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KTM全クラスポディウム!

2018-11-23 22:06:47 | KTM FAN ROOM
KTMのカタログやポスターなどの右下に見受けられる、オレンジ色の四角の枠。
ここにはいつもKTMと書かれています。
この四角は、ポディウム(表彰台)をかたどっています。
先日のMotoGP 2018 第 19 戦 バレンシア GPでは
KTMが全クラスでポディウムを獲得する快挙となりました。

MotoGPクラス KTM初ポディウム!#44 ポル・エスパルガロ
 
 
Moto2クラス 来季いよいよGPクラスへ#44 ミゲル・オリベイラ
 
Moto3クラス 15歳最年少優勝#61 ジャン・オンジュ


バレンシア GP はフラットでカーブが多く短いリカルド・トルモサーキットにて MotoGP の最終戦として開催されました。
雨と雷雨により週末を通じて厳しい気候条件でした。

MotoGPクラス
ポル・エスパルガロは、ずぶ濡れのトラックだけでなく、湿った路面や乾燥した状態でも速さと強さを発揮し、
レースの序盤ですぐにトップ 5に入りました。その後マルク・マルケスと争い転倒するまでは 4 位を保っていました。
ダメージを受けたRC16 でコースに戻ったポルは、降雨によるレース中断となった時は 8 番手でした。
再スタートでアタックをかけ 4 位に躍進した後、ロッシの転倒により 3 位に上がり、KTM参戦以来初の表彰台を獲得したのです。

ポル・エスパルガロ;「皆さまはこのプロジェクトにどのくらいの努力と投資をしているのかご存じ無いと思いますが、
我々にとってこの結果で終えることができたのは信じられない程素晴らしいことなのです。」

ブラッドリー・スミスは土曜日の予選で技術的な問題により、最終列からのスタートとなりました。スミスは雨の中
6 位まで躍進しましたが、不慮の転倒を喫してしまいました。しかし「KTM での最後のレースをリタイアでは終わらせない」と
ピットレーンまでバイクを押して戻ることを決意、その後降雨によりレースが中断したためピットに戻ることができました。
彼はスペアのマシンで 16 番手から再スタートし、8 位でフィニッシュしました。

Moto2クラス
ミゲル・オリベイラとブラッド・ビンダーは、すでに年間 2 位と 3 位が確定しており、オリベイラにとっては
GP クラスステップアップ前の 最後のMoto2クラスでした。今年 3 度目の優勝に向け落ち着きあるライディングでトップでフィニッシュ。
ブラッド・ビンダーはリタイアとなりましたが、イケル・レオクナが初の表彰台となる 2 位でフィニッシュし、1-2 位を独占しました。
そして Red Bull KTM Ajo は 2018 年のチーム優勝を達成しました。

オリベイラ:「集中力を維持することが非常に難しい状況でしたが、私はペースとリードをコントロールしようと努めていました。
チームが良い結果でシーズンを終えられて嬉しく思います。休みなく働いてくれたチームメンバー全員に感謝をしています。
MotoGP への移行準備はできていると感じています。」

Moto3クラス
ウェットコンディションの20 名しか完走できなかった脱落率の高い 23 周のレースでしたが、デビューしたての新人ジャン・オンジュは、
KTM RC250 GP を駆って初レースでチェッカーフラッグを受けるという快挙を達成しました。オンジュは雨の中を終始如才なく走り切り、
「最年少15歳の優勝」「トルコ人初のウィナー」そして「27 年振りのデビュー戦での勝利」という歴史を作りました。
彼は 3 位となったジョン・マックフィーと表彰台に上がりました。

オンジュ:「私はいつも通りのライディングをしました。最年少で優勝して表彰台に上がったという新たな歴史が作れたことで、
喜びも 2 倍です。Rookies のレースでは戦い方や KTM の乗り方だけでなく、クラッシュしないよう管理することも学んでいました。」

■MotoGP クラス決勝結果
1. Andrea Dovizoso (ITA), Ducati 24:03.408
2. Alex Rins (SPA), Suzuki +2.750
3. Pol Espargaro (SPA), KTM +7.406
4. Michele Pirro (ITA), Ducati +8.647
5. Dani Pedrosa (SPA), Honda + 13.351
KTM
8. Bradley Smith (GBR), KTM +33.111
MotoGP クラス ポイントスタンディングス
1. Marc Marquez, 321 points
2. Andrea Dovizioso, 245
3. Valentino Rossi, 198
4. Maverick Viñales 193
5. Alex Rins 169
KTM
14. Pol Espargaro, 51
18. Bradley Smith, 38

■Moto2 クラス決勝結果
1. Miguel Oliveira (POR), KTM 45:07.639
2. Iker Lecuona (SPA), KTM +13.201
3. Alex Marquez (SPA), Kalex +22.175
4. Mattia Pasini (ITA) Kalex +28.892
5. Remy Gardner (AUS), Tech 3 +30.106
KTM
11. Dominique Aegerter (SWI), KTM
DNF. Brad Binder (RSA), KTM
Moto2 クラス ポイントスタンディングス
1. Francesco Bagnaia, 306 points
2. Miguel Oliveira, 297
3. Brad Binder, 201
4. Alex Marquez 173
5. Lorenzo Baldassarri 162

■Moto3 クラス決勝結果
1. Can Oncu (GBR), KTM 43:06.370
2. Jorge Martin (SPA), Honda +4.071
3. John McPhee (GBR), KTM +6.130
2. Fabio Giannantonio (ITA), Honda +12.897
5. Enea Bastianini (ITA), Honda +14.735
KTM
6. Jaume Masia (SPA), KTM +21.984
9. Marcoz Ramirez (SPA), KTM +33.411
10. Celestino Vietti (ITA), KTM +39.008
Moto3 クラス ポイントスタンディングス
1. Jorge Martin, 260 points
2. Fabio Giannantonio, 218
3. Marco Bezzecchi, 214
4. Enea Bastianini 177
5. Lorenzo Dalla Porta 151

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