AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

景徳鎮 第一日目

2017年03月30日 | 日本語教育
景徳鎮にやってきたのは、

以前、修士論文を指導した中国人の元院生さんが、こちらの大学で日本語教育に携わっていらっしゃって、

やっと、心置きなく、中国での調査や情報収集、ネットワークづくりの基盤となる人脈ができたということで、

科研の最終年度と、その次の科研での研究について、相談と、ネットワークづくりに出かけたのでした。

あわよくば、市内の図書館や古書店などでの資料収集もと思っていましたが、↑が主目的。


日本語学科があるために、日本語ができる先生方も多数おいでになること、学んでいる学生さんも多いということで、期待は広がります。

その元院生さんの出身大学は天津ということもあって、景徳鎮を中心とした南部と天津を中心とした北部の人脈が広がれば…と期待は膨らみます。


で、景徳鎮。

宿泊は、海慧酒店











窓からの景色。



エレベーターはやはり4階がない。



WIFIは、問題なく使えます。


最初にあてがわれた部屋は、ドアの電子キーが不調でなかなか入れず、

夜、シャワーを浴びていたら、配水管が詰まっていて、気づくのが遅れたら部屋に水が流れ込むところでした。


フロントに電話をして、英語で話してみたのですが、うまく通じず、最後には、 Please come my room, and check the shower room. という、何ともいえない英語を話してみたのですが、

I dont know....

といわれてしまう始末。

翌日、部屋を変えていただいたら、排水の問題は解決しました。

部屋に水は置いてあるのが基準なのか、ないのが基準なのか、よくわかりません。初日の部屋にだけ、有料の水がありました。

ポットはありましたから、沸かしてお茶を飲むことはできます。


で、着いたらさっそくごはん。



いきなり、ハラルです。

ウィグル族の方の経営する食堂でラーメン。



この時、写真を取り忘れて食べつくしてしまった別のお皿も。

ゆでた牛肉を薄くスライスして、ラー油と岩塩で和えたようなものですが、これがとてもうまかった。


食後、土曜日で大学は締まっているということもあり、とりあえず、陶磁器の市場へ案内していただきました。





















屋台というか、手押し車のサイズのお餅屋さんがあり、食べてみました。











きなこもちのごま版といった感じ。甘くておいしい。↑の写真にありますが、餅の入っている容器に開いている二つの穴からポンプのように持ちを押し出してそれを刻んでいくんですよ。様子を見るのが面白かったです。

見ていると、2階の部屋から、注文があり、お金が投げ落とされてひもが下りてきました。





紐にお餅を結わえると、上の人がそれを引き上げるということで、これも面白い光景でした。

市場の周りは、古い町並みです。



近くの新しく開発された地区には大型のモールがあり、オープンのイベントで鼓笛隊が演奏をしておりました。かなりの音量です。



日本だと、地元の小中学生とか、高校生がやっていることが多そうなんだけど、みんなおばさま。

すごく楽しそうに演奏していたのが印象的でした。そろいの服だし。


陶磁器を飽きるほど見た後で、元院生さんのご家族との会食です。


彼が修了するときに、お母さまが式に出席されたいということで、ビザに必要な書類などを書いたのですが、ビザが間に合わず、数日遅れで来日され、その際、お目にかかることができなかったということで、今回、ぜひ、直接会ってお礼が言いたいといっていただけての食事会でした。





















↑北京ダックの中身だそうです。



茶柱が立ったので一枚撮影。匂いが強くないおいしいジャスミン茶でした。





とても豪華。

ご両親と、院生さんのご夫妻、息子さん、お姉さんと姪御さん、そして私。

とてもぜいたくな食事でした。

それにつけても、やっぱり言葉ができないとなあ。きっと、いろんなこと、それこそ、元院生さんが日本へ留学するときの心配事とか聞けたんだろうな。

今年は中国語、もう少し頑張ってみようか。


戦前の日本語教育について資料を読んでいると、朝鮮語、中国語、ロシア語はいるんだよなー。

と思いつつ、


おいしくいただきました。北京ダック、やっぱりおいしかったです。


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