久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

ひとりごと

2013-02-26 | ピアノ
2013年2月26日(火)


いよいよ春の足音が近づいてきましたね!
卒業、入学、新たな出会い、別れ、移転などなど
世の中全体がググッと大きく動くこの時期

冷静さを失わず
前をしっかりと見据えて
一歩~三歩ずつくらい進んでいけたらと思います



最近読んだおもしろい本
「プロコフィエフ短編集」
プロコフィエフが膨大な日記を書き綴っていたのは有名な話ですが
この作曲家、短編小説も書いていたってご存知でしたか?
そしてまたこれが面白い!

プロの作家ではもちろんありませんが、最初の1行で読み手の心を惹き込む なんともいえない力を持った文章に脱帽しました。

そしてその想像力の豊かさは本当にすばらしい!
実にうまい描写をしていて、なんというか その世界に誘ってもらえます。
時折見え隠れする皮肉やウィットに富んだ場面にも にやりとさせられます。

ぜひおススメ。

この本を貸してくれた相方に感謝!





さて、こちらはレッスン室のソファー。





前の方のレッスン待ちをしていた小学2年の生徒さん

(今日は いやに静かに待ってるな~)
と思って、後ろを振り返ると


!!!!!






クマの耳と手袋のサイズがぴったりだったようです 笑





えー
こちらは、先日相方がつくってくれたハンバーグ
くやしいけれど
私が作ったのより美味しかったです(T_T)



そしてこちらは本日。
5月のコンサートの曲決め兼合わせのためにピアノ弾きのHぴーが我が家にやって来てくれました。
相方と三人でランチターイム♪

美味しかった~








さて、デザイン制作会社を経営する弟ですが
カルチャー教室の取締役も兼任しているそうで
「カルチャー教室 クラスワン」が
28日 毎日放送「あげぽよ」で夜中1時55分にTV放送されるそうです。
よかったらみてやってください。→放送が延期になったそうです。



というわけで
明日もいい1日となりますように



おやすみなさい








集い

2013-02-13 | ピアノ
2013年2月13日(水)

痛ましいニュースが多く、心が痛いです
今この世界は、間違った方向にどんどん進んで行ってしまっているようでなりません
自分にできることは何なのか 自問自答を繰り返すも
結局何もできないことに歯がゆさを感じ 
また 何事もなかったかのように
目の前の自分の生活に意識が向いてしまうことがもどかしくもあります

一人の人間にできることはたかだか知れていますが
だからこそ 全ての命をリスペクトする気持ちを大切に
日々を積み重ねていけたらと願います





さて、今日はイタリアから一時帰国しているソプラノ歌手Nみん宅でランチパーティーでした。
Nみんがピザやらリゾットを作ってくれてます!
本格的!!


こちらはMみんが作ってきてくれた手作りスイーツ
甘さ控えめで超美味しかったです!


プライベートでお会いするのは今日が初めてでしたが
昔お仕事でお世話になった方と嬉しい再会。
Sちゃんと呼ばれていたこの方が キュートなお子様を連れてきてくださいました!
写真はHぴーと かなちゃんと ワンちゃん の図


Nみん手料理が続々と・・・!
めっちゃ美味しかったです~
ありがとう!!


かなちゃん二歳3か月
さすがのカメラ目線
すごい目力!!


コップをかまえてポ~ズ!
カワイすぎる~~~(>_<)♡♡




久々の大学院時代の友人たちとの集い
心やすらぐ時間でした

私はそのまま仕事でしたので早めにおいとましましたが
ほんとは夜まで居たかったよーーー(T_T)/~~

楽しい時間をありがとう!!


またみんなと会える日を楽しみにしています。




明日は新居のピアノ調律の方が朝イチに来てくださるので
早起き

というわけで、24:00就寝目指してがんばろ




おやすみなさい








セーゲルスタムさん

2013-02-09 | ピアノ
2013年2月9日(土)

昨夜 大フィルの定演に行ってまいりました。



中央の方は指揮者のレイフ・セイゲルスタムさん。



このインパクトのあるお写真のためか 思わずチラシに手が伸び
よく見ると、なんと彼が作った交響曲248番が演奏されるというのです。


248番?!


チラシ置き場の前で一人で笑ってしまいました。

交響曲どれだけつくるねん!!


と、思わず突っ込みましたよ。



帰宅して、部屋にそのチラシを置いていたら、それを見た相方も

「!」

大笑い。


そして、グリークの協奏曲も久しぶりに聴きたいし
一緒に行くことになったというわけです。



シンフォニーホールがほぼ満席で、私たちはステージの後ろ側、ちょうどオケを後ろから見る座席、セーゲルスタムさんとは向かい合う位置でした。

演奏が始まると、来てよかった!
とすぐ思いました。

そのサンタクロースのような愛くるしい(?)風貌もさることながら
彼の指揮は素晴らしかったです
その手からは、まるで魔法使いのように、目に見えない何かが紡ぎだされ
オーケストラもお客様をも ぐっと引き寄せる
そんな感じがしました。

演奏もブラボー

交響曲248番はジャングルの中にいるようだと思ったら、次の瞬間にはニューヨークの雑踏にいるような空気になり、また自然界の中に引き戻されたり・・・ 不思議なのは、ジャングルでも全然湿度を感じないところです。
熱いのですが、暑くない

北欧の方特有の感覚なのでしょうか


いい時間でした。





さて、どうもバタバタしていてゆっくりブログを綴る気分になれず
旅日記も ① と書いたものの、その①で終わってしまいかねない気が・・・(._.)


とりあえず写真を撮ってたものを


こちらは内祝いに友人がくれたティーセット
紅茶をいれるポットがなく 欲しい欲しいとちょうど思ってたものを
ビンゴでくれたのでびっくり!
ありがとう~
シャンパンロゼ味の紅茶。とってもいい香りでした♪


節分。
イワシの丸焼きと恵方巻き。
今年は私も相方もダブルで厄年!笑
もちろん厄払い行ってきました!



久々はせぴーとランチ。
新地にある胡麻専門店のお料理。
めちゃくちゃ美味しくヘルシー
また行こうっと!


地元にできたおしゃれなカフェ。
かわいい雑貨もいっぱい売っててステキでした。


こちらも地元のカフェ。
オーガニックコーヒーと薬膳ケーキ
おいしかった!特にコーヒー。
時間のゆっくり流れる空間でした


1月に相方の実家にお邪魔したとき撮影
愛犬ゆずちゃん
ワン!


そしてその時にお義母さんとお義父さんと相方の妹さんと一緒に
美味しいお寿司屋さんへ
海が近いということもあって、激ウマ!!
おいし~~
ちゃっかりご馳走になってしまいました。
ありがとうございましたー







日本も含めて世界全体に いろいろと不安を感じるニュースが多いですが
大切なことを見失わないよう
しっかりアンテナをはって
強い意志を持って
日々をひたむきに
ポジティブに



一人一人の思いがうまく繋がる世界になるといいな







旅① アウシュビッツ

2013-02-01 | ピアノ
2012年1月31日(木)年末年始の旅①



クラクフに着いたのは夜でしたので、翌朝アウシュビッツへ出発

働けば自由になる の門



広い敷地内にはいくつもの建物



この写真、何だかわかりますか?


ここに連れてこられた方々の靴です
想像するのが難しいほど たくさんの方々の人生が詰まっている靴です




アウシュビッツから車で5分ほどのところにあるビルケナウ
アウシュビッツよりもかなり広大な敷地を持ち
強制収容所、殺人工場となったバラック小屋が300棟以上立ち並ぶ場所です



終戦後、証拠隠滅のために爆破されたが、破壊しきれずに残った建物
隠滅どころか、今もなおはっきりとその事実を私たちに提示してくれます



身動きが取れないほどのギュウギュウ詰めの列車に乗せられ
この線路の上を揺られて連れてこられたそうです




アウシュビッツ内の展示
青い缶 ニベアクリームと書いています
現代の私たちも使っていますよね
この出来事は、昔の出来事ではないのですよね
私たちとも無縁のものではないはずです





クラクフに住むガイドさんもおっしゃっておられましたが

”賛成はしないけれど、反対もしない
ただの傍観者になってしまうこと”

これが、一番恐ろしいことだと思いました。


もっと怖いのは、知らず知らずのうちに自分がそうなってしまうこと


そして、知らない間に社会全体がそういう波に乗ってしまうこと



今の日本も危険な状態かもしれませんね





この日、寒波は過ぎたあとでしたが、それでも相当寒く
ブーツの中の足は、感覚がほとんどなくなるほどでした

この過酷な状況の中 薄いペラペラの縞模様の衣服だけを身に纏い
具のないスープとカビの生えたコチコチのパン
それすらも与えられない日もある中、働き続けさせられた人々
ここに連れてこられた方のほとんどは約三か月で命を落とされています

それもなく いきなりガス室で殺された本当にたくさんの方々のことも忘れてはなりません
子供も赤ちゃんもみんな です




いつかここに来たいと 昔からずっと思っていましたが
実際に訪れてみると その想像を絶する現実に、激しい戦慄を覚えました。

まだすべてを受け止められずにいる状態です

ブログに載せるなんてどうなのかな と考えましたが
同じことを繰り返さないためにも
一人の人間として、どういう形であれ、この事実を伝え語り続けなくてはいけないと
強く思いました


人間が秘める様々な「可能性」を思い知らされた1日でした





この地を訪れる日本人は年間7000人くらいだそうですが、他の国に比べると
まだまだ少ないのだそうです

言葉や文字から感じとるのには限界があります
ぜひ、機会があれば この場所を訪れてみてください
実際に行かないと感じられないものがたくさんあります







この日、ビルケナウに移ったくらいから
右まぶたが お岩さんのように腫れ上がってきました
寒さと疲れと衝撃と、、、からでしょうか
翌日には良くなりましたが
よって この日の私の写真はお見せできません(>_<) 





往路 富士山が美しかったです




こちらはクラクフ滞在中のホテル前より



美しい街でした。














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