久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

17年

2012-01-31 | ピアノ
1月31日(火)

もう二月なのですね。
2012年始まったばかりなのに、いろいろあったなァ、、、



さて 今日は仕事前に高校時代の友人宅へお邪魔してきました。
この春に出産を控えているので、いろいろとお家を整理しているそうで、使っていない食器や台所用品などをいただきに♪&おしゃべりしに♪

前回会ったときよりずいぶんとお腹が大きくなってました。
夜中の二時を過ぎるとお腹の中で活発に動き始める赤ちゃんのようで、夜なかなか眠れないそうです。
出産する前から ママって大変なんですね。

思えば 彼女とは、高校1年のときに初めて知り合って以来、いつの間にか17年もの月日が流れていました。
すごいですねー
ママになるんだな~
赤ちゃん 今から楽しみです。


あと二ヶ月、ゆったり過ごしてね!






生き続ける音楽

2012-01-30 | ピアノ
1月30日(月)

年末に共演させていただいたヴァイオリニストの先生が、28日早朝にお亡くなりになった という知らせを昨夜受けました。
ずっとご病気と闘っておられたのは知っていましたが、、、
パソコンにいただいたその知らせを前に、しばらく動けずにいました。
一夜明けても いまだに実感がわきません。

不思議なことに、悲しみというより 一緒に演奏したときの、あの熱い魂の音楽が 亡くなってもなお 私の中で燃え続けているという感覚のほうが強いです。

きっと、あの先生の音楽に触れた方みなさんの心の中で、これからもずっと先生の音楽は生き続けるのだろうと思います。


お会いできて本当によかったです。
忘れられない幸せな時間を ありがとうございました。









菜の花

2012-01-29 | ピアノ
1月28日(土)

今日は朝からレッスン三昧でしたが、久しぶりに夕方に帰宅できました。
いつも夜遅いので、夕方に帰れるなんて 感動的!


普段は猛スピードで終わらせるスーパーでの買い物ですが、今日はゆったりと見て回りました。

炭水化物をできるだけカットしていましたが、今日はパスタが食べたくなり・・・
元気な緑色をした菜の花、白ねぎ、赤いにんじん、椎茸など、色野菜クリームパスタの材料をゲット+イワシも。

そして、念願の長め丈 家用モコモコ靴下を思い切って購入!
生徒さんたちがよくモコモコの靴下をはいていて、あったかそう・・・
と 密かにうらやましく思っていました(笑)

最後に、だいぶ迷いましたが バナナと生クリームをクレープ生地で包むという、これ以上ないであろう魅力的なデザートもカゴに入れました。寒いし 高カロリー摂取もたまには必要なはず・・・!


レジを済ませ、気持ちよくスーパーを去ろうとすると、なんと!
高校の時の国語の先生にばったり!
ビックリしました。
お家が近いので、ごくたまに偶然お会いすることもあったのですが、仕事が忙しくなってからは全く出会わなかったので、今日は とても久しぶりでした。
久しぶりすぎたのと、突然すぎたのとで「ご無沙汰しております」しか出てきませんでしたが(笑)嬉しかったです。



そんなこんなでゆったり夕ご飯を食べた後は、練習!
必死で弾いていると、この季節でも汗かきます。




タイトル菜の花でしたね。
菜の花って、4月の食べ物と思っていて、何で今頃店頭に??
と思って調べてみると、どうやら2~3月が旬のようです。
さらに今は、早めに出荷されることも多いそうで、それで今日 美味しくいただくことができたのですね~



色の濃い野菜や魚を食べると、身体が喜んでいる気がします。




ではまた。


透明な眼

2012-01-24 | ピアノ
1月24日(火)

毎日いろいろなことがありますね


今日は 職場へ向かう道々、なんか見たことのある小学生とすれ違いました。

(あ そういえば、昔ピアノを習いに来てた子の妹さんに似てるなー あの子なのかな どうなのかな だけど 違ってたら小学生に声をかける変なオバサンだと思われるしなー)

という色々なことが頭を巡り、結局
(ま いっか)

と 、素通りしました。


そして、すれ違った直後に背後から控えめな声で
「久保先生・・?」

と。


振り返ってはっきり顔を見てみると、とても爽やかな笑顔で話しかけてくれたその子は、
やはり昔レッスンをしていた生徒さんの妹さんでした。
二言三言ことばを交わし
またね さようなら と挨拶をして別れました。


お姉ちゃんのレッスンに付いてきてくれたときに2~3回会っただけですし、しかも最後に会ってからずいぶんと年月が経つのに、よく覚えていてくれたな~と。
それよりも、当時はとても恥ずかしがり屋で さようなら を言うのもモジモジしていた子だったのに、ちゃんとまっすぐ目を合わせてハキハキ話しかけてくれるようになったその様子に、ちょっと感動。
とても すがすがしい気持ちになりました。

同時に、何となくそうじゃないかな~と気付いていながら 素通りしてしまった自分が、とても恥ずかしかったです。


知らずしらずのうちに心が曇ってきている・・・
とても反省。


透明な眼をしていた彼女に感謝です。
ありがとう。






トイレのありがたさ

2012-01-22 | ピアノ
1月21日(土)


2012年を迎えて、もう三週間経ったのですねー


さて、先日わが家のトイレが装い新たにリフォームされました。
大工である父と、その仕事仲間の方々が工事をしてくれました。

今まで和式で、疲れているときなど結構つらかったのですが
「俺の老後のためや~」by父
だそうで、このたび めでたく洋式、しかもあたたかい便座!!そして手すり付きに。

工事は3日かかったのですが、工事中はトイレが使えないので、昼間はトイレに行きたくなるたびに近所の父の事務所に駆け込み、夜は仮設トイレを自宅に設置。水が流せないので、バケツに水を汲み、自分で流すという仕組みを経験。寒いし、ペーパーはなかなか流れてくれないし、夜中のトイレで半泣き気分でした。


このとき思ったのが、震災のこと。
被災地では、その 流す水すら ない状態だったのだなと。

また、トイレがそういう不便な状態だと、食欲や水分摂取量が自然に減りました。
水分取ったらまたトイレに行きたくなるからやめとこ と。
特に女性はそう思いますよね。

被災地・避難所では、こまめに水分補給をしてください なんて言葉をよくニュースで耳にしましたが、これだけ水分摂取の大切さが叫ばれているのに、どうしてみんな遠慮したり我慢するんだろう?と、そのときは思っていました。
だけど 実際に不便なトイレを経験してみると、その理由もよくわかりました。
もちろん、私なんかのこんな経験と 被災地の方々の壮絶な経験を比べること自体おかしいとは思うのですが、、、


阪神淡路大震災、東日本大震災、そして その他世界中で起こった大震災に対して、自分なりにできることはやり続けようと思いますし、思いや祈りの心を持ち続けようとも思っていますが、やはり自分の中に どこかで他人事のように思っていた部分が、無意識とはいえ 存在していたのだなと、今回のことで気付き 少し悲しさというか虚しさというか・・・を感じました。



たかがトイレ
されどトイレ


自分がいかに恵まれた生活を送っているか

「当たり前」 の精神に浸かってしまわないよう、気をつけなきゃ と 気付かせてくれたトイレ様に感謝!です。