般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2019-12-26 | Weblog

 「四国遍路ひとり歩き同行二人」




 この本は歩き遍路のほとんど全員が持っている地図です。
八十八ヶ所札所を結ぶ遍路道、番外札所、別格霊場をはじめルート近辺の名所旧跡、コンビニ、食堂、ホテル、旅館、民宿、目印となる学校、役場、警察、消防署などが詳しく掲載され、歩き遍路にとってはバイブル的存在です。
 ‘90年に初版が出版され、ほぼ2年ごとに改定を繰り返していました。ところが’15年に11版が出版された後、改版がストップしていました。著者の宮崎建樹さんがルート調査の途中事故にあい亡くなられたためだそうです。
 私が今使っているのは8版です。ルートを確認するには支障ないのですが、コンビニ、民宿などが大幅に変わっています。11版を購入しようかと、出版元に問い合わせると「もうすぐ12版が出版される」とのことで改版を待っていました。
その12版がこの10月に出版され、やっと手に入れることができました。
8版と比べて地図の標高の色分けが変わっています。8版では標高の高い所が黄色で低くなるにしたがって緑色になっていましたが、12版では逆になっています。新しくできたバイパスや高速道路も記載されています。歩くときには高速道路は関係ないように思われますが、位置関係を把握するには重要な情報になります。また新しくできた民宿も載っています。
 さて、最新の地図を手にすることができ、準備は万端です。歩きの残っている高知県須崎から愛媛県大洲の区間、来年は走破したいと思っています。