩いていく場面で　不自然に見えたらいけないと　話をたくさんしようとして　ずっとおしゃべりをした記憶があります。
兄さんが先に勧めましたが　話は私がほとんどしたと思います。意外に寡黙なほうなんですよ。
あっ、私が兄さんをそっと抱きしめる場面がありましたが　見物していらっしゃった女性ファンの方々が
「あらら～」と声をはりあげたはずみに　私も知らないうちに手をさっと離してしまってＮＧになったりもしました。
本当に人気がありましたよ。


チョン・イルをどんな俳優だと思う？
→　熱心にする姿が本当に素晴らしく見えました。セリフ一つもそのまま過ぎていくことがないんです。
場面ごとに監督さんと相談して最善を尽くす姿を見て「本当に良い演技者になるだろう」という思いが生じましたね。


なぜ女性たちが彼を好きなんでしょう？
→　いったん外見でだけ見ると‘ほほえみ’のためでしょうか。笑う姿が本当にかわいいです。
シットコムで見せる姿と違い　かなり寡黙で真面目なほうですが　笑みは本当に多いです。　
男性は大きい声を出して笑う場合が大部分なのに　兄さんはいつも顔に静かな笑みを浮かべています。本当に甘美な男性ですね。
性格も明るいほうです。火災シーンを撮る時に　水のために苦労が多かったんですが
兄さんが濡れた服を直接はたいて手が冷たいと　手のストーブまで準備されましたよ。
ちょうど撮影日がバレンタインデーでしたが　チョコレートまで受け取りました。
「かわいい微笑み」に気が利くところまで・・・見た通り女性たちが本当に好むほどのタイプです。


デビュー４ヶ月、胸に星を掲げて

チョン・イルは最近　一日一日が幸せでたまらない。ファンの愛を糧にすくすくと成長中だ。
もうすぐ放送デビュー４ヶ月だが　人気はかなりのスターたちと競っても引けを取らないレベル。成長速度がすごい。
昨年１１月１日　シットコム『思いっきりハイキック』制作発表会に姿を現した当時だけでも　
彼がこのように早くスターに成長することは誰も予感できなかった。
熱いフォト攻撃に慌てて照れくさそうにポーズをとるチョン・イルを　取材陣はハンサムに見えたりもしたが　
印象が本当に良いとして　注意深く見た程度がすべて。
皆、意外と口数が少なくて「食事が足りないのでは」と　気がかりな反応を見せる一部の記者もいた。
だがこの頃　一日が長いというチョン・イルについての記事がインターネットに上がっている。
シットコムの高い視聴率のせいもあるが　誰も予想できない人気と言論の関心が　ファンたちに劣らず熱い。

人気が上がるほど　すべての噂に苦しめられるしかないのが芸能人の宿命というが　これもまたチョン・イルには当てはまらない話。
「悪評」が横行するインターネット空間でも　アンチファン１人を探してみるのが大変なくらいだ。
シットコム放送ホームページ掲示板に入ってみると十分に考えられる状況。よくイケメンスターに浴びせられる賛辞程度ではない。
演技力に対する激賞も相当する。新人に比べて　より感激的で光栄なことがこれ以上あるだろうか。
ファンたちの信頼を裏切らなければ　トップスターの座に立つ日も遠くないように見える。

足首にケガを負っても平気なように撮影にのぞみ、危険な火災シーンもスタントなしで直接消化して　演技者として最善の努力をしてみせるチョン・イル。
暖かな微笑みと　初心を失わずに　より大きな星になって　ファンの側に長くとどまっていてくれるのを期待してみる。




うーん、これも訳してはみたものの、微妙な部分がだいぶあるなぁ