般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2024-07-17 | Weblog

 低価格・高リスク

 先日のニュースによりますと充電式電池による火災が昨年は167件、今年は6月時点で107件発生しているそうです。
充電式電池はスマホをはじめ、カメラ、電動アシスト自転車、掃除機から草刈り機など 今 家庭内のあらゆるところで使用されています。この充電式リチウムイオン電池が充電中、あるいは使用中に発火し、火災に至っています。発火を引き起こす充電式電池は非純正品の電池です。
 もともとリチウムイオン電池は可燃性の電解液が使われているため、安全対策が十分にとられているはずです。それにもかからわず、なぜ発火事故になるかといいますと、純正品はそれを使用している自転車等の機器メーカーが安全性を確認しているのに対し、非純正品は単品で販売されているため、機器メーカーが関与せず、電池の安全装置設計に問題があっても確認できないためです。
安全装置は、充電式電池のケース内部にあり、充電状況を監視しています。ケース内部には複数の電池が収容されており、純正品ではその個々の電池に安全装置が取り付けられているのに対し、一部の非純正品の場合は全体に対して一つあるいは数を減らした安全装置しか取り付けられていません。非純正品は個々の電池に対する充電状況が管理できていないため内部の個々の電池の一部に対し過充電となる可能性があり、電池の劣化を招いているのです。(NHK「みみより!解説」)
 なぜこのニュースが目に止まったかと言いますと、昨年私も非純正品を購入したからです。電動ドリルのバッテリーの容量が低くなり、交換をしようとネットで見るとずいぶん安いものがあり、これは掘り出しものだとすぐに注文しました。確か純正品の1/3程度の値段だったと思います。
この電池が発火の可能性があるものかどうかは分かりません。PSEマークもついています。また価格が安いからといってすべての非純正品の安全装置設計に問題があるという訳ではないでしょう。
しかし、万一の発火事故を考えると使用しないことにこしたことはありません。
 ずいぶん得をしたと思ったこの非純正電池は放電させて廃棄することにしました。

https://www.nhk.jp/p/ts/X67KZLM3P6/episode/te/8812JJQ673/




ハブランサス・ロブスタス
道端に咲いていました

この記事についてブログを書く
« 般若心経 | トップ | 般若心経 »

Weblog」カテゴリの最新記事