イ・ジュンギ‘職業満足度100%、演技は運命であり祝福’
俳優イ・ジュンギの強烈でシックなグラビアと率直なインタビューが公開された。
俳優人生18年のキャリアが宿る深いまなざし、武術の演技で鍛錬された身体で 静かでありながらも節制されたポーズをとって
現場のスタッフの賛辞が降り注いだという。
続くインタビューでイ・ジュンギは演技に対する深い愛情を表した。
『悪の花』、『無法弁護士』、『クリミナル・マインド』など粗暴で強いジャンルの演技を身にまとうように消化して
休む間もなく走ってきた彼は常に「今の私は過去の私ほど激しいか?」と自問して演技に臨んだと明かした。
「感覚は鈍くなったまま基本はやりぬく状態なら深刻だ。今の私は以前の私ほど激しいか? この質問は俳優だけでなくすべての人の課題だ」と情熱を表した。
また「アクションも演技だ。この人がなぜこうやって戦うのかという答えが見えるよう 自分でアクションをすればカメラが絶対に遠くならない。
フルショットや後ろ姿を捉えなくてもよい」とスタントをできる限り使わない理由についても明かした。
職業満足度は‘100%’だと明瞭に答えたイ・ジュンギは「演技は一人で立って他人に催眠をかけることではなく、
全員が合わさってひとつのオーケストラのように動かなければならない」とし「現場にいるスタッフ全員が最初の視聴者だ。
彼らを信じて私の可能性を開けておく。そうしないと惰性的な演技になる」という演技観を明かした。
合わせて彼は人に対する深い愛情を表した。「人が好きで、人が必要だ。私の人生の中で常に周囲の人たちと交わっていて、それが私という人をつくりあげる。
この‘輪’が私を導き、呼び覚まして刺激する。酒の席に出れば翌日は必ず喉がかれる。私は本を読むより人を読むのが好きだから」
‘ひときわ内向的だった幼いイ・ジュンギ’について訊ねると大笑いしたイ・ジュンギは「『王の男』で綱渡りをするコンギルの未来を予言した写真」と冗談を言い
「実際に内向的で静かな性格だった。だが俳優をやって積極的な性格に変わったようだ。運命であり祝福だった。
相変わらず演技をしたりファンと会わなければ孤独で退屈だ。私がスタッフ、ファンとたくさん疎通する理由は その孤独を消して出すため」と明かしたりもした。
仕事がすなわち自分自身になってしまった人に、俳優イ・ジュンギと人間イ・ジュンギを分けるのは愚かなことだ。
このように仕事と人に情熱的な俳優、イ・ジュンギの全体グラビアと率直なインタビュー全文は『ARENA HOMME+』11月号で出会うことができる。