2021年1月17日(日)
2021年のボーイスカウトは当面オンラインとなりました。
この状況下だと仕方ないですね。
様々な工夫をしてくださる皆様に感謝です。
今朝のビーバー隊は、お椀でおにぎりをつくろう!というものでした。
Google meet上の隊長の話を一生懸命聞き、がんばっていました。
まずラップを自分で切る、というのが難しかったようですが、いくつか作るうちにできるようになっていました。
オンラインあるある、下半身パジャマ(笑)
具がなかったので、大慌てでキャベツを炒めてみましたが、これ、かなり美味しかったです。おにぎりに合います!嬉しい発見でした。
なかなか楽しかったようで、息子喜んでおりました。
さあ、そしてそのあと大急ぎで支度を整え、今日は植物園への道のりをバスではなく徒歩で!冬ハイキング企画へ出発ー!
久しぶりの植物園。
腹ごしらえをしたあとは、山を知り尽くしたボランティアの山田さんという方に解説していただきながら、植物園内を1時間散策。
セコイヤメスギ
樹皮を触らせていただくと、ふかふか!
カリフォルニアに多く生息するこの木は、山火事になったときに、やわらかく厚い樹皮の表面だけが燃えて、幹の中心部は生き残るように出来ているのだそう。
カゴノキ。
鹿の子と書いてカゴ。
表皮がバンビの模様に似ているからだそう。
これは何の植物だったか忘れましたが、通常よりたくさんの糖分をたくわえた冬芽。
サルスベリ。
本当にスベスベでした。
息子も納得しておりました。
ネムノキ。
名前の由来は、夜になると葉っぱが閉じるから、とも、春になってもなかなか芽を開かないからとも言われているそうです。もともとあたたかい地に生きる木だそう。
でた!アセビ!
「馬酔木と書きますが、酔っ払っているのではなく、毒が回っているのです」
この「毒」という言葉に息子の耳が大きく反応!笑
息子「じゃあ人間が食べたら死ぬの?」
山田さん「たくさん食べたら死んでしまうよ。少しだったら大丈夫。」
との言葉に安心しておりました。
葉脈の出方が他の植物とは大きく異なるブナ。
ユーカリ。
油分が多い木の為すぐに山火事を起こしますが、これは、わざとなのだそう。
なんと、火事によって一度木が燃えてしまわないと、芽をだすことができない植物なのだそうです。
すごいですね。自然界の神秘、、!
しかし神様も何でそんなめんどくさい試練を与えたんやろか(^^;
俗に熊笹と呼ばれるミヤコザサ。
六甲山系の400メートル以上のところに、たくさん生息しているそうです。
元気いっぱいワサワサ生えていました。
タラヨウ。
葉の裏に文字を書けることから郵便のシンボルとなっているそう。
そういえば、郵便局の前にタラヨウの木が植えられていることがありますよね。何でタラヨウなんやろ〜と思っていましたが、今日解決!スッキリ!
蝋梅。蝋燭のロウのような見た目からついたそう。
突然出てきニホンカモシカ。
息子「全然シカちゃうやん」
はい。ウシ科だそうです。
半分凍っていた長谷池。
ちょうど保育園で氷作りをしたところだったからか、広大な氷を見ることができて嬉しそうでした。
ヤマコウバシ。
葉は枯れますが、なぜか枝から落ちない不思議な木。
葉をこすると香ばしい匂いがするのでこの名前。
落ちない縁起の良い木だということで、受験のお守りに使われることもあるとか。
フジ。
何かの木に左回りに巻き付いていましたが、その巻き付かれていたほうの木が先に朽ちて、フジだけが残った図。
ツルの感じがジャックと豆の木に似ていると思ったら、やっぱりマメ科。
実も、サヤにはいった豆が成るのだそう。
沼の近くに生息することが多いため、ヌマスギとも呼ばれるラクウショウ。
根っこが土の中でユーターンして地上に出てきてます。
気根。
沼地の場合、呼吸困難になるので、酸素を吸うためにこのような構造になるのだとか。
何という生命力!!
「最後にコビトを見てお別れにしましょう」
毒に続いてこのコビトという言葉に眼が輝く6歳児。
白雪姫に出てくるコビトと思ったのか?
答えはコチラ。
冬芽が赤い帽子をかぶったかわいらしいコビトさんでした。
この他にもまだまだたくさん教わりましたが書ききれないのでこのあたりで、、。
雪がちらつく中での寒い寒い山時間でしたが、生命の不思議や、植物が必死に生きようとする尊敬すべき知恵に溢れるたくさんのお話に触れられて、本当に良い時間を過ごさせていただきました。とっても楽しかったです!
帰宅後コーヒーを飲んでいたら、一本の電話が。
毎日新聞からでした。
数日前、ある記事に感銘を受け、思わずメッセージを投稿したところ、なんとそれが紙面に掲載されるのだそう。えええツ!!
何日の紙面になるのかはまた後日連絡をくださるそうですが、、めっちゃビックリ!
そして、かなり嬉しい!!
今週も楽しくしっかり生きよう。