般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2017-09-17 | Weblog
1770

先達大会

 9月15日、高松で四国八十八ヶ所霊場会先達大会が開催されました。
 最初に昨年亡くなられた先達の方々の慰霊法要、続いて功績のあった先達の方々の表彰式、遍路歌手藤田賀子さんの歌謡公演、真言宗密教学院書道講師岡本公平先生による講演「弘法大師空海の人と書」がありました。


 藤田賀子さんは御厨人窟から始めたお遍路のこと、道中の苦しかったこと楽しかったこと、いただいたお接待のことなどあわせて話され、「へんろ道」「ありがとう~my feeling for you~」などいつか聞いたことがある歌、とてもいい声です。 早朝の札所で歌を奉納している ・ ・ そのような光景を思い浮かべました。
 岡本先生の講演
風信帖など空海の書について空海の生い立ち、遣唐使のエピソード、最澄との交わり、天皇をはじめ多くの人脈などを交え話してくださいました。


講演のバックスクリーンには先生が七十四番甲山寺に完成させた空海の書体による襖書「般若心経曼荼羅」など数十枚が流されました。



 書の話をうかがっていてなにかの縁でしょうか、私の斜め前に座られていた女性の先達さん、いただいた名刺をみると書道の師範です。ちょうど会場に来られていた高野山の先生から「お寺を建てることになったときには扁額の揮毫を」と頼まれたそうです。82歳になられた今でも栃木県から自動車を運転して八十八ヶ所を案内しているとのこと。すごい!! 少しでもあやかりたいことです。

 塗香入れを買いました。直径4cmほどの小型のものです。

この記事についてブログを書く
« 般若心経 | トップ | 般若心経 »

Weblog」カテゴリの最新記事