九官鳥やオウムが、よく人の声を真似て喋るのは、誰もが知っている。
以前、何かで読んだエッセーに次のような話しが、あった。
ある高名な大学教授がいた。
その教授の元へは、受験生の父兄から入試に関する賄賂や依頼が、よくきた。
高潔な君子の教授であったから、当然のこと断わっていた。
が、ある日、教授の元へ『カゴの鳥』が届けられた。
教授は愛鳥家だったから、書斎で飼うことにした。
すると、『カゴの鳥』は「オネガイシマス」、「オネガイシマス」と喋り始めた。
教授の在宅中は、いつも「オネガイシマス」、「オネガイシマス」と聞かされることに。
その甲斐あってか、どうかは不明だが、
翌春の大学入試合格者リストに『カゴの鳥』の送り主の子息な名前があったそうな。
この話から、私はプーチンの戦争を連想した。
今や、ロシア軍のウクライナ侵攻を止めれるのは、プーチンただ一人。
世界中の愛鳥家らは、こぞって『カゴの鳥』に「センソウヤメロ」と覚え込ませ、
クレムリンの大統領府執務室へ届けるのは、どうか?
ロシアに対する経済制裁より効果的かも知れない。
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