般若心経

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2016-10-06 | Weblog
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台風18号日本海側へ

所さん!大変ですよ

 先週の番組です。
 今回のテーマは、「盗られたものが何かわからない謎の連続空き巣事件」
昨年、事件は福島県会津若松市で発生し、被害は115件に及んだ。家中探し回った痕跡はあるが、被害者は口々に「何が盗まれたか、わからない」という。
 犯人グループは昨年11月に逮捕された。狙われていたのは、骨董品。壷、大皿、掛け軸、屏風、刀、鎧など七百数十点、時価総額2,600万円に及ぶ。
なぜこれだけのものが盗まれても被害者が気づかなかったのか。
実は狙われた家はほとんど空き家ばかり、過疎や高齢化が進み次の世代、孫の世代になったときに家ごと骨董品を受け継いでいた。それがその人たちにとって価値がある物かというとそうでもない。あったということさえもわかっていなかった、盗まれたものが自分のものであるかどうかもわからないというのが実情。
全国で空き家にある高額の骨董品を狙った被害が続出しているらしい。
 番組はこのあと、全国各地で起きている「現代版おとぎ話」に展開する。
古民家の屋根裏、箪笥の中などから刀、小銭、小判など"お宝"がつぎつぎと出てきているという話である。家を解体処分するときに思いもかけないところから、骨董品などが出てきて、鑑定すると相当の値打ち品であることがわかったという事例がぞくぞく。
そして片や、古民家などにある古道具、民芸品などは値段ではない、残っているかどうかが貴重な資料である。今、古道具をすてきなインテリアすなわち"お宝"と感じる若い人が増えている、と番組は結ぶ。

 我が家は父の代で分家した家なので、残念ながら大判、小判などは考えられないし古道具などもない。天井裏も昨年葺き替えをした際大掃除をしたが何も出てこなかった。狙われるような骨董品もない。心配する必要はまったくない。
 折りしも、先日の新聞に東京足立区立郷土博物館で開催中の「昭和レトロ家電」展の話が掲載されていた。大阪の増田健一さんが雑貨市や古道具店をめぐり収集した昭和30年代を彩った家電約150点が展示されている。
 ということは、今使っているテレビ、オーディオ、洗濯機、パソコンなども大切にとっておけば、あと50年、60年たてば、博物館に展示される価値が出てくることもあるということである。探し求める若者がいるかもしれない。しかし、我が家には蔵があるわけでもなし、とても保管するスペースはない。
近未来の若者を喜ばせることは諦めることにしました。

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