ユン・ドヒョン、‘かわいい伴侶動物たちがなぜ捨てられるのか・・・’
「こんなにかわいくておとなしい子たちなのに なぜ人は捨てたんだろうのか・・・」歌手ユン・ドヒョン(45)が遺棄犬を見て残念な気持ちを隠すことができなかった。
動物保護団体“行動する動物愛”(行動愛)は26日 ソウル冠岳区新林洞 養子縁組カフェ“養子縁組の庭”で遺棄犬養子縁組督励キャンペーンイベントを開いた。
『買わずに養子にして下さい』という意味を込め 最初の客としてユン・ドヒョンを招待した。ユン・ドヒョンは愛犬家として普段でも遺棄犬に並々ならぬ関心がある芸能人だ。
“養子縁組の庭”を訪れたユン・ドヒョンは遺棄犬を一匹ずつすべて抱いて関心を見せた。
ユン・ドヒョンはぐっすり寝ている‘サングク’(1・ミックス犬)と‘ヒョンジン’(1・ミックス犬)の姿を写真に残した。二匹の遺棄犬はポーズでもとるように愛嬌を見せた。
サングクは栄養失調の状態でゴミ箱で発見された。路上を徘徊していたヒョンジンは体格が良いために野良犬と間違えられて遺棄犬保護所に来た。
彼は「こんなに人が好きでかわいい子たちが捨てられたという事実が・・・」と言葉を失った。
この日“養子縁組の庭”には30匹の遺棄犬が集まったが これは少しにすぎない。坡州にいる“行動愛”遺棄犬保護所には数百匹の遺棄犬が家族を待っている。
毎年遺棄犬600匹が出て この中の半分だけが新しい人生を始める。年をとって病気になった遺棄犬は保護所で孤独に生を終える。
特に7~8月の休暇シーズンは遺棄犬が集中して発生する時だ。農林畜産検疫本部によると 昨年8月は平均より1200匹多い7992匹の伴侶動物が路上に捨てられた。
この中の半分を超える遺棄動物たちが家族を見つけられずに注射器で命を失う。
ユン・ドヒョンは‘Je veux unefamille’(I want a family)と書かれたTシャツを着て笑顔を浮かべた。
ファッションブランドHanlyangが作ったこのTシャツは 遺棄動物が新しい家族を見つけられるように願う切実さを込めた
。Tシャツと帽子は販売収益金の一部が“行動愛”遺棄動物活動に使われる。行動愛は昨年“養子縁組の庭”を開場して遺棄動物の養子縁組を直接推進している。
ユン・ドヒョンは「普段でも犬がとても好きで遺棄犬にも関心がある」とし「ここの遺棄犬たちはかわいくて素直な子供たちが多くて 余力があれば一緒に暮らしたい」と語った。
続けて「傷ついた子たちは愛すればより多く報いる」とし「養子縁組したら本当によい家族になるだろう」と語った。