久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

ひさしぶりの奈良

2019-07-14 | ピアノ
2019年7月13日(日)


雨、雨、雨 の中

西の京駅からてくてくてくてく歩いて



やったー到着!
唐招提寺。




観光客もまばらで いい感じ。






立派な蓮。





にこちゃん(^^)






わりと本格的に降ってきました。






ひょっこりお目見え。
写真ではわかりづらいですが、この綺麗なピンク色は、おそらく毒キノコでしょう。






もの凄い湿度ですからね





美しく輝くビロードのような苔でした。
苔が美しいと感じたのは初めてのことでした。
なんだか圧倒されてしまいました。






雨に濡れ、梅雨の空気に蒸されて、その緑色に一段と磨きがかかったような植物たち。
たくさんのエネルギーをもらいました。







たまたま入った食堂。
大当たりでした。
ざるそばとおいなりさんとお団子のセット。
全て手作りできたてほやほやでめっちゃ美味しかった!!
息子も大人と同じ分量をぺろっと平らげました。
黙々と、、(笑)

















いいね、こういう時間もまた 。












夕方からは大阪へ戻って
来年のコンサートの相談を兼ねてのお茶会にて友人と合流。

楽しいひとときを過ごしつつも、色々と宿題が山積みであることを再認識。





様々な形でそれぞれに生徒さんたちも日々がんばっておられ、たくさんの感動を運んできてくださるのでね、私もみなさんを見習ってもっと気合を入れていかねば、、!






といいつつ、やはり20代30代の頃とは体が違いますのでね。
身体と相談しながら ぼちぼち休みつつ、日々、目の前のことには常に全力投球で向き合っていけたらと思います。







読書コーナー

・南総里見八犬伝 下巻(曲亭馬琴) 
終わった!分厚かった、、、!

・発達障害グレーゾーン(姫野桂)
なんだか爆発的に売れているそうで。グレーゾーンという言葉も最近よく耳にしますし、職業柄?なんだか気になったので読んでみました。

・一日一生(酒井雄哉)
こういうタイトルに目がいくということは、梅雨入り前後、例年のごとく体調どん底で本当にしんどかったんでしょうね、私。村木厚子さんが紹介されていたというコメントにも惹かれ、手に取ってみました。
とてもよかったです。救われるとはこういう感覚なのでしょうね。ベストなタイミングで出会えた気がしました。


・ギリシア神話 は現在進行中。カタカナ多いんですよね、、、^_^;





今週もまた1週間 がんばろう。










七夕プール

2019-07-07 | ピアノ
2019年7月7日(日)


えっ!もう七夕?!

と、今年も思わず驚愕してしまいました。





さて 昨日は、お世話になっている園での夏まつりを父子で楽しみ(母仕事(T_T))、七夕の今日は3人揃って服部緑地ウォ―タープールへ!


朝のさわやか?元気ショット。





私も夫もプールなんて十数年ぶり。
大急ぎで水着、浮き輪、ビーチボールなど一式揃え、早起きしてプール開きしたばかりの会場へ。


水に浮く感覚や、泳ぐ感覚など、久しぶり過ぎてとても新鮮でした。



最初は大きなプールにビビりまくっていた息子も、浮き輪につかまり、徐々に一人で泳ぐ(浮かぶ?)ことができるようになったことに自信をつけたようです。




そもそも私が急にプールに行きたくなり、まだそんなに混まないであろう今日この日曜日しかない!
とかなり強引に推し進めた今日の計画。

息子を大きなプールに連れて行ってやりたい気持ち半分、あとは自分もめいっぱい楽しませてもらうつもり満々でしたので、はりきりまくっていましたが、途中 バタ足をがんばり過ぎたら足が本気でつりかけて、改めて今月41歳を迎えることを思い出しました (笑)




天の川 とはいきませんが、七夕の日にゆらゆらと水に身を任せるのも悪くないなぁと思った一日でした。









明日はきっと筋肉痛でしょうね☆































小さな感動

2019-07-03 | ピアノ
2019年7月2日(水)

毎月決まった金額をユニセフに寄付し、それをユニセフが様々な形で、世界の子供たちのために役立ててくれるというユニセフマンスリーサポートという仕組み。

私も、大変少額ではありますが、継続は力なり を信じて、十数年前から続けています。


どのような活動に役立てられているかや、世界の現状などは、定期的に送られてくるunicef news という冊子で報告してもらえるのですが、今日もその冊子が届き、まずはざっと目を通して、また夜に読み直そうと机の上にポンッと置いていたところ

「これなに?」と息子。

説明してもまだ難しいだろうなと思いつつ、うやむやに誤魔化すとしつこく追及してくるだろうし、、、


私が今回最も衝撃を受けた写真を見せながら
「この1歳の女の子、食べるものがなくて、もう自分で起き上がることもできひんねんて。めっちゃ痩せてるやろ?」
とまず伝えたところで、息子の顔が変わりました。

あ~しまった 4歳児には刺激が強すぎたのかなあ、、、
と内心あせりつつも、でも言いだしたからにはちゃんと伝えるべきだなと勇気を振り絞り
「地球の裏側には、食べるものがない人とか、住む家がない人とかいっぱいいてるねんで。だから、ピーマンキライとか好き嫌い言わんとありがたくいただきますせなあかんねんで」

とか、なんだか説教じみた話をしてしまいましたが、
「で、そういう人たちにいくらかのお金をおくることによって、その人たちがご飯を食べられたり、病気を治してもらえたりするんだよってことが書かれてある本やねん」

と、なんだか自分でも下手だなと思う解説になり、思わず苦笑いでしたが、息子はずっと真剣な面持ちで聞いてくれていました。


その普段見ない息子の表情に、私の心はとても動き、なんだか泣きそうになりました。



一度その冊子を机に置いたのですが、息子は自らそれをまた手にとり、なんと床に座って1ぺージ目から読み始めたではないか、、、!!


といっても ひらがなしか読めませんが。
随所に載っている写真や地図、その冊子自体がもっている空気感のようなものを感じながら1枚ずつページをめくっている様子。


最後のページの写真をしばらく見つめたあと、静かに冊子を閉じた息子のその後ろ姿は、なんだかまた一回り成長したようにしか見えず、、(これを親バカというのだろうか、、、)



息子なりに色々なことを感じ、それらが彼の中へ入っていったのは間違いないことが見てとれたので、あとは自分の中で消化していく時間が必要なはず。
ここでこれ以上彼に話しかけるのはナンセンスでしょうから



「寝よっか」



と。



その呼びかけに


「うん」


と キラキラした奥行きのある瞳と一緒に、混じり気のない返事が返ってきました。




きっと今夜の布団の中では、子供なりに様々なことを反芻するのだろうなぁ 




私は、音楽を職業としていなかったら、ユニセフをはじめWHOなど、世界で困っている人の役に立つ仕事をしながら、世界中を飛び回りたい というのがもう一つの夢だったので(現実には語学音痴、この低レベルな頭脳では到底無理でしょうけれど^_^;)、なんだか自身が初めてこういう地球全体の現状を目の当たりにして、強く心動かされたときのことを思い出し、時がワープしたような感じもしました。



時代は、紙媒体からデジタル化へ大きく動いており、このユニセフニュースも例外ではなく、冊子制作費や送料などがかなりの支出になっていることから、デジタル版のみで良い方はお知らせください といつだったか案内があり(たしかあったと思うのですが)、どうしようか迷っているところでした。

でも、もし私がデジタル版のみを受け取っていたら、息子がこれらの記事や写真に出会うのはもっとずっと後になってからだったことと思います。

紙媒体だったから、今日、彼の目に触れ、手で掴み、感じることができたのだろうと思います。


デジタルの良さ、紙の良さ、それぞれが共存でき、また、だれもがどちらでも選択できる世の中になるといいなと思います。



それにはまず、それぞれの持つ長所と短所がしっかりと情報開示され、みんなに知らされた上で 各々が自由に選択できる、というのが必須条件になってきますよね。



それはデジタルと紙の分野に限らず、ありとあらゆる分野で ですが




怖いですね。ゲノム編集食品。

この話をすると長くなるのでまたの機会にしようと思いますけれど。。。








さて、そんな息子も今年七五三。
お宮参りの時に使った産着を七五三用に仕立て直そうと近所の呉服店で採寸中。




なにぶん緊張体質なもので
案の定、固まってました^_^;







袴、楽しみだね☆